Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

海遊館カワウソ・母ちゃんだけずるい

くにしげくんたちと別れて、海遊館へ向かいます。1日で2園館のかけもちはできればやりたくないのですが、こんなことになったのもぜんぶ台風のおかげです。

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着いたらもう暗かったぜ海遊館。

このうきゃうきゃしているのは、5月に日光浴で太巻きになってた子たちです。今年2月生まれのコウメの子たち。もう大きくなってお母さんといっしょに8階「日本の森」に出演しています(9月から。11月下旬にはふたたびあの元気のいい男子チームに交代しています)。


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コウメお母さんとやんちゃなこどもたち。こんなに大きくなりました☆


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5月にはこんな感じで太巻きになってましたね(この写真は既出です)。


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これはコハクかな。4頭中唯一のオスちゃんです。もうみんな鼻がピンクのままで大きくなってまして、笑っちゃいました。


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これはサンゴでしょうか? 横から撮ったらわかんないですな。


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本日最後のお食事タイムに、何とか間に合いました。あの凶暴な男子チームよりはだいぶおとなしいとはいえ、やはりにぎやか。


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ちょうだいちょうだいちょうだいちょうだい。


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お食事タイムのあと、ベテランのキーパーさんがコウメファミリーの様子を見に出ていらっしゃいました。すると・・・


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1頭がキーパーさんに飛び乗ったかと思うと、くるっと回ってふところに入り込んでしまいました。コウメお母さんです!


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「あ、母ちゃんだけそんなところ入っとる!」


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「母ちゃんずるいで!」「ずるい!」「ぴゃ!」

みんなで入りたそうですが、それは無理ってもんだ。


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「行くでー」

子どもたちは、まだまだコウメお母さんにくっついてぞろぞろ歩いているような感じです。


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コウメお母さん。もう8階は暗くて撮れないので7階に移動。洞窟の下の照明部分で待ち伏せします。


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シオンとサンゴ、かな? あんまり自信ないです。


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コウメは撮られ慣れてますね。

ところで11月下旬に交代した男子チーム(5月には6頭でしたが、リーダー格のおじさんがはじき出されて5頭になってます)ですが、展示したとたんに同居しているアユを食いまくってしまったそうです。相変わらずですね。「ばかファイブ」と呼ばれているそうですw。


【追記 2010.12.13】
間違えた。男子チームからはじき出されたのはおじさんではなくて、おにいちゃんでした。

【追記 2010.12.13 その2】
ばかファイブに入れなかったのは、やっぱりおじさん(イブキ)だそうです。

Trackback

カシワヤ | URL | 2010年12月11日 22:25
コンバンハ。

ホントにみな鼻がピンクだ〜!
これはカワウソ行脚に行かねば。
ちびっく | 2010年12月13日 01:34
おぉ〜名前が決まっていたのですね!
近くなのに行けなくて分かりませんでした。。。
(入館高いからw)

ところで、お父さんは誰なんでしょう??
オリーブ君かな?ナスビ君??
jsato@otterhaus | 2010年12月13日 09:16
>カシワヤさん
今行くと、ばかファイブですよw。それでもよければ。

>ちびっくさん
今行くと、ばかファイブです〜。
そういえば、お父さんが誰か公開されてないような・・・
jsato@otterhaus | 2010年12月13日 22:32
>ちびっくさん
フトマキーズのお父さんは、オリーブだそうですよ!
ちびっく | 2010年12月15日 01:59
お父さんはオリーブ君ですか!
貴重な情報ありがとうございます。

実は夜な夜なコツメの家系図作ったりしてます!
が、完成の見込みは全然ありませんw

また教えてくださいませ。

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Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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