Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

ヴッパータール動物園・その2

[ Continuing report of Zoo Wuppertal. Pudu, Siberian ibex, Yellow-backed duiker, Kiang, Reindeer and Guanaco. ]

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ヴッパータール動物園の2回目です。
今回は偶蹄目(一部奇蹄目)特集。地味でごめんね。


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なんかかわいい。
この変な動物は何でしょう?


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プーズー Pudu puda です。
チリ南部にいるシカ科最小の動物。はじめて見ました。マメジカの方がずっと小さいのではないか、と思ったらマメジカはマメジカ科なんだそうです。あらそうですか。


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おっ!いきなり動き出した。


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暗いところにいたので、シャッタースピード1/250まで下げてました。したがってプーズー様の想定外な動きに対処できてませんわたし。止めきれてないどころか、できそこないの流し撮りになってる。


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逃げなくても大丈夫だよ〜


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ちょっと隠れて、すぐに出てきました。


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申しわけ程度のツノが生えています。


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戻るのか?


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固まりましたw
右目はこっち見てますね。

この地味っぷりがたまらん!


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地味といえばこちらも地味。


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シベリアアイベックスです。石像かと思った。
ツノの立派なオスが岩の上に上がってくれたりすると、一挙に派手になると思いますが。


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そして、次はこれ。


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いい地味、出してます。


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おお、寄ってくるか〜


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実はこの動物、正面から撮ると特徴が見えません。


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コシキダイカー Cephalophus silvicultor
「コシキ」って何だよと思いますが、腰が黄色いからコシキです。要するにキイロのダイカーですが、残念ながら黄色いのは腰だけで、真黄色ではないのでアカダイカーやアオダイカーと戦隊ものは組めません。


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ちゃんと横から撮りましたよ。たしかに背中に黄色い毛があります。写真のもやもやはフェンスです。邪魔です。


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ダイカー属はいっぱいいるのですが、このコシキダイカーが最大の大きさだそうです。ダイカー属各種のフィギュアがあったら、ずらっと並べて比較して楽しい時間が過せそうです。でもおそらくダイカーのフィギュアは存在しないと思う。


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ちょっとだけ奇蹄へ。キャンです。チベットノロバ。


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楽しそうにしてますね!


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キャン!


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ふたたび偶蹄目。トナカイと母子。


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グアナコが通るよ〜



つづきます。

  • Posted by jsato
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ヘラブルン動物公園・その1

[ Happy new year! This year's first article is Tierpark Hellabrunn in Munich. On last August, I dropped by there during transit from Sao Paulo to Tokyo. It was a quite tough schedule. ]

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シャモア!

遅くなりましたが、新年おめでとうございます。ようやく2015年の最初の記事です。ブラジルの帰りに寄ったミュンヘンのヘラブルン動物公園、昨年8月の撮影がまだアップされてませんでした。サンパウロでは動物園からそのまま空港へ、ミュンヘンに朝着いて、そのまま動物園へ。体にやさしくないスケジュールですな。


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とてとて・・・


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おっ!


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アルプスマーモットがわらわら。意外にでかいんですね!


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シャモアのツノってどうして先だけ曲がってるのでしょう。武器というようりは、何かをひっかけて寄せるための道具みたいに見えます。


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しかしまあ、広い放飼場だこと。


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かい〜の。


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おや?               いたの?

シャモアとマーモット、とてもゆったりした混合展示です。


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穴から出ると無防備な感じかな。


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やっぱり穴がいいっすね。


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写真写りのイマイチな、アルプスマーモットでした。



・・・


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あらためてマップで確認。左下の入口から入りましたです。

今のシャモアとマーモットの展示は入ってすぐぐらいのところにありますが、それでもあの広さだよ。すでに先が思いやられます(体力はすべてブラジルで使い果たした)。




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広大なクマ放飼場のとなり、ヘラジカ(エルク)の放飼場。エルク遠くてぜんぜん見えねえ!


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おくつろぎのところ失礼します。


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こういうシチュエーションがあることを考えると、やっぱり500ミリは必要なんだわなあ。


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そのとなりはブラックバック。


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あらかわゆい子♡


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ブラックバックはニルガイ、アクシスジカと混合展示です。インドの平原のイメージでしょうか。


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ニルガイのメスさん。


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ニルガイのオスさん。


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そのとなりがキョンでびっくり。短足ジカは極東の神秘。


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向かいがインドサイ。ツノどうしちゃったの?


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そしてキョンのななめ向かいがキャン(チベットノロバ)という笑える展開。ぜったい狙ったでしょ。キャンの奥でゴロゴロしてるのはヤク。


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ノウマとノロバって、違いがよくわかりませんねー。


つづきます。


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おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


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みんなで作ったドボク本



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