Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一がカワウソのいる動物園と水族館を訪ねます。

井の頭どうぶつ・また夏毛になるよ

井の頭自然文化園。カワウソはいないけど、超ご近所。考えてみると、テンがこんなにいる動物園って他にあるのだろうか。

110430_01
毎度おなじみホンドテンですが、いまはちょうど冬毛から夏毛への移行期です。


110430_02
この個体は夏毛のときに鼻柱に黄色い毛が残るのですが、ちゃんとその黄色い毛が現われてます。おでこから耳にかけては、まだ白い冬毛が残っています。


110430_03
参考まで。こちらは今年の2月撮影。同じ個体とは思えないほど、イメージ激変してますよね。

去年の夏毛の様子を確認したい方はこちらを見てください。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 井の頭どうぶつ・夏毛と冬毛


110430_04
こちらはまた別の個体。こちらは夏毛では顔が真っ黒になるはず。


110430_05
冬毛がいよいよ残り少なくなっていますね。


110430_06
こちらも参考まで。今年2月の撮影です。この子は冬毛でも顔が真っ白にならず、目の回りに黒さが残ります。あるいはもっと前には真っ白だったのかな?


つづいて井の頭名物、ニホンリス軍団!


110430_07
どう見ても楽しそうに会話しているみたいです。


110430_08
思わず身を乗り出すほどの内容なのか。うまいクルミが落ちてた話とかw


110430_09
ニホンリスも換毛中。赤い夏毛の上にグレーの冬毛が一部、残ってます。あと耳毛もすっかり乏しくなってます。


110430_10
こっちの個体はまだ冬物を着ている感じ。寒がりな個体なのかも。


110430_11
こちらはすでに夏服に着替えて食料輸送中。




ほかにもすてきなどうぶつがいっぱい!


110430_12
ぱーっと開いてくれました!


110430_13
ちびざるのくせにかっこいいやつ。


110430_14
最近、到津の森からやってきたキュウシュウノウサギ。これは冬でも白くなりません。


井の頭、これでカワウソがいればなあ、といつも思いますが、考えてみるとカワウソがいたらカワウソべったりになって他の動物をちゃんと見なくなるので、いなければいないでいいのかもしれない。

井の頭どうぶつ・夏毛と冬毛

家からもっとも近い動物園である井の頭自然文化園。カワウソの展示こそありませんが、去年2月には「カワウソ講演会」なんかやってくれて、実に素晴らしい動物園です。東京育ちでないわたしは、実はわりと近年までここがれっきとした動物園であるという意識がありませんでしたー。ごめんなさいよ。

さて、カワウソはイタチ科の動物ですが、同じイタチ科のテン(ホンドテンとツシマテン)が井の頭にいます。ホンドテンはこんなやつ。

110107a

110107b
いい面構えだねえ。これを何十万年も水に浸けとくと、カワウソに進化するんだなあ。



さて、実は上の2枚、去年の6月に撮影したものです。つまり「夏毛」なんですな。
ホンドテン、今はこんな色をしています。

110107c

110107d
わー。顔が真っ白です。たぶん同じ個体だと思うのですが(展示場所が同じなので)、まるっきり別の動物に見えます。

動物図鑑で、テンの夏毛と冬毛の絵が載ってたりしますよね。へぇーっと思うけど、なんというかイマイチ半信半疑というか、ほんまかいな、という気持ちだったのですが、本当にこれだけ色が変わるんですね、まあびっくりです。

そもそも、テンってすごい色してますよね。

110107e
これは夏毛ですが、ちょっとありえない黄色です。黄色すぎ。ふつう、動物って基本的に地味な色してるじゃないですか。黄土色とか茶色とか。そんなんじゃなくって、とんでもない黄色。オレは危険な動物だぜ、って言って歩いているようなもんだ。かっこいいなあ。




さて、夏毛と冬毛といえば、このひとたちも。


110107f

110107g
そうです。ご存知ニホンリスです。それにしてもなんつうだらけたリスなんだw。こちらも6月撮影の夏毛です。結構、赤味の強い毛が生えています。もうちょっとコントラスト上げるとミケリスになりそうw


それが冬毛になると、こんな感じ。

110107h

110107i
まあ地味w。すごい真面目なリスって感じに見えます。おなかの毛はもっふもふ。耳毛もふっさふさ。


あ、知ってました? リスって笑うんですよ。

110107j
シャッターによる一瞬のアヤ、じゃないですよ。この個体はかなりしばらくの間、こんな顔をし続けてました。


110107k
これも同じ個体かな。どう見ても笑ってんの。人間が笑うのと全く同じ状態にあるのかどうかはわかりませんが、少なくともこの顔の状態は、人間から見ると「笑い」という範疇のものです。

考えてみると、夏のリスって繁殖シーズンで浮かれまくってるわけで。たぶんもうわけわかんなくなって、要するにちょっと狂っちゃってるんだと思いますね。それに比べると今ごろのリスは、実に真面目ですよやっぱり。


110107l
でもやっぱり、冬でも笑ってる個体がいるんだよねえ。

写真集いかがですか〜♪
160px_kawauso_book
おやすみ前にこの一冊・・・
「カワウソ」(東京書籍)

千葉市動物公園、長崎バイオパーク、鳥羽水族館、海遊館の売店でも売ってるよ!

巻末「カワウソなび」の最新情報はこちら↓


For overseas readers...
Otter holding facilities in Japan

最新記事40
記事検索
動物園・水族館

[動物園・水族館ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

タグクラウド
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]写真作家。1963年生まれ。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

Junichi Sato

Create Your Badge

・・・

わたしの本もついでにおひとつ買ってくださいな


カワウソ

おそらく日本初?のカワウソ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


  • ライブドアブログ
Das Otterhaus 【カワウソ舎】