Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

エメン動物園・その1

[ The next distination was Dierenpark Emmen (Zoo Emmen) in Netherland. Their African savanna exhibit was really amazing! ]

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動物園業界関係者の間ではたいそう評価の高い、オランダのエメン動物園を訪ねました。2015年の8月です。今まで「エンメン」って呼んでましたけど、検索で調べたら日本では「エメン」と書かれた情報の方が多いようなので、「エメン」に合わせることにします。個人的にはこれから先も「エンメン」って言い続けると思うけど。


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街中に、いきなり動物園入口があるような感じ。

エメン(エンメン Emmen)はオランダの小さな町ですが、ドイツ国境に近いのでドイツからでも日帰りできます。アムステルダムから来るのと、ルール地方の諸都市から来るのと、ほとんど所要時間は変わらんのではないかしらん。

今回はデュッセルドルフ滞在中に訪ねたのですが、ドイツ側のメッペンという町から国境を越えるローカルバスが出ているのを発見し、比較的すんなり到達しました。帰りはオランダ国内を遠回りして帰ったらちょっとしんどかった。ま、それはどうでもいいとして。


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♪〜


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えいっ!


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ひょ〜っ


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若ゾウがいますね!

ゾウさんは後でゆっくり見るとして、まずエンメンの心臓部をご覧いただきます。


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奥の広い放飼場が、遠くから見えますが、何だか他の園とはちょっと雰囲気が違う感じがします。


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インパラとウォーターバック、かな?


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ウォーターバック、ツノがないとわかんないですが。


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グラントシマウマ。


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インパラですね。


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オグロヌー。


撮影しながら、この大放飼場(正しくは「アフリカのサバンナ」)をぐるーっと回り込んで来ました。


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で、キリンです。ロスチャイルドかな?(キリンとしか書いてなかった)


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手前をウロウロしているのは、ホロホロチョウ。


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何だかみんな、


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妙にリラックスしてますね。


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さらに回り込んで行くと、どっかりと座り込んでいました。





で、その先の風景はこんな。





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うわー!うわー!うわー!



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これはすごいですね、みんな仲良く思いっきりだらだらしてます!

今までこんな展示、見たことありません。
何でこんなごくごく自然に、混合展示ができてるんでしょう?


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大放飼場は説明板がてんこ盛りだ。


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何しろみんなどかーんと混ざって展示されているので、説明板もこういう設置になるしかありません。


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キリンの餌が付いて群がっているところ。数時間後の状態ですが、撮影場所は反対側まで来ています。シロサイも見えます。

何というか、心理的に広いです。植物が大量に投入されているおかげなのか、街中にいることを完全に忘れてしまう空間です。数字の上ではそれほど広くもないし、お客さんもいっぱいいるのですがね。


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かっこいいウォーターバックと、カンムリヅル。


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いや〜、これはすごかった。
やられた感が半端ないです。
これかエンメン!


続きますエンメン!、いや違った、エメン!


  • Posted by jsato
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おやすみ前にこの一冊・・・
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「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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