Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一がカワウソのいる動物園と水族館を訪ねます。

トークセッション満員御礼

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昨夜のジュンク堂池袋店のトークセッション、無事に終わった。満員御礼。ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

それにしても、石川さんのドボク構造分析はたいへんにエキサイティングだった。「物語の除去」と「背後の事情」というキーフレーズで、実に明快に状況の腑分けをしていただいた。わたしが妙な理屈をこねるより、あとはぜんぶ石川さんにまかせ、いっそ楽になってしまいたいというような甘い誘惑に脳がメロメロになった。

ドボクに関しては今後、言語による文化コンテクストの枠を突破し、世界化してはどうか、というような目標設定は口から出まかせだったが、考えてみるとそれっていろんな問題が串刺しになっている。そんなことがほんとに可能なのか。今のところ考えられるアクションはかなり怪しいけど、試してみる価値ぐらいはあるだろう。


【追記1】
ドボサミ本のデザインがコールハース本の影響下にあることを、石川さんはちゃんと見抜いていた。さすが。

【追記2】
打ち上げで相当酔っぱらったあたりで、「廃墟はヤンキーである」という結論が出たような記憶がある。なるほどそうだったのか。

ドボ・フェア快進撃

ドボ・フェア、今週から都内の有力書店あちこちでスタートして、今や満開一歩手前である。

出版局女子営業部隊の隊長から、今日の開花状況の報告があったのでご紹介しておこう。まずはおなじみジュンク堂。先日の新宿店に続いて、池袋店でもスタート。

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なんとも手作り感あふれる、つつましやかなフェアで好感が持てるではないか。カラーボックスに手作りポップ。こういう家庭的なディスプレイだと、うっかり油断して買っちゃう人も多いに違いない。その調子でみんなもっともっと油断してほしい。

ただ、うしろの万国旗だけは、いらないのではないか。あるいは何かのおまじないなのか。

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ジュンク堂池袋店では、今週土曜にトークセッションをやらせていただくのだが、それがあと2名様で満員だそうだ。まだ間に合うかも。急いで申し込んでね。


一方、こちらはブックファースト新宿店。あろうことか「新刊タワー」に並んでいる!

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新刊タワーってのは、だいたい芥川賞とか直木賞とか、そういうとんでもないメジャーな本のためにあると聞いている。そんな大仰なところに『ドボク・サミット』だ。ほんとうに大丈夫なのか。ひとごとながら心配になった。

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東京新宿の大書店のこんな場所に、自分の関係した本がこんなかたちで並ぶようになるとは、夢にも思わなかったよ。もしこれ以上を望むなら、あとは『ドボク・サミット』英語版がニューヨークの書店の新刊タワー(があるとして、だが)に並ぶしかないだろう。それはもう文化的に世界を征服したに等しい。ミシマ、とかムラカミ、とかそういうレベルだ。あとその先はノーベル賞しかない。ノーベルドボク賞か、上等じゃないか。

気がつくと世界征服まであと一歩、というところまで来ていたとは全く気がつかなかった。うかつだった。そろそろマスコミ対策を考えないとまずいな。

ドボ・フェア続々

『ドボク・サミット』本のフェア展開中だが、今日からは青山ブックセンター六本木店でスタートだ。出版局のハムコさんから、さっそくメールで様子が送られてきたぞ。どれどれ。

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え? なんかちょっととんでもないことになってないか。ていうか、なんでこんなに気前良くスペースが捻出できるのか青山ブックセンター。このスペースは普段どうなってるのか、余計なことが気になるほどのステキに豪快なフェア。

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しつこいほどの並べっぷりで、とってもいいと思う。こういうのを、書店業界の用語では面陳列って言うんだっけ。じゃあ「10連メンチン」だな。もう「買え!」っていうメッセージがまっすぐに伝わってくるよ。やるときはこのぐらいやらないとね。六本木の商売って外人相手だから。

なんかちらちらする丸いもの、は何だろうかと思ったら、

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いつの間にか、ドボぐるみが大量に繁殖していたのだった。なんだこれ、カラーのやつまでいるじゃないか。突然変異でもしたか。でもさ、この緑色のやつなんか、もうすでに類似品に注意、という段階に達しているよね。自分たちで類似品まで作ってどうする。

しかし、出版局の女子営業部隊の今週のメインの仕事はこれだったの? あるいは夜なべ仕事でこれを作っていたのだろうか。いずれにせよ、それっていったいどういうノリなんだ?

売り場に戻ろう。


ドボサミ棚の左側に並んでるのは、ワンダーJAPANだね。

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で、右の棚は、ドボ・エン写真集のようだが、

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えーっと、『恋する水門』だけが面陳列になってないように見えるが、気のせいか。寂しく背差しで4冊しかないように見えるが、たぶん気のせいだろう。そういうつまらないことで文句を言うようなわたしではない。

新宿ジュンクに続いて、またひとつ先行発売の火が付いた。
東京は桜も終ったことだし、みんな明日はABC六本木店へ行こう!

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[佐藤淳一]写真作家。1963年生まれ。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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