Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一がカワウソのいる動物園と水族館を訪ねます。

盛岡どうぶつ・冬の臨時開園日

[ Morioka Zoological Park is closed during winter season. But they give us two days special open program. This year, it was held on last weekend. Of course my main purpose is to take photos of North American River Otter in deep snow. But other animals are also attractive in the snow. At first, take a look how they are in this period. ]

120213_01
わたしの大好きな盛岡市動物公園。今年は何とか都合をつけて冬季臨時開園に出かけた。シロサイのサイカさん。雪とか関係ないみたい。


120213_02
たろうさんも雪の中。アフリカゾウの放飼場は除雪してあります。


120213_03
今年の盛岡は平年より雪が少ないそう(ただし気温はめっちゃ低い)。それでもまあ基本的に園内はこんな感じ。放し飼いパンダも雪でコタツ状態。


120213_04
みんな雪の中でも元気にしているので、動物の適応力ってすごいなあ、と思うわけだけど、とりわけ元気なひとたちが。


120213_05
シカじゃないよ。シタツンガ。どっちかというとウシの仲間。アフリカの動物だけど、かまわず雪の中を走り回ります。


120213_06
もう前足なんか回転しちゃってます。


120213_07
シタツンガのいるアフリカゾーンの奥。キリンたちにあいさつに行こうとしたら、あれ!



「リンタ」だけ?




120213_08
おーいリンタ、ひとりだけなの?


120213_09
とてとて。


120213_10
何と、一緒に暮らしていたリリーが、昨年9月に亡くなってしまったのだそうです。リンタに聞いたわけじゃなくて、もちろんキーパーさんから。



昨年7月の様子はこんな。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 盛岡どうぶつ・アフリカ編

リリーさん元気に見えたけど、23歳ってことでもうだいぶ弱っていたようです。リリーさんの娘のリボンちゃんは、おびひろ動物園にいるのですが、それとは意識せずに昨年会ってました。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 帯広どうぶつ・ファンキーキリンとイコキロ

ぼわぼわなツノがお母さんにそっくりだよ。ぼわぼわツノの血統がつながって行くといいね!


【追記 2012.2.14】
それからリッピさんのGiraffe blogの方で、リリーさんの追悼記事を書いていただいてます。

Giraffe blog : 訃報 リリー




120213_11
リンタはさびしくなっちまったなあ。



120213_12
ダチョウと遊んでるのはいつものことだけど、なんか後ろ姿がさびしげに見えてしまう。


120213_13
「冬の動物ガイド」でキリン舎を見せていただいた。シマウマやシタツンガ、ダチョウと一体化した獣舎で、大きな暖房機が5台、入ってます。がんばれリンタ。もうすぐ春だ。



・・・・・


120213_14
さて冬でも元気といえばホンドタヌキ。もちろん冬毛でもっふもふ。


120213_15
髪に花(葉っぱだけど)をさしてみました、みたいな。


120213_16
鼻に付けるのはちがうだろう。


120213_17
イノシシどっか〜ん。


120213_18
というわけで、われらがカナダカワウソ!三代目カエデちゃんの登場です。


つづく。

豊橋どうぶつ・ヘイ、ジョウ!

[ Take a little look around Toyohashi Zoo & Botanical Park. In Africa zone, we can meet Reticulated giraffe, Eland, White rhinoceros, Banded mongoose and so on. ]

111207_01
南知多まで来たついでに豊橋総合動植物公園をちょっと覗いてきた。カワウソはいないけど、キリンはいる。何よりここのアフリカゾーンを一度、見たかったのだ。


111207_02
アミメキリンのジョウくん。現在、豊橋のキリンは彼1頭だけ。


111207_03
その割にこの放飼場の、まあ広いこと!


111207_04
ジョウがエランドに向かってつかつかと・・・


111207_05
うりゃうりゃ〜


111207_06
いそいそ。


111207_07
なんじゃわりゃ〜


111207_08
・・・


111207_09
ジョウは乱暴者なのか?


111207_11
んなこたあない。


111207_10
はらへった。


111207_12
べー。


111207_13
アフリカ園にはほかにもシロサイとか、


111207_14
シママングースなんかがいる。例としてはちょっと極端か。


111207_15
マングースはかっこいいと思う。


111207_16
こっち見た!


豊橋はむちゃくちゃ広かったので、次はゆっくり回りたい。しかしカワウソがいない動物園は、どうしてもプライオリティが低くなってしまうんだよね。

八木山どうぶつ・絶対負けない!

[ Last week, I visited Yagiyama Zoological Park in SENDAI city where the massive earthquake stroke on Mar.11. The zoo was reopened on Apr. 23, but still in restoration. I'd like to show my foreign readers how the animals in the zoo are in the best of health and how zoo staff are making strenuous efforts. SENDAI YAGIYAMA ZOOLOGICAL PARK ]

仙台市八木山動物公園に、震災後はじめて行ってきました。

110812_01
言わなくともわかると思いますが、ホッキョクグマ。オスのカイです。


110812_02
かっこいいぞぉ!!!


110812_03
お、サービスだね。


110812_04
何だ、背中がかゆいだけカイ。(←うっすらとオヤジギャグ)


110812_05
こちらはメスのナナちゃん。


110812_06
おしりどアップ。失礼しました。


110812_07
ナナちゃんせわしない。なかなかお顔を撮らせてくれない。


110812_08
黒いのもいるよ。




・・・といつもの調子でアホなコメント書いてますが、実はかなりシリアスな気分です。



ひとには誰でも「はじめてのどうぶつえん:my first zoo」というのがあるはずです。



そう。生まれて初めて行った(というか、連れて行かれた)動物園のことですよ。わたしの場合、ここ八木山動物公園がそれに当たります。


ご存知のとおり、東日本大震災で被害を受けた動物園水族館はいくつもありますが、動物園の中で最大の被害を被ったのが八木山でした。


震災直後は多くのみなさんと同様、わたしもなす術がありませんでした。もちろん今だってありませんけど。日動水にわずかなお見舞金を預けることしかできなかった。それでもスタッフや関係者の皆さんは懸命に仕事を続けられ、1か月ちょっとという驚くべき短期間で再開を果たしました。

動物園や水族館という存在が、社会のなかでいかに重要な、大切な心のよりどころとなっていることがはっきりと見えた、数か月でした。


110812_09
がんばろう東北。

八木山の最大の被害はサル山。山体に亀裂が入って崩壊寸前だったようです。上の部分が撤去されたあとには、このようなヤグラが組んでありました。




110812_10
こんな動物の無心な姿が、心が疲れ果ててしまったひとたちに、どれだけ力を与えることになったことだろう。


110812_11
ビーバーには5月6日に4つ子が生まれていました。


110812_12
お父さんのゴンタはその直前に亡くなってしまったんだそうです。何とも残念なことです。


110812_14
こちらはアフリカ園。


110812_13
八木山のシロサイはかっこいいよなあ。


110812_15
でも、もうひとつ残念なことが。キリンのアキコが5月19日に亡くなっています。


110812_16
元気出せよユウキ!


110812_17
・・・






何だか今さらなんだけど、動物園ってすげえなあって、あらためて、思えてきました。







110812_18
他の種の生きる姿を見る、ということが、これほど見る側の生きる力をも活性化させるものなのか。





そして最後に、これ。




110812_19
みさき公園、京都市動物園・・・後ろのメッセージは東京都動物園協会。


110812_20
姫路セントラルパーク、富山市ファミリーパーク(里ノ助だぁ!)、千葉市動物公園(千葉Zooとだけ殴り書きで書いてあって、実にシブい)、群馬サファリパーク(盛岡って書いてあるんだけど?)、大阪市天王寺動植物公園(正式名称はじめて知ったかも)・・・




この時点でわたしは完全に思考が停止しました。
泣けました。




姫センの田中さんが飼料袋に書いておられるメッセージを勝手に引用しちゃいます。

「戦後最大の危機ですが、戦後と違う事が2つあります。1つは負けていないという事と、もう1つは世界中が味方という事です。がんばってください!! 田中」



あんな危急の際に、これだけ含蓄のあるメッセージをさらっと書ける田中さんってすてき!

写真集いかがですか〜♪
160px_kawauso_book
おやすみ前にこの一冊・・・
「カワウソ」(東京書籍)

千葉市動物公園、長崎バイオパーク、鳥羽水族館、海遊館の売店でも売ってるよ!

巻末「カワウソなび」の最新情報はこちら↓


For overseas readers...
Otter holding facilities in Japan

最新記事40
記事検索
動物園・水族館

[動物園・水族館ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

タグクラウド
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]写真作家。1963年生まれ。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

Junichi Sato

Create Your Badge

・・・

わたしの本もついでにおひとつ買ってくださいな


カワウソ

おそらく日本初?のカワウソ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


  • ライブドアブログ
Das Otterhaus 【カワウソ舎】