Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

シュヴェリーンカワウソ・その1

[ Zoo Schwerin is a cozy local zoo in northern Germany. Their exhibit of Eurasian otter is with Red panda. All photos were also taken in the end of Aug. 2018. And this visit was helped by Dr. Tim Schikora, zoo director. Much appreciated! (The article continues to part 2) ]

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シュヴェリーン動物園のユーラシアカワウソです。

シュヴェリーンはドイツの北の方にある美しい街ですが、ちゃんと説明するとメクレンブルクフォアポンメルン州の州都で、以前は東ドイツでした。

旧東ドイツの都市には結構まんべんなく動物園がありまして、まあライプツィッヒみたいな大都市の大動物園は別として、こぢんまりした「その町の動物園」というたたずまいがあって、好ましい感じがします。


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入り口の建物が思いっきりローカル建築で目を引きます。かやぶき(かなあ?)屋根に開けられた窓が目みたいでかわゆい。


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雰囲気的にこぢんまりしているので狭いのかなとか思ったらダメです。結構広いです。特に水鳥エリアの広いこと広いこと。カワウソへ行くにはキリンを通ってヒクマとオオカミの向かい、ですね。


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キリンはロスチャイルド。さっきの入り口の建物が後ろに見えます。


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入浴中おじゃましますよ。


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楽しげなカワウソ説明板。えさのサンプルもあります。


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カワウソ池。なかなか広いです。中央の半島部分が茂みになってていい感じ!


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さて、いままでいろんな混合カワウソ展示を見てまいりましたが、ここの同居種は何とレッサーパンダ!


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いました!

カワウソ半島の奥がまともな森になっているので、居場所が競合することもなくていいですね。

この人気動物2種をひとっところにまとめてしまう大胆なコンビネーションは、日本の動物園ではまず考えられませんが、今後いかがでしょう?


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緑色が濃くてバスクリンみたいですですが、水はクリアです。


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あ、出た!


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かくれます。


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やべ、見つかった


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カワウソ半島へ逃げ込んで様子をうかがいます。2頭かな?


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お、また出てきましたよ。


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あんただれ


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にらめっこがつづきます。


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・・と、いきなり近くまで来ました。さっきと別の個体?


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どアップいただきました!

というわけで、午前中はこんなもんです。次は午後のフィーディングを期待。


・・・


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おじゃましてますよ。


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元気いっぱいなカナダヤマアラシ。


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実は、雨がすごいことになってましてね。


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ちょっとした雨は写真に写りませんが、思いっきり写るぐらいいっぱい降ってます。あ、これはシロテテナガザルではなくてボウシテナガザル(Pileated gibbon)ですね。


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キリンもお部屋に入ってしまいました。


つづきます。


  • Posted by jsato
  • 11:08 | Edit

アルザスカワウソ

[ NaturOparC (Hunawihr, France) used to be called Centre de Reintroduction until several years ago. White storks and Eurasian otters are exhibited in the beautiful park there. ]

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フランス東部のアルザス地方、ユナヴィールというところにあるNaturOparCのユーラシアカワウソです。

NaturOparC って変なとこで大文字になってて何だこりゃ、と思いましたが、要するにナチュラルなパークってことですね。ナテュロパルク、って発音するのかしらん。「テュ」が言えないぞテュ。


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いらっしゃい。

アルザスの美しい村のひとつであるユナヴィールのはずれにある、それほど大きくない公園、と思ってください。


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こんな感じです。カワウソとコウノトリ(シュバシコウ:White stork)がメインで、あとは水鳥とか小動物。いわゆる動物園ではないので、当然のことながら展示は地味めです。


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実はここ、何年か前まで Centre de reintroduction という名前でした。シュバシコウとユーラシアカワウソの再導入センターだったわけです。カワウソは足跡だけ、ってことからわかるように、シュバシコウがメインということですかねこれは。


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というわけで、シュバシコウ様はもういっぱいおります。


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カワウソ横断注意の標識と、人工巣穴のサンプルのようです。


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で、その先にカワウソ展示があります。


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広いプールですね。


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お、さっそく出ました。


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あんただれ


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観察デッキの下は洞窟風。水中観察窓が並んでいます。


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奥には巣穴が覗けるようになっていました。さっきまで泳いでたのにもう寝とるんかい!


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起こさないでね!


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観察デッキ上には展示物がいろいろ。これは調査グッズとかそういう関係のもの。全部フランス語なのでお手上げですが、まあブツ見たらわかります。



・・・



さて、ナテュロパルクの呼び物がこちら。スペクタクル!!!

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要するにショーの類なのですが、カワウ、カワウソ、フンボルトペンギン、オタリアが出てきます。これらの動物が「いかに魚を捕食するか」に特化したプレゼンテーションです。


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実際の順番は無視していきなりカワウソからお見せしましょう。
生きた魚投入、と同時に飛び込みました。


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何の障害物もないシンプルなプールなので、


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そりゃもう、すぐにキャッチしますわね。


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でもってもう1匹。


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食べながら泳いで戻ってきます。


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こちらはカワウとウナギ。
アクションの派手さで言ったらこっちの方が上なので、なかなかウケてました。


・・・


さきほどのカワウソ展示場では、公開トレーニングがあります。

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メディカルトレーニング、とありますね。


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棒のターゲットとクリッカーを使っていました。


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よっしゃ、仕事終わり〜


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む?


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うおりゃー


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ほいほい〜


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お、来たな


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バトルじゃ!


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というわけで、なんとも不思議な公園でした。ここはアルザスのブドウ畑の中の宿などに逗留しつつ、ゆったり来るのがよさそうです。


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おみやげはこちら!
カワウソ国の0ユーロ札、人間用の2ユーロで交換できます。


  • Posted by jsato
  • 12:22 | Edit

チューリッヒカワウソ・その1

[ Photo report of the exhibition of Eurasian otters at Zoo Zurich. All photos were taken in the end of Aug. 2018. ]

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チューリッヒ動物園へ行ってきました。ユーラシアとコツメが飼育されています。まずはユーラシアの展示から。


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園の入り口。以前はすぐ近くまでトラムで行けたみたいなんだけど、今はちょっと歩かされます。何というか、山の上です。

入り口すぐ横にズーカフェがあって、来園者じゃない人も入れるようになってます。こういうのいいですよね。日本でもやってほしい。


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ユーラシア展示へ、ほぼ直行。みどりがいっぱいだ。


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いきなりいました。入浴中かw


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ぶるぶるっ


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あんただれ


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放飼場はびっくりするほどは広くはなく、まあユーラシアカワウソ的に普通の広さでした。左奥にガラスのフェンスが見えます。あとで行ってみます。


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水中が見える観察窓と、スイス国内のカワウソとカワウソ環境に関する展示パネルがいろいろとありました。


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キーパーズドアの左右に寝室観察窓もあります。その先にはもうひとつ、同じぐらいの広さの放飼場があります。今回はそっちにカワウソの姿は見られませんでしたが。


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回り込んで、さっき下から見えたガラスフェンスのところまで来ました。ここからはガラス越しではなく、直接カワウソが見えます。園路からちょっと引っ込んでてそれほどお客さんが来ないので、撮影はやりやすいです。


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ではあらためて撮らせていただきます!

みなさまご存知の通り、ユーラシアは横から見たのと正面から見たのではまるで別人のように見えるものです。

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ななめからだんだん正面へ。あ、あなたちょっとプクプク顔でしょw

で、ここで1枚目の写真に戻ってください。目が小さくてムギュがまんまるで、愛嬌のあるお顔です。


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大きなお世話じゃ


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おトイレ失礼。


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落差のある水場で素晴らしい。乱暴にまとめるとチューリッヒは基本的に山なので、水が豊富です。他の動物の展示でもあふれるように水が使われているものがありました。


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さてと


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いれとくれー


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巣穴でゴロゴロ。

・・・という感じです。カワウソ寝たので他の展示を回ります。



サバンナ作ってます。
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あ、8月のスイスはまったく涼しくありません。はっきり言ってめちゃくちゃ暑いです。


・・・


そしてあっという間に夕方。ふたたびユーラシアへ来てみました。

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どアップいただきました。ムギュにピントが来てるけど。


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源泉掛け流し感のある素晴らしいプール。


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ふんふん

それにしてもいいコケっぷりです!


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またきてね〜❤️


と、このようにユーラシア展示は実に模範的なものでありました。で、コツメ展示はというと、他に類を見ないびっくりものでした。複数のチューリッヒに行った人とお話をしたことがありますが、誰もそんなぶっ飛んだ展示になっているとは教えてくれませんでした。というわけで次回をお楽しみに。

  • Posted by jsato
  • 12:45 | Edit

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまですでに3刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

佐藤淳一リアルタイム
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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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・・・
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