Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

リオデジャネイロ動物園

[ Before the International Otter Congress, I visited Rio Zoo (Jardim Zoológico da Cidade do Rio de Janeiro). I thought I should know more about animals in Brasil. So I learned some local foxes, howler monkys and capuchins there. ]

140924_01
国際カワウソ会議のはじまる前の日、リオデジャネイロ動物園(Jardim Zoológico da Cidade do Rio de Janeiro)を訪ねてみました。しかし、よく見るとふっといジャガーですな。


140924_02
この日はたまたま日曜だったので、それはもうにぎやか。


140924_03
今回は会議後にフィールドに連れてってもらう関係で、ブラジル産動物の予習をしておく必要があります。まずこれはCrab-eating fox。帰ってから調べたら和名(カニクイイヌ)があった。イヌかよ〜、キツネじゃないのか。


140924_04
カニクイイヌはポルトガル語でCachorro do mato。


140924_05
で、このほとんど同じに見えるのがHoary fox。帰ってから調べたら和名(スジオイヌ)があった。これもイヌかよ〜。考えてみると、ヤブイヌと分布が重なるので、この辺のイヌ科は英語名に関係なく和名を「○○イヌ」にしようということなのかも。


140924_06
スジオイヌはRaposa do campo。でもこの2種、いま正直なところ写真では見分けがつかない。解説板と檻の中身が必ず一致しているかどうかも怪しい、って雰囲気もある(おいおい)。スジオ、ってことはしっぽに黒い筋があるとか、そういう特徴があるのか。カニクイイヌはカニ、スジオイヌはシロアリを食べるのだそうだ。ふむー、だったらいっそ和名も「アリクイイヌ」にしてくれればよかったのに。


140924_07
これはわかりやすいやつだ。寝てるけどw
Maned wolf、タテガミオオカミー!


140924_08
タテガミオオカミはLobo guará。オオカミはやっぱロボだぜ。


140924_09
ふとっちょジャガー。


140924_10
ジャガーはOnça pintada。そういえばカンタオではあちこちに痕跡を見ましたっけ。足跡とか爪痕とか。だからと言ってジャングルでうっかり出会うわけにもいかないので、「ジャガーってほんとにいるんだ〜」という他人事のような感想を持つしかなかった。


140924_11
ネコ科エリアを抜けるとアジアゾウ。


140924_13
広いゾウエリアを抜けるとつづいてキリンですが、


140924_12
1頭しかいないキリン(アミメ?)はやたらと人気がありました。なぜだかゾウよりぜんぜん大人気なんだこれが。



140924_14
坂を上って小動物&お猿エリアへ。アグーチって横から見るとマーラみたいだが、正面から見るとこのように愛嬌のある顔をしております。


140924_15
お、ナマケさん。


140924_16
フタユビナマケモノですね。


140924_17
南米のお猿さんはまったくわからんので、わたし、要学習です。


140924_18
カッショクホエザル(Brown howler)でした。


140924_19
つぎ。この黒い方は?


140924_20
そのとなりには金髪の方が。


140924_21
解答です。黒い方はアカテホエザル(Red-handed howler)。解説板は写真より絵のほうがわかりやすいですね。金髪さんは、Blond capuchin。カプチンはオマキザルなので、金髪オマキザル?(←勝手に和名つけるなって)


140924_22
もうおひとかたいました。


140924_23
Crested capuchinでした。つまり、とさかオマキザル?(←勝手に和名つけるな)


とりあえず、ハウラー=ホエザルと、カプチン=オマキザルを覚えておけば、この先、だいたいのお猿は何とかなりそうだ、と思った。


・・・


140924_24
各種のヤシが作り出す並木がみごと!ちなみにリオ植物園にはこれのもっとすごいヤシ並木がありました。次回お見せします。植物園のくせにお猿&鳥類がいっぱい撮れましたので。


140924_25
オニオオハシ型電話ボックスと現地の人びと。


140924_26
カバの池。


140924_27
お、かっこいい鳥!


140924_28
Cariama cristataはアカノガンモドキという和名がありました。習性がヘビクイワシと似ているので収斂進化の良い実例なんだそうです。ふむー。そのとなりは、なぜかミナミコアリクイ!


140924_29
タマンドゥアミリムちゃん、寝てますけど。まだ昼だしね。


140924_30
クモザルも日本で見るのはジェフロイばかりですが、こちらはクロクモザル(Red-faced spider monkey)。英語名の通り、みごとに顔が赤い。人相というか猿相はというと、まるで宇宙からやって来たみたいでした。


140924_31
そういえば、ホエザルオマキザルクモザル以外にも、南米には小さい系のお猿もいろいろいるのであった。面白いお顔のやつを代表で。


140924_32
クチヒゲタマリン(Moustached tamarin)です。クチヒゲに愛嬌がありますね。


140924_33
で、実はリオズーって鳥類のコレクションがすごかったんです。でも古いタイプの動物園であり、特に鳥の展示はぜんぶ檻なのであまり積極的に撮る気にならなかったけど。最後にちょっとだけ。これはオウギワシ(Harpy eagle)。


140924_34
Tawny-browed owl。メガネフクロウの一種ですか。不思議な雰囲気のフクロウでした。


140924_35
団地みたいな鳥の檻をひとつひとつ見てたら、あっという間に夕方になってしまいました。


140924_36
どうもお疲れさまです。


というわけで、ちょっと古い感じのリオデジャネイロ動物園でしたが、なぜかジャイアントパンダが来るという話もあるそうなので、今後の発展を期待いたします。

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまですでに3刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

佐藤淳一リアルタイム
最新の写真は flickr | Otterhaus で公開中。たまにカワウソも。

Created with flickr badge.




コメントありがとうございます。
すべてにリプライできなくてごめんなさい ↓

最新コメント
動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、意外にハマります。すでに4巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


新版 電脳の教室
新版 電脳の教室
こういうのもあります


  • ライブドアブログ
Das Otterhaus 【カワウソ舎】