Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

小さな動物園の新カワウソ展示を見に行く・その1

[ Tierpark Ueckermünde is a local zoo in north east of Germany. They have renovated Eurasian otter exhibition early this year. While I stayed in Berlin, I visited there to see how it looks. ]

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実物大ぬいぐるみw

ドイツ北東部の小さな町、ユッカーミュンデ(Ueckermünde)にある小さな動物園に出かけました。ベルリンから3時間ぐらいかかります。


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Tierpark Ueckermünde、つまりユッカーミュンデ動物公園と訳せばいいのでしょうか。必要最低限な感じの、簡素な入口。


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おお、いきなり剥製ユーラシアくんがお出迎え!


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そしてこの案内図でもわかるように、入ってすぐにカワウソ展示場があります。たしか今年のはじめぐらいにできたのだったと思います。


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こんなです。もうしっくりと定着してますね。


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しかし、昼前に着いたってユーラシアカワウソがうろうろ出ているわけはありません。はじめに展示場のディテールだけ、ざっと見ておきましょう。


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日本では考えられない位置に電柵がw 実際、フェンスごしにレンズを突き出して撮影していると、何度かさわりそうになりましたけど。そういえば子どもの頃、父親の実家の養豚場で思いっきり電柵にさわったことがあったっけなあw 大丈夫だったんだろうか、自分。


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カワウソプールは、外の川?と流れがつながっているようです。ほとんど流れが感じられなかったので、川がいきなり通過しているわけではないみたい。


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そして、この新カワウソ展示場の目玉は、実は地下展示なのだ。


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まず水中が見える窓があるのですが、その反対側、「野生のカワウソを車でひかないでね」旨の解説パネルの下の窓から・・・


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巣穴が見えます!


2頭います。予想通り爆睡中。


はい。
ってことで、夕方まで園内を一回りして来ましょう。


・・・



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この広いお猿の放飼場は?


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バーバリーマカク、でいいんですかね? おそらくはじめて見ました。


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言わなくてもわかると思いますが、ライオンです。


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赤外線灯の下のコビトマングース。


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小さい動物園、といっても別に狭いというわけではなく、むしろ予想よりはるかに広かった。もちろん展示にも気合い入ってます。実に素晴らしい!


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マンドリルなんかもう、広い放飼場で元気にジャンプしまくりでしたよ。



・・・



でも、やっぱりカワウソが気になります。

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先ほどの地下の巣穴。右側の壁のドアに埋め込まれたフレキシブルパイプに注目 ↑。


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このパイプがなんと、地上に転がってる丸太に、立体的につながっているのです。実に面白いのですが、どうやってメンテナンスするんだろう? カワウソが自分たちで掃除するのだろうか。他人事ながら心配になります。


いずれにせよ、ここで張ってれば必ず出てくるはず!


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あ、出ました!


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こんなお顔。見事な黒ムギュ!


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というか、ムギュ部がぐるっと丸く、薄い茶色なんですね。単なる黒ムギュ(吻の部分の先まで基本的な体色が連続していて、白い毛があまり表に出てこないことを指して、カワウソファンはこう呼びます。ユーラシアカワウソの基亜種Lutra lutra lutraに顕著な色?)ではなく、なかなか愛嬌のあるカラーパターンかもしれない。


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ここは通路。次がつかえてるので、すぐにプールに飛び込みます。


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つづいてもう1頭も出てきました!
こちらはムギュの茶色がちょっと薄め。


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最初に出た個体が警戒してます。アヤしいやつで、どうもすいませんね。


何でこんな調子のいいタイミングで巣穴から出てきたのかと言いますと、実は16時から公開フィーディングだったのでした。その模様は次回。

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまですでに3刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

佐藤淳一リアルタイム
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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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