Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

長崎カワウソ・2年は長かった・・・

[ Oriental small-clawed otters at Nagasaki Bio Park. This exhibit is known as large and similar to natural habitat of otter. ]

120409_01
長崎バイオパークのコツメカワウソ。アルジュナくん。3月下旬に訪ねました。



何しろ、その前にバイオパークに行ったのが2年前。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | ラブラブ・カワウソ

人間のタイムスケールだと2年はまあ、そんなに長い時間ではないですが、カワウソスケールで2年というのはけっこう長い。この2年間で長崎バイオのカワウソには、実にいろんなことがありました。



いちばん悲しいのは、先日ツイートした通り、ゲモックが亡くなってたこと。今年の1月のことだそうです。昨年末、まだ健在だったゲモックの最後の姿をkittoさんが撮ってくれてます。

あにまるカメラ:大晦日の獺納め

ダイエットしたゲモックの姿を見ることはかないませんでした。それに輪をかけて悲しくなるのは、パートナーのナオコも昨年の後半に死んでしまったことです。うーん、ダメージが大きすぎる。



悲しんでばかりもいられんので、よかったことも挙げときます。もともと10頭という話だったのが、2008年には4頭しか来なかったコツメカワウソですが、昨年さらに4頭、マラッカ動物園からやって来ました。そのうち現在バイオパークで展示されているのがアルジュナ♂とシティ♀です。ママット♂は先日、南知多ビーチランドへ移動、もう1頭のメスも某所へ移動済みです。


120409_02
ということで、現在の「シャボテンロックガーデン」のカワウソ展示場はこんな感じ。左がアルジュナで、右がナンとシティ。kittoさんのレポートにある「アライグマとレッサーパンダの丘」の分家展示はなくなってました。ではウチョップはどこに行ったのかというと、現在バックヤード暮らしです(元気そうな声が聞こえました)。

というわけでいろいろありましたが、わたしが初めて行った当時の、オス1頭+メス2頭、という基本フォーメーションに戻ったような次第。このフォーメーションが実際に繁殖に有利なのかどうかは、何とも言えない感じなんですけどね。


120409_03
ナン。確かに強い女になってるw


120409_04
シティ。すっかりナンの手下。


120409_05
この2頭に対峙するのがアルジュナで、明らかに弱っちい。


120409_06
負けるなアルジュナ!


120409_07
ま、基本的にみんなで仲良くやってるようでしたが。


120409_08
このお姉さまたちが強すぎるんだよね。


120409_09
バックヤード方向から物音が。


120409_10
あ、キーパーさん来た! 11時から公開フィーディングです。


120409_11
ごはんちょ〜だ〜い!


120409_12
もらった!

アジは3枚下ろしになってました。ゲモックの死因が消化管のつまりだったらしく、原因がはっきりしないうちは、念のため極力食べやすくして与えることにして、しばらく様子をみているとのこと。


120409_13
ナンがキーパーさんがアジを投げるのを待ちかまえています。


120409_14
何やってんの!はやくちょうだい!


120409_15
んもうっ!


120409_16
ただでさえまん丸なナンの目ですが、こんなときは10パーセント増しのワイドオープン。とんでもない超絶目ぢから!


120409_17
同じポーズをシティがしても、こんなもんです。ナンの迫力はすごい。


120409_18
うまうまシティ。


120409_19
アルジュナくんはマイペースですな。アジよりペレットの方が好きみたいだし。


つづく。


Trackback

Comment

犬嶋犬雄 | 評価 5 | 2012年04月10日 02:14
やはり動物と人間とは年月の経過が違うだけに哀しいお別れもありますねぇ。
ナンがアジを欲しがってる写真が可愛いですw
jsato@otterhaus | 2012年04月11日 02:25
>犬嶋犬雄さん
そうなんです。いつも「これが最後かも」と思って撮らないといけない。ほんとはそんなふうに思いたくないけど、また会えると思いたいのだけど、結局あれっきり、ということがけっこう多い。。。

ナンはとんでもなく長生きしそうな気がしますw
つまき♪ | 評価 5 | 2012年04月11日 23:01
目ヂカラすごっ!♪
そしておうちもなかなか素敵そうですね^^
jsato@otterhaus | 2012年04月12日 22:14
>つまき♪さん
落っこちそうな目なんですよ。2年前より目ぢから5割り増し!になっています。放飼場もかなり広いです。面積的には、ツメナシカワウソ入れたって狭さを感じないぐらい広いと思います。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまですでに3刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

佐藤淳一リアルタイム
最新の写真は flickr | Otterhaus で公開中。たまにカワウソも。

Created with flickr badge.




コメントありがとうございます。
すべてにリプライできなくてごめんなさい ↓

最新コメント
動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、意外にハマります。すでに4巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


新版 電脳の教室
新版 電脳の教室
こういうのもあります


  • ライブドアブログ
Das Otterhaus 【カワウソ舎】