Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

馬追運河水門

北海道シリーズ、続けます。
ちょっといままでに見たことないタイプの登場だ。

馬追運河水門。
Umaoi_Canal_FG2
Umaoi_Canal_FG1
写真をクリックすると、Panoramio上のわたしの写真に飛びます。

上の写真をクリック→Panoramioでもう一度クリックすると大きくなるます。

躯体はボロボロなんだけど、後で乗せたと思われる上屋がえらく凝った形状をしている。サイディング張りのエッジの立った小屋と、それをつなぐ半円筒形のスモークガラスの温室。この上屋だけはだまされたと思ってぜひ、大きくして見てみて!と思ったけどみなさん忙しいだろうから部分拡大しておきました。

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何とこの温室の部分は、単なる通路である。って言ったら身も蓋もないか。まあ一体型の上屋の中央部は動力伝達軸と配線しか通ってないと思うので、通路みたいなものであろう。しかしこのように盛大に透けて見えると、まるで何もないように見えるではないか。背の高い機器類は両脇の小屋の部分に押し込んであるのだろうか。

いや、そんなことはどうでもいい。それよりここに入ってみたい、と思った。いったいどんな空間なのか想像するだけでドキドキする。いっそここで一晩過してみたい。でも夏とか冬はイヤだ。

090824b

入口の庇もやたらと立派。こういう髪形、最近はすっかり見なくなりましたね。でもここまで自己主張が強いと、税金の無駄遣いじゃないかとかなんとか物言いがつきそうで、ちょっと心配である。

090824c

とにかく全体的に終っちゃった感100パーセントで、すでに躯体が崩落しはじめていているのだ。頭上注意とか呼びかけてる場合じゃないでしょ、なんとかしてよ!(と突っ込むだけなら誰でもできる)でもやっぱりこんな看板作る予算があるなら、応急補修ぐらいできるのではないか、と思うほどの立派な看板だ。

このボロさだと早晩の改築は免れないものと思うが、その時にはこのゴージャスなんだかやっちゃった系なんだかよくわからない、正面から見るとバルタン星人っぽい不思議な上屋も、もっとな簡素なものに置き換えられてしまうことだろう。


何だ、よく見りゃ自分と2歳違いじゃないか。しかし親近感が湧くというよりは、ひょっとするとわたしもも同じ程度にボロくなってるのではないか、と思って情けなくなった。

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竣功、が漢字で書けるキミが好きだ。

Trackback

犬嶋犬雄 | 2009年08月25日 15:35
えらくプリティな水門ですねぇ。ぜひ生でみたい!
jsato | 2009年08月25日 23:43
あのー、たぶん行くと(行かないと思いますが)がっかりしますよ。
本物はもっともっと残念な感じなんです。ぐすん。

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまですでに3刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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