Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

ドルトムント動物園・再訪その1

[ Had been three years since I visited Zoo Dortmund. Fortunately, I could revist there this summer and meet some Giant otters again. ]

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3年ぶりのドルトムント動物園。まずはコツメがごあいさつ。


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で、ここからはずっとオオカワウソ!


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日曜の午後なので、


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お客さんいっぱいですね。


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だらだらしています。


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ちょっと泳ぐか。


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んで、またちょっと休憩。


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つくづくすてきな動物、オオカワウソ。


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ドルトムント動物園のカワウソ展示については、3年前にやや詳しく書いたので、気になる方はこちらの過去記事 ↓ を参考にどうぞ。今回、施設面では大きな変化はなかったです。

世界最大のカワウソ2・ドルトムント動物園
世界最大のカワウソ2・ドルトムント動物園その2
世界最大のカワウソ2・ドルトムント動物園その3


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ん?


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何やら気になるものが?


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気になる気になる気になる


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それそれ〜!


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それほすい・・・


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見せて見せて見せて


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あっち行った!


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そっちだ!ピギャ〜っ!


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いつのまにか全員参加w


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そんなに気になるのか。


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プギャーピギャー!(オオカワウソはとってもうるさいです)


しっかりお客さんに遊んでもらってました。


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またちょっと休憩。


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腹へったかも。


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クネクネゴロゴロしてみる。


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ごはんが待ち遠しい。


つづきます。



  • Posted by jsato
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アンゴラキリン・ドルトムント動物園

[ Angolan Giraffe at Zoo Dortmund. I met this sub species first time then. And the giraffe house was so beautiful. It was light and clean and even had a house cat for eliminating mice or rats. ]

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ドルトムント動物園のキリンは、アンゴラキリン!


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アンゴラキリンって、どんなキリン?





ロスチャイルドのときにもお世話になったhotallさん訳のキリン資料によると、

「色はやや明るく(smoky)、大きく不規則な切れ込みのある模様が脚の下まで続いている」

とあります。言っちゃあ何ですが、ちょっと模様のボケて見えるキリンですかねえ。


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べー! ボケ模様で悪かったね!


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顔や足は白くなく、全体として同じトーンです。


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Giraffa camelopardalis angolensis


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模様のアップです。


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仲よく固まってますが、実は雨降ってるんです。つまりみんなで雨宿り中。


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ちょっと目が小さい気もしますが、個体差でしょうか。


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あ、あんなところで雨宿りしてる。


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はよ入れとくれい!


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キリンたちには気の毒ですが、収容時間にはまだ間があります。キリン舎に潜入してみましょう。

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ライプツィヒで見たのと同じように、ここも天井全面から広く採光しています。


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こんな構造。とっても明るいです。


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ドルトムント名物、イラスト解説パネル。ちょっと素朴な感じのイラストがいい雰囲気。


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こんなところに愛称パネルが。キーパーさんの愛を感じます。


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ん? わらの中に黒いものが?


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黒ネコ!


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ちゃんとネコの解説パネル(Hauskatze=イエネコ)までありました。Hexeちゃんはネズミ捕り係として仕事をしているネコなのだった。


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キリン舎に同居しているのはイエローマングース。ドイツ語名だとキツネマングース(Fuchsmanguste)になるようです。


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すりすり・・・


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わーい♪
雨が小降りになると動き出します。


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こちらはおとなりさん。ローンアンテロープ。


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うん、この絵はなかなかいいぞ。


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前回、ドルトムントは南米産動物が充実していると書きましたが、時間の都合で残念ながらフォローしきれませんでした。アルマジロなんかムツオビ、ココノオビ、ケナガの3種類が比較展示ですぜ! でも時間なくて撮れてない・・・

お詫びのしるしに、メガテリウムをご覧いただいて締めとします。


  • Posted by jsato
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世界最大のカワウソ2・ドルトムント動物園その3

[ Giant otters and Oriental small-clawed otters are living together under the same roof of the OTTERHAUS at Zoo Dortmund. Dear readers, maybe your eyes have got used to the bigness of Giant otter. So let's take a little look of Oriental small-clawed otter here. ]

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今日もまた、ドルトムント動物園のオオカワウソ。


みなさん、すでにオオカワウソに目が慣れてしまったのではないですか?


こうもたてつづけにオオカワウソが登場すると、はじめのころの驚きがだんだん色あせてしまって、




「何だ、またオオカワウソか」




みたいな気分になってしまっているのではないですか?


そんなみなさんのために、このへんで、




コツメカワウソタイム!




前に書いたように、オッターハウスではオオカワウソとコツメカワウソがひとつ屋根の下で暮らしています。

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オッターハウスの庭みたいな屋外放飼場のプールで、コツメファミリーがなにやらごそごそ。


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洗濯? んなわけないです。

よく見ると、白い毛皮状のもの(目が付いています!)を水から引き上げていました。



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その毛皮状のものをオッターハウスへ引っぱりこんで遊んでいます。いや、食べています!


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でもやっぱり、遊んでいるんでしょうかね。

この白い大ネズミのようなもの。正式なエサなのかどうか、はっきりしませんでしたが、ちょっとびっくり。


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もとロープだったようなもので、綱引きをしてます。


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んぎ〜っ


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↑まだネズミで遊んでますね。


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ここのコツメたちも実にコツメっぽく暮らしていますが、お客さんは対面にいるオオカワウソに目を奪われるので、あんまり見てもらえてない感じです。


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ぼくたちも見てね〜!



・・・




目がコツメになったところで、ふたたびオオカワウソ屋外放飼場へ戻りましょう。

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かっこいいオオカワウソポスター。写り込み御免。

「ドルトムント動物園はフランクフルト動物学協会のペルーのオオカワウソプロジェクトを支援しています」

あちこちで見かけるゴリラマークのフランクフルト動物学協会(Zoologische Gesellschaft Frankfurt)ですが、実はオオカワウソのプロジェクトもやってるのですね。

Zoologische Gesellschaft Frankfurt- Rainforest Protection in the Eastern Andes, Peru

日本から考えると南米ってむちゃくちゃ遠いですが、ヨーロッパから見ると大西洋をひとっ飛びで、割りとすぐに南米なんですね。考えてみるとアフリカも近いよね。そして動物学協会が先導して、生息地保全プロジェクトをガンガンやってる、っていうのは、やっぱりすごいことだと思います。

あ、ドルトムント動物園のマークにも注目。そうです。子連れオオアリクイです。ドルトムントは南米産動物のコレクションが充実しているのです。


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すでに5時を過ぎていますが、雨が上がってちょっと明るさが戻ってきました。


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屋外放飼場の一番奥にはたっぷりした砂場があります。お察しのとおり、ここはみんなのおトイレ。そしてオオカワウソはフンをするときに、他のカワウソ種ほどにはしっぽを高く上げないようです。その話はまたいずれ。


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かっこいい!


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力強いプカプカ泳ぎ!


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ときにはこんな表情も。


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ん?


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しゃわしゃわしゃわしゃわ・・・


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どたどたばたばた・・・


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何かと思ったら、夕方のごはんタイムでした。


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必ず安全なところまで運んでから、


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ゆっくり食べます。


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うまうま♪


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食後のくつろぎ。真ん中がおおちび?


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もっと食べたい。


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食後の運動!



こんな感じでドルトムント動物園のカワウソは終わりです。次はアンゴラキリン!

  • Posted by jsato
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  • 22:31 | Edit

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

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酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

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世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


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