Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園と水族館を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

マレーシアカワウソ・本場でキュイキュイ

いろいろと忙しくて、すっかり更新のペースが乱れてしまいました。今日は久々に海外のカワウソを見てみましょう。前回のシンガポールに引き続き、今度はコツメカワウソの本場、マレーシア。首都クアラルンプールの郊外にある国立動物園(Zoo Negara)です。Negaraは国立って意味らしく、「ズー ヌガラ」と発音すると通じましたよ。あ、最近行ったわけじゃなくて、もう4年も前、2006年の話です。というわけで、いろいろ現状と違うかもしれませんが、ごめんね。

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キュイキュイ! ぐるぐる。


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本場のコツメはちょっとワイルドですね。ヒゲに何か付いてるよ。


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広めの放飼場です。


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よく見ると、植物も微妙に違いますね。さすが本場もん。


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みんなで相談したり、


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すき間に手を突っ込んだりして、行動は日本にいるコツメといっしょだね。


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全員総出でえさをねだります。ぴゃーぴゃーぴゃーぴゃー、まあうるさいこと。


しかし今考えると、コツメに「はまった」のが、まさにこの時だったような気がします。何だ何だこのうるさかわいい動物は!という感じでした。今なら千葉市動物公園の9頭飼育を見慣れてしまってるので、それほど感動しないと思いますが、これをはじめて見た時はとにかくびっくりした。



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えさまだ〜?


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腹へったー。


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ぴゃ!

すでにお気付きかもしれませんが、このときはコンパクトデジカメしか持って行かなかったので、画質がイマイチです。つまり今とは比較にならないほどゆるーい撮り方をしています。まだわざわざカワウソのために動物園に撮影に行く、という姿勢になっていなかったんです。


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コンパクトでもたまにアップが撮れます。

あれ?どこかで見たような顔、と思った方、あなたは鋭い。わたしがあちこちで使ってるカワウソアイコンは、実にこの写真の個体です。


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手前の3頭はいったい何やってんでしょうw


さて、マレーシア国立動物園は、はっきり言ってかなりまともでした。45ヘクタールの敷地に、476種5000頭以上の動物がいるそうです。何しろ熱帯のジャングルっぽいところにあるので、飼ってるんだか元からそこにいるんだか区別がつかない動物とかもいるんじゃないか、という気もしますが、そんなことはないですきっと。


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スケール感がこわれている写真w。左のキリン水飲み場?(巨大)がその原因。


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まあかわいい!こっち見た!


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野生のキリンはもちろんマレーシアにはいませんが、ゾウはいます。この人たちは、マレーシアゾウでしょうか。詳しい方、教えてください。



で、最後まで黙ってましたが、実はカワウソ展示、2か所あるんです。


「Otter」で探すと、哺乳類エリアみたいなところにいることになっているので、先にそこに行ったわけですが、カワウソは寝てたのでチラ見しただけで、別の展示を見て回ってたんですよ。

そしたら予想もしなかったようなところにコツメカワウソの展示があり、そっちで満腹になってしまい、そのまま最初のカワウソ展示には戻らずに帰ってしまったのでした。


ところが、今回写真データを引っぱり出してよく見てみたところ、最初に行った展示の方のカワウソがちょっとクセモノであることに気が付きました。たまたま寝姿を撮ってたのですが、撮ったことすら完全に忘れていたので、もう二重にびっくりです。

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これです。

どうみても、ユーラシアではありません。もちろんツメナシでもありません。


ってことはこれ、ビロードカワウソじゃないか?


ピクセル等倍までアップしてみましょう。
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2枚だけ撮ったうちの最初の1枚はちょいブレ。2枚目はご覧のとおり顔が写ってない、という体たらくですが、この毛皮の感じはどうにもビロードっぽい。

ビロードカワウソはマレー半島にもいるのでそう考えたくなるんだけど、東南アジアのユーラシアカワウソは毛が短い、なんてことはないでしょうね。何しろ展示プレート(あったのかなあ?)すら撮ってないという不真面目な撮影態度だったので、もう一度行って確かめるしかありません。しかし、これからまたマレーシアに行くんだったら、今度は野生コツメの顔も撮りに行きたくなります。

さあ困ったどうしよう。

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまですでに3刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

佐藤淳一リアルタイム
最新の写真は flickr | Otterhaus で公開中。たまにカワウソも。

Created with flickr badge.




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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、意外にハマりました。2も出てます。

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Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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新版 電脳の教室
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