Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一がカワウソのいる動物園と水族館を訪ねます。

市川カワウソ・NK-300稼働中!

[ Oriental small-clawed otters at Ichikawa Zoological & Botanical Garden. A new play equipment for the otters has been added recently. It draws out some of the otter's interesting behaviors. ]

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毎度おなじみ、市川市動植物園のカワウソ流し台。


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午後のひととき、ゴロゴロ少年隊。


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屋根の上でも寝ます。


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最初、3頭で寝てたのですが。


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最終的に強いのが残るようです。


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昼寝が終わって午後の運動タイム。


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そして、これが前回お知らせした通り、ゴールデンウイークに向けて設置された新流し台!


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このスペシャルな設備は内部コードで「NK-300」と呼ばれているようです。


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よっこらしょ。


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NK-300の特徴は、ご覧の通り、上にある既設のNK-200とのアクセスのために作り込まれた階段部分。とっても目立ちますね。


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この部分の構造は、みごとにコツメカワウソの習性(とにかく狭いところに前足を突っ込みまくる)を引き出してくれます。


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本来はエサを探す行動と言われていますが、どう見てもエサとは関係のなさそうな場所でも突っ込みまくるので、もはや生活の中での「楽しみ」としての行為のようになっているように思われます。カワウソが遊び好きであると言われるのは、このような行動からもうかがうことができます。


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うっかり指をはさんでも、塩ビだからケガをしにくいこともメリットですかね。


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NK-200から流れ落ちる水は、NK-300に落ちかかるようになっています。こんなふうに端にだれかいると、水流が変化するのはむしろお楽しみ要素。塩ビの柔軟な構造がいろいろと面白い効果を生み出します。


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水路幅が1.5倍になったNK-300では、このようにゆったりとカワウソが乗っています。


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水量も多いので、水路内の移動は泳ぐ感じになります(上部のNK-200では、水を押して歩く、みたいな面白い行動を引き出しているのと対照的です。カワウソの胴の太さに近い狭い水路の方が、遊び的な移動を誘発するわけです)。


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このように今回、太い水路が追加されたことで、水路幅の違いによってコツメカワウソの移動行動が違ってくることに意識が行くようになりました。

コツメカワウソの生息地の環境から考えると、透明度の高い深い水中をすいすい泳ぐ機会よりも、むしろ水深の浅い細い水路をばしゃばしゃと、半ば泳ぎ、半ば走り回るような機会の方が多いのではないだろうか、などと想像がふくらみます。


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となりの本体もみんな元気だ!


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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

Junichi Sato

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