Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

真夏の鉄塔ツアー

暦の上では秋だが、月の運行に基づいたオールドな暦で太陽によってもたらされる季節を計ろうとすること自体、間違っていないか。

誰が何といっても今日は真夏だった。
真夏に鉄塔。長谷川さん主催のツアー「鉄塔ウォーク」にまぜてもらった。

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暑かった。つくづくかっこいい。基本的にこのような構造には理由なく惹きつけられる。

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暑かった。千歳変電所はほとんどの線が手前で地下に引き込まれるため、「変電所変電所した変電所」になってないということがわかった。なんかずるいぞ。変電所に見えない変電所って、ちょっと残念な感じがする。

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暑かった。しかしまあよくいろんな形の鉄塔を並べたものである。

しつこく暑かった暑かったと書いているのは、そう書かないと「青空に鉄塔」という絵は涼しげに見えるからである。

長谷川さん、暑い中ご案内どうもありがとう!
  • Posted by jsato
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最低橋、茂森橋!

昨日はパドル提督のお伴で、江東内部河川の水路探索に出かけた。なぜまたこんなド真夏に好き好んでそんなところに?というと、昨日はぐーっと潮位が下る日と日曜日がブチ当たった、めでたくもレアな日だったからである。

水位が下ると何でめでたいのか? それは水位が高い時には通れないような、ケタが思いっきり低い、古い橋の下を通過できるからなのだという。ふーむ。

普段くぐれない橋をくぐったりするのは面白いだろうなあ、ぐらいのいい加減な気持ちで、3週間ぶりにふたたびパドル提督の愛艇に乗せていただくことになったのだが、結論から先に言うと、それは想像を絶するデンジャラスでアドベンチャーな行為なのであった。

今回の超目玉、茂森橋。またの名を最低橋(笑)。

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こうやって見ると、何の変哲もない古い橋だが、桁下がAP(荒川水系基準水位)+2.3メートルしかない。数字で言われてもわたしをふくめてピンと来ない人の方が多いと思うけど、この数字は「暴力的なまでに低い」ということを表しているので、ぜひ記憶しておきたい。

で、とにかく通過だ。

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おおおおおおおおおおおお〜。

当然のことながら、われわれはボートの上で立ち上がってなどいない。しゃがんでボートの風防に隠れたり、伏せたりリンボーダンスみたいな姿勢をとったりしたまま前に進んでいるのだ。背筋を伸ばして座っているだけで、間違いなく橋桁に頭をぶつけるぐらい低い。古い橋の裏はリベットだらけで、うっかりすると頭皮をこすりとられそうで、とてもおそろしい。

この感じ、何かに似てるなあと思った。戦争映画で伏せてジープを運転しながら、敵弾の中に突っ込むシーンなどがよくあるが、まさにあの状態である。デンジャラスで危険な香りがする、大人の男の遊びである。まさかこの年になって、江東区の大横川の橋の下で男の遊びをすることになるなんて、思ってもみなかったです。

通過後、振り返って最低橋、茂森橋を眺める。

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うん、確かに絶望的なまでに、低い。

自転車のおっちゃんが平和な顔して橋を渡っているが、先ほどまでこの橋の下では壮絶な男の遊びが繰り広げられていたことなど知る由もなかろう。

ここが茂森橋。


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パドル提督はこの茂森橋だけじゃなく、いろいろとアトラクション満載であちこちまわってくれたのだけど、詳細は提督の詳細な航行記にゆだねることにしたい。速報屋のわたしからは、最低橋との対比で、全く反対の雰囲気の水路空間をご紹介するにとどめます。

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ほーら、いいでしょ!
ここをずーっと進むのだよ。

これは竪川。あの竪川水門のある竪川ね。いま首都高7号小松川線を両国JCT方向へ走っている(まさにその下にいる)と思っていただきたい。首都高の高架橋の下を、一般道の橋が交差している、その下の水路を走り抜けるという、何たるパラダイスな空間か。

JCTに向かって高さを稼ぐ首都高が屋根になっているので、ヘッドクリアランスが十分にある。その割に両側の建物が低いため、たぐい稀なる「明るい高架下水路」ができあがっているのだそうだ。特に夏は日差しを避けて航行できるので、きわめて快適な空間なのであった。

せっかくのパラダイス空間だが、実際の水路利用はちょっと行儀が悪く、小汚い印象。こりゃもったいないね。外人観光客向け(別に外人でなくてもいいが、日本人は「首都高の高架の下なんて」みたいなバイアスがかかっているので)にここをボートで走るツアーとかやったら、かなりウケるんじゃないか、などと勝手なことを考えた。

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ここ、いい!
ツタなんかも勝手にからまっちゃってて、なかなかラブリーなポイントだ。


【追記】
パドルさんの航行記(というか戦闘詳報)が始まったよ。
http://suiro.blog27.fc2.com/blog-entry-278.html

【追記2】
いよいよ接近、茂森橋!
http://suiro.blog27.fc2.com/blog-entry-282.html

【訂正】
茂森橋の桁下の高さをこっそり訂正しました。

  • Posted by jsato
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カワッピーその2

mixiでドボク系の注意看板コミュ(ドボク美術部)というのをやってたのだけど、ちょくちょくドボク系のゆるキャラが登場するのはみなさんご存知の通りだ。しかしゆるキャラは必ずしも注意喚起のためだけに登場するわけではなくて、特に意味なく、単に出たいから出ていることも多い。ドボク美術部としては、そのベクトルが違うので何となく扱いに窮していた。

ということで、ドボク美術部とは別に、ドボクゆるキャラに焦点を当てて喜びたいので、新コミュニティをはじめました。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=4469186

[昨晩、上の宣伝をしたかったのに、すっかり忘れて下の話題を書いてそのまま寝てしまったよ。以上、追記です]

さて、

砂川遊水地の立体カワッピーだが、ひょっとして、と思ったらやっぱり航空写真に写ってた。たぶんこれに間違いない。


大きな地図で見る

写ってる方も写ってる方だが、それをこんなやって騒ぎ立てる方もどうかしているようにも思う。

もう1か所のは、たぶんこれ。まだ木が茂ってない頃の写真なので、むき出しカワッピーだ。


大きな地図で見る

スパイ衛星などであれば、もっとはっきり見えるのに。タダでみれる航空写真ではこの程度、ケシ粒みたいな姿で残念である。

さて、水門プロの神保さんによると、天塩川にはカヌーに乗った立体カワッピーがいるらしい。



おお素晴らしい。このまま実際に天塩川に漕ぎ出してみないか。>カワッピー

ちなみにメーカーはこちら様とのこと。
株式会社サンキキへようこそ

カワッピー専門メーカーというわけではないが、今のところたまたまそうなのであって、立体カワッピーで当たれば今後はそういう道もあってよいのではないか。

肝心の設置場所だが、天塩大橋のたもとのあたりとの情報を教えていただいた。って言われても行ったことないが。いや待て、学生の頃にオートバイで通ったぞそこは。しかし当時はカワッピーはいなかったので、そんなの何の関係もないのだった。
↓このへん。


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ぜんぜんわからんな〜。いったいGoogleは、どういう基準で航空写真の解像度を上げ下げしているのか。

  • Posted by jsato
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おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまですでに3刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

佐藤淳一リアルタイム
最新の写真は flickr | Otterhaus で公開中。たまにカワウソも。

Created with flickr badge.
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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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かわうそ店長、とってもハマります。すでに6巻まで出てるよ。

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世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


新版 電脳の教室
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