Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

徳島どうぶつ・サバンナ劇場

[ Besides otter, many animals are living in TOKUSHIMA MUNICIPAL ZOO. Let's look in the savanna area. ]


ちょっと間が空いてしまって申し訳ない。とくしま動物園の続きから行きますよ。

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イッペイくん。マサイキリン。


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キリンより背が高いぞ巨大ススキ。


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とてとてとて


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ぬかるみキライキライ


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とてとてとて


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Zzzzzzz





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通るよ。


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ん?


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ねむいねむい


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・・・


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ふへ


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ん〜


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すたすた


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べろん


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すたすたすたすた


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ぎゃっ



つぎはカワウソかも。

徳島カワウソ・若夫婦とご隠居

[ Introducing three individuals of Oriental Small-clawed Otter living at TOKUSHIMA MUNICIPAL ZOO. Each of them has different characteristics and behavior. ]


とくしま動物園のコツメカワウソ。3頭それぞれ個性がはっきりしてて、これがなかなか面白いのだ。

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メインの放飼場に出ているのは、ゆめ(左)とみらい(右)。


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みらいくんは来園した頃に比べて、だいぶキリっとしてきたぞ。


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見分けるポイントは鼻の下から縦に口まで延びる黒い部分に、ひげがぱっつんと短いことでしょう。


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その黒い部分が鼻タレに見えるんだけど、なかなか感じのいい若様だと思う。


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ジャンプして木に抱きつかれる若様。おそらくこの木に登りたいのだ。


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若様ご遊泳。


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若様、石自慢。


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さらにつづいて自慢の大きな石、などもご披露いただきました。


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基本的に、若様はいつも芸事をたしなみ、お客様を飽きさせないようにしておいでと考えるとよいでしょう。殊勝なことであります。


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一方、こちらはパートナーのゆめちゃん。


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ゆめちゃんは基本的にお客さんにサービスなんかしません。


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悪かったねっ。


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泳ぐときだって、人に見せるためというよりは自分の美と健康を維持するために泳ぐのであって、常に全速力で飛び込むわ、ひたすらびゅんびゅん泳ぐわで、お客さんにお腹を見せたりなんかは絶対にしない。石を持って見せながら泳ぐなんていう行為は、彼女の辞書にはありません。


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でも2頭はなかよしです。


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マウントしそうでできない感じでした。もうちょっと時間がかかるのかもね。


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ときどき、この2頭(特にゆめちゃん・右)はぴゃうぴゃう騒いで、このドアをがりがりひっかきます。と言ってもコツメは立てるほどのツメがないので、ステンレスを指でかしょかしょとこすってるというのが正しい。


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こんなドアは去年はなかったよ。というのも、これはすいすいプールが作られたのと同時にできたものだから。ちなみにでっかいアクリルパイプはすいすいプールへの連絡通路入口。見てのとおり、けっこうな急坂だ。今にも石が崩れて来そうで、とってもスリリング(カワウソにとってはとっても楽しい)になった放飼場。




さあて、ここでちょっと休憩だ。
去年の秋の3頭の様子などをご紹介しておきましょう。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 徳島カワウソ・大型新人みらいくん
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 徳島カワウソ・改装工事始まった?

ここ↑に出てくるコクサばあさんが現在、住んでいる場所こそが、さっきのドアの向こうに出現した新しいカワウソ舎です。

つまりコクサは、なかよしだったゆめちゃんと引き離されてしまった。まあこれも繁殖のためだから仕方がないです。それでもゆめちゃん、ときどき思い出したようにコクサばあさんと連絡を取ろうとするんだよね。なんとなくせつない場面。



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こちらがコクサばあさん。新しい隠居部屋でのんびり暮らしてます。


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ご隠居は泳ぎませんが、顔を洗うのは好きなので、このように頭だけ濡れているということがよくあるのです。さすが風流人はやることが違う。並のカワウソとはちょっと違う。


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隠居部屋はちょっと暗いので、ご隠居のお目はぱっちり。なんだか放飼場に出ていた頃に比べて若返ったようにすら見えます。それにしてもまあ豪快なお食事っぷりだ。


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そんなこんなで、3頭のキャラがはっきり出た面白いメンバー構成になっています。すいすいプールとともに、この先の展開に目が離せませんね。

徳島カワウソ・フライングオッターズ!

[ Three individuals of Oriental Small-clawed Otter are living at TOKUSHIMA MUNICIPAL ZOO. This spring they got a new acrylic pool which has full of invention. You can watch the swimming otters as if they were flying in the air. ]


とくしま動物園にこの春オープンしたカワウソ新施設「すいすいプール」をようやく見てきましたよ。

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うーん、こりゃすごい!

すでに旧聞なネタなので、説明は省略したい。この水槽いったいどうなっとるのか?という方のために、今までに詳しく紹介してくださってるみなさんのエントリを。ちょっと見てきてください。

かわうそ初心者のブログ : とくしま動物園 空飛ぶカワウソ
かわうそ初心者のブログ : とくしま動物園 空飛ぶカワウソ パートII

動物園でお散歩 : すいすいプール その1
動物園でお散歩 : すいすいプール その2 動画〜
動物園でお散歩 : すいすいプール その3


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ではあらためてもう一度。こりゃすごい!


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いちど着底(結構深いのよ)してから・・・


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びゅーん!

この浮上態勢って、カワウソの姿がもっとも美しく、そしてカワウソらしく見える瞬間のひとつだと思うな。

それと左の泡、実は人工的に常にプールの底から出てるもの。なかなか細かい工夫が施された水槽だ。カワウソはエラ呼吸するわけじゃないので、実用性というよりは演出効果をねらったものだと思う。でもこういう撮り方をしても、この人工の泡がカワウソが水中にいることを表象してくれる視覚記号になってくれる。面白い。


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一方、こちらはプールの天井部分。水深が浅いのでカワウソの腹部や足の裏がつぶさに観察できるという、実にすぐれた施設。


この件に関して、前に自分でコメントしてたことを思い出した。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 旭山どうぶつ・ペンギン忘れてた!

厚ければ厚いほど、深ければ深いほどいいんじゃないか、的な価値観の錯覚ってあるでしょ。でも4枚切りの厚切りトーストばっかり食べてると、ある日それしか売ってなくて仕方なくて買った8枚切りのサンドイッチ用の食パンをトーストしたらこれが結構おいしく感じたりして、実は薄い、浅い方がいい場合もあるよなあってことに気付かされるわけだ。そんな「マイナス補正」による新しい価値の出現の、すごくいい例になっているぞこの水槽は。


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ここまでの出演はオスのみらいくんでした。


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ここからはメスのゆめちゃん。


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実は泳いでいるというよりは、浅い水の上を滑っているような状態。もし水がなければアクリルが曇ったり、キズがついたりする(4枚上の写真の右側参照)ので、浅くてもとにかく水が張られていないとこの展示はうまくいかない。



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ふたたびみらいくん。ほんっとカワウソって胴が長いよなぁ。


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深い部分にもぐりに行くよ。


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深い部分の擬木の中身ははしごみたいになってて、そこに隠れたりもできる。


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この深い部分自体も実はそんなに水の厚みがないので、向こう側の風景がよく透けて見える「水の壁」が出現! というわけなのだ。この2枚の写真はあえて長手方向から撮っているので水っぽさが濃厚だけど、90度横から撮ると1、2枚目のような写真になる。


さて、ここまで褒めちぎったわけだけど、実はこの水槽、みらいくんとゆめちゃんはそんなに頻繁に行ってくれなかった。以前からある下のプールで泳ぐ方がずっと多い。カワウソのことだから、もう飽きたんじゃないか、ということも考えられなくもないけど、ひょっとすると水温の問題なんじゃないか。

従来のプールは地面に接しているので、おそらく地下水由来の水を循環させている限り、夏は冷たく冬は暖かいはず。それに対して「すいすいプール」は空中に架構されているので気温の影響をもろに受ける。そうすると夏はぬるく、冬は冷たくなる。そうすると春夏の気候のいい時期以外は、あまり利用されないんじゃないか・・・という余計な心配をしてしまった。でもすいすいプールだって相当量の循環をしてるはずだし、理由は水温の問題ではないところにあるのかも。

実は「すいすいプールには飛び込めない」という問題のほうが大きいのかもしれない。ゆめちゃんはとにかく水に飛び込むのが好きなのだ。

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまですでに3刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

佐藤淳一リアルタイム
最新の写真は flickr | Otterhaus で公開中。たまにカワウソも。

Created with flickr badge.




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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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