Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

ブライドープ動物園・その4

[ The final article of Diergaarde Blijdorp. Enjoy giraffe's dinner and their elaborate house! And finally, met Eurasian otter which is not appeared on the zoo's map. ]

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ブライドープ動物園、最終回です。


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夕方になって、爆発タマネギ型のキリン舎にキリンたちが戻ってきました。いや、正しく言うと、戻っていました、だな。


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でも扉はまだ開放されているので、とうぶん出入り自由です。


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さてこのキリン舎ですが、ある方から木造では?というご指摘がありましたが、たしかに木造のように見えます。


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しかも外壁が凝っていて、このように茅葺き屋根が壁になっているような処理がされています。万一、キリンが激突しても(するのか?)ケガしにくい!っていうのを狙ったわけではないと思いますが。


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お食事中。すでにオランダのお客さんがいっぱい貼り付いています。


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オランダのお客さんは滞留時間が長くて(それ自体はいいことですが、必ずしもみんなずっと動物を見ているわけじゃなくて、単にダベってるだけの人も多い)、なかなか撮影ができませんでした。ゾウ舎と同じく、ここももっと観覧スペースを広く取った方がよかった気がします。


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おーい!


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左から2番目のカゴはお子様用なのに、何だか大きいのもまじって食べてますね。

そういえば、「その1」で書き忘れてましたが、2015年生まれのお子が3頭もいます。うひょー!
http://www.diergaardeblijdorp.nl/dossiers/dieren/giraffe/


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床に枝が散乱してますが、このえさはどこに付けてたんだろう?


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ところで、さっきは外壁を見ていただきましたが、今度は内壁です。これも普通の材料ではありません。


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拡大してもわかりにくいのですが、おそらく竹だと思います。割ってフシの部分を削って平らにしたものを、何本もはぎ合わせて板材にしてあるものと思われます。この場合、竹にどんな効用があるのかは、わかりません。

ところで天井部分をちゃんと撮ってなくて申し訳ないのですが、「その1」で出てきたキリン舎の入口の写真をよーく見ると、全面採光になっている天井の構造は鋼材のようです。ひょっとすると木造に見えるのは壁だけで、中の構造は鉄骨なのかもしれません。


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爆発タマネギの両脇は、広いウッドデッキになっています。


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夕食後の散歩に出ましょうかね。


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ズグロウロコハタオリ。キリンのウッドデッキを下ったあたりに小さい展示がありました。


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その下にはジリスが。ケープアラゲジリス。ジリス多いなw


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ギニアエボシドリ。美し!


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というわけで、アフリカの小動物展示でした。




さて、もう閉園時間も近いのですが、最後に残ったアジアゾーンを可能な限り回ってみます。

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あれ、何かとんでもないところで、知り合いに会ったような気がします。


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あら、この池は!


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しっぽが!


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何だあ、いたんだ!
黒ムギュのユーラシアです。


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なにしろ、カワウソはいただいた園内マップに載ってないのですよ。そりゃないよね〜。


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ごめんねー。
また来いってことかいw



次回からは、アントワープ動物園。お楽しみに!
  • Posted by jsato
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市川カワウソ・握手パイプとお別れ会と

[ Oriental small-clawed otters on early spring sunny Sunday at Ichikawa Zoological & Botanical Garden. Recently, one more new equipment has appeared. It's an acrylic pipe for shaking hand (with paw). What kind of facility is that? See the photos below :) ]

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市川市動植物園のコツメカワウソ。ひさびさの登場です。これはマロン?コロン?


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早春の日曜日。


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カワウソ展示場に、いきなり新施設あらわる。


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いわずと知れた、握手パイプです!


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しかもイベントではなく、常設。何とも思い切った展開に。


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「カワウソと握手!」コーナー
ご自由にどうぞ(カワウソしだいです)
お願い1:指を中に入れないでね
お願い2:握手のあとは手を消毒してね


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実はこの新施設、まだ試験公開中なので、大々的に宣伝をしていないそうです。


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係のひとがいたりするわけではないので、あくまで自己責任というか、人間の性善説を信じましょうよ、で成り立っているわけです。


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したがって、絶対に事故や悪戯があってはいけません(中止になっちゃう)ので、みなさん大切に使いましょう。


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でもこのひとたちは飽きっぽいので、いつまでタダで(えさなしで)握手してくれるかわかりませんからね。


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早春のムツキおとっつあん。


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名物・ムツキ座り。


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こちょこちょ。
ギャー!


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ナナお母さんは、こどもをでんぐり返しします。


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しかしまあ今回の2頭も、みごとに毛引かれております。


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でもしっかりと、


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コツメの道を、


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歩んでおられます。


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あ、ミーアキャットも子育て中です。


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さて、今日はイベントがいっぱい。
まずは、敬愛するさとうあきらさんの講演会が。あっという間の約2時間でした!


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そして、近々移動するコウキとキリの、お別れ特別公開。


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2頭はすでにファミリーから分離されて、移動準備中で検疫用?の檻にいました。固まっちゃってるコウキくん。


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お客さんがいっぱいで出てこれないキリさん。

無事に移動して、向こうで新たな出会いがあることを祈ります。


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というわけで、今年ももうすぐ流しカワウソの季節ですね(カワウソは年中流れてますが、見る側の季節感の問題として)。
  • Posted by jsato
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  • 23:15 | Edit

到津どうぶつ・ひなたぼっこ

[ Let's bask in the sun at Itozu no Mori Zoological Park. ]

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到津の森公園のアミメキリン、トーマくん。


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はさまったー(うそ)


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らんららん♪


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ふっふっふ


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ん〜


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じ〜(ライオンのキングくん)


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ふぇ〜(パートナーのライさん)


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キリン放飼場はいろんなところから見えるね。


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                     え?       あ、ハエ!





ミーアキャットはひなたぼっこ好きですが、ひなたぼっこと言ったらもちろんこのひとたち。


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まかしとき!


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うりゃ!ひなたぼっこじゃい!


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お?


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まじめにやらんかい!            お、おぅ


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キツネザル舎。

りっぱです。ワオとエリマキがとなりあってます!


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あ、ど〜も〜


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さぼり発見。


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こわくないよ〜


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落ちてくんなよ〜



キリンに戻りましょう。



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ヤングキリンが出ていました。トーマくんのせがれ。


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ツノ毛がたまらん。


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まだお母さんにべったりですねー。


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あら楽しそう。


つづく〜♪

あ、撮影は10月下旬でした。いつもながらのおそいアップで申し訳ないです。

  • Posted by jsato
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  • 21:46 | Edit

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
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ドボク・サミット
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一家に一冊!世界初の水門写真集


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