Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

茂森橋T&トレーナー

ShigemoriT

バドンさんが作りましたとも。

オファーが少ないと流れるので、みなさん買ってください。数あるマニアパレルの作品の中でも、超一級のレア・アイテムになるのは確実。きっと将来、良い値がつきます。

投資だと思って、ぜひ1枚!
  • Posted by jsato
  • TB(0)
  • 20:31 | Edit

よみがえれ小松川閘門

全国一千人ぐらいの水門ファンみなさん、こんばんは。
これが何だか覚えてますよね?

091014a

そう、小松川閘門の遺構だ。今は荒川スーパー堤防に砂蒸し風呂状態で埋まっている。70年代前半だったかに廃止になったときに、二つあるゲートの片側だけが保存されたのだが、その方法がほとんど思いつきレベルで、常人には到底理解不能なのだった。

いいのかそんな中途半端な保存で!とか思うが、全部壊して何もなくなっちゃうよりはかなりマシだろうというような、大人の感想を持ったりもする。まあ残っているだけマシだなたしかに。

さて、その小松川閘門が、70年代の特撮ヒーローもの『超神ビビューン』のオープニング映像で使われていることは以前書いた。

小松川閘門と超神ビビューン

実はこういうものが好きな人が東京スポーツ方面にいらっしゃって、ときおり水門情報をいただくのでとても感謝している。

今回、またしてもその東スポの古川さん(ドボ珍の生みの親)から特ダネをいただいたのでご紹介したい。本当の特ダネだったら紙面で使うはずだから、こういうのは特ダネとは言わないと思う。じゃあ何だ。割れせんべい、とか割れマロングラッセ、みたいなものだろうか。そういうお得なブロークンお菓子は好きだ。

いや、そんなのはどうでもいい。とにかく、何か文句ある人はまずこの映像を見てから文句言ってほしい。



どうですか。わたしは言葉が出ません。

あの小松川閘門が、普通に「ある」じゃないですかこれはいったいなんですか。

ビビューンも戦闘員も、少なくとも戦っている場合ではないだろう。キミたちの後ろにある小松川閘門はもうすぐなくなるんだぞ。見栄なんか切ってないでもっとよく見ろよ。その時空にいられることを少しはありがたいと思えよ。


われわれ日本人は、発掘の基本をはき違えていないだろうか。高松塚古墳とかエジプトのピラミッドとか発掘してないで、小松川閘門発掘しろよ、と言いたい。




【追記】
ビビューンの背景は小松川閘門ではなく、荒川対岸の船堀閘門ではないのか、という説が浮上している。何だか学術論争っぽくなってきた感じでかっこいい。と一瞬思ったけど単にわたしが早合点してただけか。いずれにせよ小松川閘門は発掘したほうがいい。どうせなら発掘したものを「型取り」して増やし、小松川も船堀もおしなべて復元してみるという手もあるな。
  • Posted by jsato
  • TB(1)
  • 22:39 | Edit

誰も行かないような石狩川の頭首工めぐり4

石狩川愛別頭首工の5キロ上流には、愛別頭首工があって、そのまた4キロ上流には中愛別頭首工がある。ところでこの話、ついて来れてる人はいるのだろうか。自分でもそろそろ潮時かとは思っているのだが、あともうひとつ、あともうひとつと思いながらここまで来てしまった。わかっちゃいるけどやめられない。人間心理のなかなか深いところを執拗に突いて来るのか石狩川の頭首工。ついに感動の最終回。

実はこのまま石狩川を遡って行くと、最後には大雪ダムが現れることになっている。しかしこのように川の中途半端なところをうろうろしていると、ダムってずーと上流のほとんど天国みたいな位置に鎮座してて、ありがたくもそこからはるばる水が流れてきて、それであらゆる人間の営みが回りはじめる、みたいな気分になってくる。だからダムめぐりをしている人たちって、天国めぐりをしているようなものであって、うらやましい。その一方で俗世の泥にまみれて頭首工めぐりをしている自分は何だか情けない人みたいだ。こういうのをカルマって言うのだろうか。前世の所業が今世の萌え対象を決定するのだ。前世でいったい何をやっていたのか自分。

・・・

何でこんなところで前世など気にしているかというと、雨の降る中、道に迷っているからである。さっきからひとり堤防上を走っていた、と思ってください。

090921a
写真で見ると北海道の素敵な道。


すると、この素敵な道は突然、消えてなくなります。


090921b

河川の堤防が、どうして鉄道線路にぶつかって終わりになるのか、全く理解できないんだけど、とにかくそうなってる。当然、先には進めない。正式な道ではないから何があっても文句は言えない。Your own riskというやつだ。さすがは北海道、やることがアメリカっぽい。アメリカ行ったことないけど。


ものすごく迂回してまた石狩川に接近し・・・

090921c

ふたたび堤防を見つけて走る。石狩川でも「いしかりがわ」でもなくて「いしかり川」なんだけど。こまけえこたぁいいんだよ、なのか。

090921d
見つめているとゲシュタルト崩壊を起こしそう。


見てのとおり堤防上は未舗装だが、下の河川敷には舗装された立派な自転車専用道がある。もちろん誰も走ってはいない。いろいろと謎が多い土地柄だ。

090921e


このあたりで、ついに水のざーざー音を聞きつける。水がざーざー言っているということは、堰があるということである。めざす愛別頭首工に違いない。頭首工へのアプローチの小道らしきものを見つけたが、草と潅木が深すぎて入り込めない。いよいよ本気でクマ危険地帯なので、軽々しく突破するわけにもいくまい。

よーく地図を見ると、愛別頭首工と石北本線の鉄橋が並行していることに気がついた。よくぞこの位置に鉄橋を架けておいてくれたもんだ。というわけでやっと姿を見ることができた。愛別頭首工へお越しの際は、車より石北本線の方が便利と思う(ただし、付近に駅はない)。



愛別頭首工。
Aibetsu_HW2
Aibetsu_HW1
写真をクリックすると、Panoramio上のわたしの写真に飛びます。

写真クリックでPanoramioに行きます。大きな写真と位置情報あり。


続いて4キロ上流の次の中愛別頭首工を探す。こちらも負けず劣らず分かりにくいところにあるが、農家の私道みたいな道を通って順調にアプローチを続けていたところ・・・

090921f
何かいる。

090921g
もちろん野生。オレの次は黒くて丸いやつだ。


この先、何とかざーざー音のするポイントまでは何とか行けたものの、よいよブッシュが深くてどうやっても姿を拝むことができなかった。残念である。天気も悪いしもう夕方だし、今回はここで引き返すことにする。ゴールの大雪ダムなんか、ここからまだ45キロも遡らなければいけない。大雪ダム、天国なみに遠いぞと思った。


ここまで来た記念に、付近の北電の鉄塔でも撮っておく。

090921h
昭和64年3月て・・・
  • Posted by jsato
  • TB(0)
  • 11:04 | Edit

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまですでに3刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

佐藤淳一リアルタイム
最新の写真は flickr | Otterhaus で公開中。たまにカワウソも。

Created with flickr badge.
動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

 Biography + Bibliography
(展覧会と各種掲載リスト)


 Floodgates

 Twitter : otterhaus
 Facebook : otterhaus
 Tumblr : otterhaus
 Tumblr : otterhausanbau
 Flickr : Otterhaus

 メールはこちら

* 依然として記事の内容に無関係なスパム的書き込みが多いため、各記事に対する新規コメントは現在、受け付けておりません。ご連絡は上のメールフォームから、公開ツッコミなどはFacebook、Twitterをご利用いただければ幸いです。


キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、意外にハマります。すでに4巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


新版 電脳の教室
新版 電脳の教室
こういうのもあります


  • ライブドアブログ
Das Otterhaus 【カワウソ舎】