Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

市川カワウソ・砂場と遊具が復活!

[ Last week I wrote some anxieties about small-clawed otter's keeping environment at Ichikawa Zoological and Botanical Garden. Thankfully things are getting better. They considered the problems and began to fix some of them. ]

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1週間前に、少々残念な状況にあることをお知らせした市川市動植物園のコツメカワウソ放飼場。多くのみなさんのご心配がきっかけとなり、園が動いてくれた。詳細は先週のエントリをコメントごと見ていただければ。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 市川カワウソ・お願いがあります


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というわけけで、砂場が復活!


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砂場だ砂場だ。


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当てつけがましいほどの、この露骨な利用率の高さ。


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そんなに好きだったのね。


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そして、遊具も復活!謎の石。


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おお、謎の石!


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そこまで興奮して遊ばなくても。目がコワイぞ。


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うれしがりすぎ。目がなくなっとるぞ。


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欲張りもの!


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どんだけ反ってんだ。


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クチの中にまで石がw


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あらっ。


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しっか。


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よっ。


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はっ。


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石は隙間と組み合わせて遊びます。


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隙間に入れたり、出したりを繰り返す。そのうちがっちりはまり込んで取れなくなったりする。それと、実はすぐ飽きるんだw


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わざわざ取りにくいところに置いて、


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見せつけるように取ったりするのも好き。


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満足感が伝わってくるね。


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ひととおり大騒ぎをして、だんごを作って昼寝に入ってしまった。健康な飼育下コツメ集団の日中の行動パターンはだいたいこのようなもの。


先週感じられた殺伐した空気、ねじくれたテンションの高さが消えて、以前の安定した状態に戻ったように思われた。他に寝室内でも改善してくれたところがあるので、砂場と遊具を復活させた効果だけではないはずなのだけど、これほど劇的に良くなるとは驚きである。まだ全面解決じゃないけど。

迅速な対応をしてくれた市川市動植物園と担当のみなさまに、こんな場で何ですが取り急ぎお礼を申し上げます。多くの市川カワウソファンの心配を理解していただいて、ありがとう!


Trackback

kitto | 評価 5 | 2012年01月15日 00:21
こんなに嬉しそうな様子を見られて、こっちまで嬉しくなりました!
勇気を出して声をあげてくださった佐藤さん、そして迅速に対応して下さった市川市動植物園の皆様、本当にありがとうございます。
ムツキ家のこの歴史が、カワウソという生き物の魅力を広く伝えてくれたのではないかとも思います。
あみ | URL | 2012年01月15日 01:43
よかったー!砂場で遊ぶ様子本当楽しそうですね!
幸せそうな姿見ること出来て嬉しいです。
これからますます楽しく元気に暮らせますように。
ゆかりん | 2012年01月15日 02:34
影ながら気にしておりました。
うれしくてはじめてのコメントさせていただきました(´;ω;`)
ほんとによかった!幸せそうなカワウソたちを見るとこちらまで幸せな気分になりますな★
kop | 2012年01月15日 04:28
表情も行動も、前回のポストと比較して、全っ然、違いますね!
昼寝をしたというのも嬉しくなりました。
なんといいますか、、動物園=動物のプロと思って安心して見ていた自分です。
もちろんそれはそれで正しいことですが、見に行く方も、ただ動物の表面を見て「居た」「かわいい」「動いてる」だけじゃなく、観察眼を持って、動物園と一緒に動物を育てる(見守る?)というような意識を持ってもいいんだなぁと気づかされた次第です。
chaco | URL | 2012年01月15日 11:53
詳細なうれしいご報告ありがとうございます。
早急にご対応くださった市川市動植物園の方々にも、
心からの感謝をお伝えしたいです。

みんな楽しそうにみえますね!
本当に、安心しました…
会いにいかなくちゃ!
棲処 | URL | 2012年01月15日 13:48
佐藤さん、こんにちは。
動物のことは、まだまだ詳しくないので、心配ながらも見守らさせて頂いていました。
今回のブログで、本当に嬉しそうなカワウソたちを見て、自分も嬉しくなりました。
動物園写真も彼らを守る手段になることがあるんですね。
迅速に対応していただいた、市川市動植物園の体制も素晴らしいです。
何十年も昔に1度行ったきりですが、今度撮りに行こうと思います。
・・・・・
ZOOフェスタではお世話になりました。
先月よりブログを開設(http://sumikaweb.exblog.jp/)し、お気に入りに登録させていただきました。
これからも、カワウソたちの写真、楽しみにしています。
はまうそ | 2012年01月15日 16:52
お疲れさまです。
2枚目の写真が最高!で、傑作、そして爆笑ですね。
初めは砂場に目がいったのですが、実はなにげに手前に謎の石をお持ちのかたがドヤ顔でいらっしゃる。
もうタマリマセン。恐れ入りました。
jsato@otterhaus | 2012年01月15日 18:00
>kittoさん
カワウソを特別扱いしろ、っていうわけではないのですが、ちょっと他の動物とは違った環境への反応の仕方をするので注意しなきゃということを、再認識したような気がします。

>あみさん
そうですね。考えてみるとこんなに遊びまくる動物も他にいないですよね。

>ゆかりんさん
わざわざコメントをありがとうございます。ほんとに幸せなのかどうかは本人たちに聞いてみないとわかりませんが、少なくとも楽しく遊んでいる姿を見ることは、こちらもポジティブな気持ちになれます。

>kopさん
おっしゃる通りです。お客さんももっとじっくり動物を見るべき。この点において、大人は子どもに完全に負けていると思ってます。動物を記号として見ないで、得体の知れないものとしてじっくり観察することが大切。でもなかなか難しいですけどね。

>chacoさん
ぜひぜひぜひ、会いに行ってあげてください!それが一番です!

>棲処さん
いらっしゃい!動物園で写真を撮るわれわれは、動物園側や一般のお客さんからすると単なる邪魔な人だと思いますよ、やっぱりw。でも「目」は必要だと思ってます。言葉を発せずとも、動物を意識して見続ける多数の目があることで、何かは違ってくるはず。ぜひ市川にも行ってみてください。
それとブログの写真、かっこいいですね。千葉のポンタファミリーとカラスのやつが特にいいですねえ。

>はまうそさん
どうもです^^
あの方々がお笑いやってられるってことは、環境が戻ったってことなんですよね。
つまき♪ | 2012年01月15日 18:02
皆さんの想いと奮闘、それに応えた園(なかなかあることじゃないですよ〜)、そして嬉々としているカワウソさんたち・・・
ただただ、感謝感激感動です♪
U | 評価 5 | 2012年01月15日 18:06
声無き小さな者達になり代わり、勇気を持って声をあげていただきまして、誠にありがとうございました。
また、誤りを認め、市民の声に即座に応える園側の柔軟な姿勢も評価に値すると思います。
何よりムッちゃん達が、再び天使のような輝きを取り戻してくれた姿に涙がでます。
キーパーの水品さんはお辞めになられたのでしょうか?
頻繁に通っていたにもかかわらず、震災や諸事情もあり、一年ほど足が遠退いてしまっていましたので、こちらの記事を拝見するまで、状況を知りませんでした。
園側には、今は亡きマリーちゃんの事を思い出し、今後も主役たる動物達のQOL向上に努め続けてもらいたいと心から願います。
kotsu_kotsume | URL | 評価 5 | 2012年01月15日 23:20
砂場の復活と謎の石の復活

ムツキ一家のはしゃぎっぷりが伝わりますね。

年が明けて市川へ行ってないので、スケジュール調整して早く行かないと行けないですね
ちびっく | 評価 5 | 2012年01月16日 02:23
こんばんは。
カワウソと碧い石。初めて見る組み合わせで新鮮です。砂場とか石で変わるものなんですね!

ところで、結局キーパーさんの考えはどうだったのか...
砂場を塞いだのは水の濁りを減らす為とか...どのような考えで今回の仕様に至ったのかがとても気になります。
yk | URL | 2012年01月16日 08:49
先日のブログの後、心配していましたが、
安心しました。

関係者の皆様ありがとうございました!

施設整備はまだこれからとのことですが
期待したいです!

どうせなら隣のスペースとの間のコンクリートの壁も撤去して一体化して欲しいのですが、
キーパーさんの話によると、ムツキはビビるらしいので、穴を3箇所くらい空けるだけでも面白い
と思います。

ところで昨年産まれたチビ達の名前は付いたのでしょうか?
jsato@otterhaus | 2012年01月16日 10:06
>つまき♪さん
これをいつもやってらっしゃるつまき♪さんはすごいなあ、と思いました。

>Uさん
コメントありがとうございます。ぜひまたムッちゃんちに行ってあげてください。マリーちゃんのときに改善に尽力された水品さんですが、実は現在、カワウソの主担当を外れていらっしゃるのです。

>kotsu_kotsumeさん
ぜひ、お願いします。ムッちゃんちは冬でも陽当たりがいいので、晴れてればそれほど寒くありませんよ。

>ちびっくさん
まあそういうことのようです。それと寝室内のことなので直接確認できたわけではないのですが、ドンゴロスを入れてくれてなかった、というのがもっと致命的だったです。園が示してくれた改善ポイントの4番(前回のエントリのコメント参照)にあるように、赤外線ライト等を含めて再設置してもらえるようです。

>ykさん
気にかけていただいてありがとうございます。ご指摘の、隣の旧カナダカワウソ放飼場との間の穴開け工事ですが、残念ながら今年度は見送られたようです。それと去年生まれののちびたちには、まだ名前がないままなんです。
カシワヤ | URL | 評価 4 | 2012年01月16日 16:21
先生こんにちは。

今回の件は問題提起してからの初動の早さ、市および動植物園側の対応の早さで、
とても良い方向へ向けられたのが嬉しく思う反面。
誰もがこのくらいならまだ大丈夫かな?と思いつつ、
徐々に変化するなかでたまったストレス発散症状を未然に防げなかったのか?
コチトラがカワウソに傾倒していった中で、何が出来て何処までが境界だったのか?
いろいろ考えさせられました。(考え過ぎかな?)

無論今回の件で尽力して下さった方々には感謝の言葉もありません。
環境改善は始まったばかりですし、良くも悪くも生き物は変化に敏感ですから、
出来れば傍観者では無い何者かの立場で見守っていきたいと思います。

それから去年生まれのチビが名無しのままの件、
コチトラこっそり仮称を決めているのですが個人的なブログの範疇なら
呼んでやってもいいですよね?(笑
jsato@otterhaus | 2012年01月16日 22:52
>カシワヤさん
カワウソに好きに名前付けちゃいけない、という法律はないので、どんどん呼んでみてはいかがでしょう?
ぴったりな名前だったらきっと定着するでしょう!
マキ | 2012年01月17日 01:19
みんなが楽しそうでホッとしました。
意外・・・と言ったら失礼かもしれませんが
迅速な対応をして下さった市川市動植物園の皆様に
心から感謝します。ありがとうございました。
りお | 2012年01月20日 14:42
元気に遊んでますね。
これは撮るのも楽しそう(^^)
とりあえずホッとしました。
jsato@otterhaus | 2012年01月20日 18:32
>マキさん
これからもみんなで市川市動植物園を応援?しましょう。

>りおさん
カワウソたちがあまりに現金な変化をしてくれたので、わたしはちょっと気が抜けてしまいました。

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Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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