Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

のとじまカワウソ・天カワ

[ NOTOJIMA AQUARIUM is located in the middle part of Noto Peninsula where sticks out at the Sea of Japan. They keep Oriental small-clawed otter and Sea otter. ]

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のとじま水族館に行ってみました。能登半島って東京からだとどえらく遠い感じがするけど、今は能登空港ってもんがあるんだわ。空港さえあれば、もうどこだろうと1時間ちょいだ。ただし能登空港からのとじままでは意外に遠かった。さらにのとじまから金沢に出るのもかなり時間がかかった。どんだけ広いのか能登半島。いや違った、どんだけ長いのか能登半島。


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この時期の能登は寒々しい。晴れてりゃいいんだろうけど、小雨などぱらついてると、もうほとんど気が滅入りそう。


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しかし、カワウソ展示場は室内で、ぬくぬくだ。ぬっくぬく。


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さっそくジャグリング中の個体に遭遇。


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あ、おまえはヨツバだな。実にムツキの兄弟、って顔しとるw。


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と思ったけど、激似、ってほどでもない。油壺のゴマほどは似てない。


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ぴゃっぴゃぴゃぴゃ〜♪


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レディース登場。レベッカ!


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キーパーさんの指示で「待て」中。

レベッカは丸顔でピンク鼻。なかなか愛嬌のあるお顔だね。


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だいたい13時30分ぐらいに昼のフィーディング(特に表示やアナウンスはありません。時間も前後するかもとのこと)。


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うまうま〜♪
ニジマスの切り身をいただきます。


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お昼も食べ終わってくつろぐヨツバ。何かにもたれかかってしっぽを前に投げ出す。このくつろぎ度の高さ、ムツキによく似ているような。これって海遊館の作法ですか?


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こっち見た!


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さて、のとじまのコツメ展示の特徴は、水を張ったアクリルブリッジ。まさに天空カワウソ。略して天カワ。


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ただし室内なので、空飛んでる感はいまひとつ。天井に空が描かれてはいるんだけどね。言わば「お座敷天カワ」かな。


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左の壁面から温泉みたいに水が流れ出し、アクリルブリッジを通してメインの展示スペースに流れ落ちるという「かけ流し」な構造。上下の空間をまたぐ長い木が設置されており、カワウソの走行路になっている。ブリッジを支える橋脚のようなシリンダーにも水が入っており、泳いで行けるようだ。しかしこの日は一度もそこまで行ってくれなかった。キーパーさんが夕方のフィーディング中。


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アラスカ生まれのラスカ(♀15歳)。あ、ラスカ!

のとじまにはラッコ様も3頭いるので、ぜひあいさつしておこう!

Trackback

カシワヤ | URL | 2011年11月10日 03:59
こんばんは。

のとじま良いなぁ。行きたいなぁ。
ところで和倉温泉は寄られました?
あそこにめちゃ旨い寿司屋がありますよ。
むろん地酒もグンバツ(死語
jsato@otterhaus | 2011年11月10日 23:10
和倉温泉、素通りw
そういう風情のある撮影旅行ができたらいいなあ・・・

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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