Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

ヘラブルン動物公園・その2

[ Continuing report of Tierpark Hellabrunn in Munich. They had Polar bear's new birth in December 2013. The eight months old twin bears looked healthy and moved actively. ]

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ミュンヘンのヘラブルン動物公園のつづきです。2013年12月うまれのホッキョクグマベビー。撮影時で8月齢ってことですね。


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なにしろこのときはブラジルのオオカワウソのことしか頭になかったので、完全にノーマーク、まるっきり予習してませんでした。何だかえらく人だかりがしておるわいと思ったら・・・


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かわゆいのがいるじゃないですか!

でも撮れんぞ〜この人出では。そういえば今日って日曜日だわ、たぶん。


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それでももちろん、無理にでも撮ってみますよ。


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とっとこ。


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ああ〜、ピント合ってない。


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あら、ふたごだった! お母ちゃんもいますね。当然かw


今となっては旧聞な話題ではありますが、いろいろリンク貼っときます。自分用に。

出生時の公式お知らせ(いきなり生まれたての写真が!)
Tierpark Hellabrunn: Newsanzeige: Eisbarin Giovanna im Zwillingsgluck

名前はネラとノビー
Tierpark Hellabrunn: Newsanzeige: Doppelte „Taufe“ der Eisbarchen

第1仔出産シーン動画(いきなりぽろりん!)
Eisbarengeburt in Hellabrunn -- Blitzgeburt des ersten Babys

第2仔出産シーン動画(おしりでつぶしそう!)
Eisbarengeburt in Hellabrunn -- Geburt des zweiten Babys



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これはネラなのかノビーなのかはわかりませんが、


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元気に育って、


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よかったね!


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ジョバンナ母さん、泳ぎっぱなし。


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あら、寝たの?


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寝ちゃいました。


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ホッキョクグマ展示の向かいはオタリア。


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ベビーオタリアが!


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こちらも人気者ですよ。



・・・


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人気者エリアを過ぎると、もうそれほど人混み感はありません。展示も園路もゆったりしているためでしょうか。


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望遠で見たら何かいたw
モロッコダマガゼルとあります。


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アジアゾウ舎が思いっきり工事中で残念。仮展示で見せ場がない感じのゾウさんです。本来はゾウ舎の周囲がどーんと広く、放飼場になっている模様。


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このエリアもまた木が多くてすばらしい。シマウマはハートマンヤマシマウマ。陰になってるのはエランド。ニアラもここにいたような。


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で、かなり離れた場所にニアラだけの別エリアがありました。


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繁殖エリアっぽいです。


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みんなで絶賛子育て中。


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さらなる繁殖のおさそい。


つづきます。

  • Posted by jsato
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フランクフルト動物園2・ほかにもいろいろ

[ Zoo Frankfurt has a lot of fascinating animals. Let's take a look at some of their interesting exhibits. ]

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美人さんビクーニャだ〜!
フランクフルト動物園のつづきです。


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Black howler (Alouatta caraya)
入口からすぐの展示は、クロホエザル。


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クロホエザルって言っても、黒いのはオスの成獣だけなんだそうです。そういうの困ると思う。


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Spectacled bear (Tremarctos ornatus)
ホエザルエリアの地表にはメガネグマが。お子が2頭!わーわーしています。


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そっちに行くもんね〜


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うぎゃ〜股裂きになったもんね〜!


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残念ながら2頭で楽しそうにわきゃわきゃしている肝心な場面が撮れてません。すいません絶対的に時間が足りなかった。


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そして、フランクフルト動物園といえば・・・


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ボルゴリヴァルト! 巨大な類人猿展示場です。

ボルゴリってのは、bo:ボノボ、or:オランウータン、gori:ゴリラ、ってことですね。ヴァルトはそのまま、森のこと。


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White-cheeked crested gibbon (Nomascus leucogenys)
ここではゴリラやオランやボノボは誰でも撮るんでしょうから、わたしはいちばん地味なホオジロテナガザルを撮ることにしました。


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リズミカルなテナガザルの動きです。


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ほおー、ほんとに頬が白いのね。


つぎ。隣のサル舎へ。

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Variegated spider monkey (Ateles belzebuth hybridus)
説明板には上のように表示されているんだけど、Ateles belzebuthだったらケナガクモザル(Long-haired Spider Monkey)、Ateles hybridusだったらBrown spider monkeyになります。どっちなんだ? ところでBrown spider monkeyをブラウンクモザルと訳すと、Black-headed Spider Monkey (Ateles fusciceps)のことになってしまうらしい。わけわからん。クモザルの分類は素人には超むずかしい。


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ところでこれを見て。クモザルたちが壁の穴に吸い込まれていきます。


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同じ穴を室内から見たところ。


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説明がありました。しっかりしたホーロー製の説明板に誇らしげに書かれています。曰く、

「夏と冬は、サルたちはプラスチック製のフラップによる装置(ニューフランクフルトシステム)を使って、外と中を行き来します。なので外の放飼場も見てね」

なーるほど。前回のコツメの展示と同じポリシー「外にいるか中にいるかは、動物の自由に任せる」が貫かれています。しっかりした室内展示場が作られているから、こういうことが主張できるわけだ。


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ま、このサル舎の室内展示場はちょっと古い感じだったけど。


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キリンさんこんにちは。


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ロープじゃまです。


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キリン室内展示場。壁や天井もキリン色で、おまけに床はアミメ模様w


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Klipspringer (Oreotragus oreotragus)
クリップスプリンガー!


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クリップスプリンガーのオスちゃん。ツノがかわゆい。というか全体的にラブリー。シカの形をしたハイラックスって感じ(意味不明)。


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Mhorr gazelle (Gazella dama mhorr)
モロッコダマガゼル。


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で、ボンゴです。ツノがかゆい。


以上、駆け足フランクフルト動物園でした。入口の動物学協会(ZGF)の建物がえらく立派でビビりましたが、裏口(?)の方は庶民的で安心です。それとタテガミオオカミいたんだけど、出てきたんだけどちゃんと撮れてないのが心残りであります。


次回は油壺のつづき、ヤングコツメの新居拝見!のまき。
お楽しみに。



  • Posted by jsato
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おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
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カワウソ

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ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



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一家に一冊!世界初の水門写真集


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