Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園と水族館を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

みどりのアフリカ園

[ Yagiyama Zoological Park in fresh green leaves! It was Children's Day, so every zoos in Japan was crowded. ]

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仙台市八木山動物公園、5月5日のこどもの日。

純粋に撮影目的だったら、超混雑間違いなしのこんな日には行きません。でも今年はスケジュール調整がうまくいかなくて。だったらもう、いっそ一年でいちばんにぎやかなこの日に行ってやろうなどと思って、覚悟して出かけました。


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絵に描いたような新緑の色です。アフリカ園のこの風景が見たくて、今年もこの時期にやってまいりました。晴れてよかった!


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メアリーも楽しそうに見えます。


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そういえば八木山のシマウマ、識別できてませんごめん。


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わー!サクラちゃん出てます。
そういえば、今まで放飼場でサクラを撮ったことがなかったような。


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おらおら〜!


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あらあら、けっこうシマウマに強気です。


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仲よくしましょうね。


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アップで撮るとわかりませんが、引きで撮るとサクラちゃんちいさい。


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底の抜けたような青空。


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もしゃもしゃ


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おいしそうな若葉だこと。


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一方、ユウキはパドック勤務。2頭を同時に放飼するのはまだ難しいのだそうです。


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ふふふ・・・


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このメタセコイア?ごしに遠くから見えるゾウさん、とってもいい眺めです。


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リリーさんも楽しそうに見えます。


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結局、ゾウさんが収容されるまで、ここ(キリンのビュースポット)にずっと貼り付いてました。

午後も遅くなって少しは人出が落ち着いてきたと思われるので、ちょっと動きます。



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夏毛になるよ〜


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コブ子さん。


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レッサー前からサル山方面を見たところ。3時過ぎですがまだお客さんいっぱい。


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ちょうどポーラがこっちに出てきました。あっという間にお客さんが群がります。


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あれ、座り込んじゃった。


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そうこうしているうにち、もう閉園。


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サクラちゃん収容〜♪


実にいい半日でした!

2月の八木山動物公園と松島水族館と

[ Last month, I had a lecture at Yagiyama Zoological Park. The theme of these five times lecture series is "Zoo for grown-ups". As my turn, I spoke about a proposal concerning the new viewpoint of taking photos at zoo. ]

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まいど速報性ゼロのブログですが、先月(2月)の後半に、仙台市八木山動物公園に行っておりました。


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用事はこれです。「大人の動物園」。

大人の動物園 | 仙台市

5回シリーズのセミナーです。昨日、3月7日が最終回でした。ズーラシアの村田園長と東大総博の遠藤秀樹さんの熱い対談が行われたはず。で、その前の4回目(2月21日)は、わたしがお話しさせていただきました。


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雪の残る放飼場を歩き回るベン。


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葉っぱも〜らい〜♪


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リリーさん。

セミナーではここ「アフリカ平原」の展示景観についてほめまくりました。その理由を挙げ、比較対象のための他園の写真を大量に提示しつつ、八木山のアフリカ園の景観は世界レベルである、とまで言いきりました。大きく出ましたw


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メアリーさん。


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東北のひとは宣伝がヘタと言われます。わたしも東北のひとでこれまた宣伝がヘタでありぜんぜん役に立ちませんが、アフリカ園はもっと存在をアピールして、多くのひとに見てもらった方がいいんじゃないかと思います。なにしろよくできているからです。仙台のひとしか見に来ない、っていうのではもったいないです。


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ユウキ元気にしとるか?


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あははずっと見てる。冬はパドック勤務が多いのかな。


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さて、キリンのビューポイントからアフリカ園売店まで、気が付かないくらいの微妙な上り勾配がつけられている、ということをお話しさせていただきましたが、その証拠写真?です。カバの後がゆるい斜面になっているように見えます(この写真はちょっと強調しすぎかも)。

キリンのところから売店の方を見ると、園外の樹木にまで通景ができて、実際以上の奥行きを感じるように作られているわけです。許されるものなら、いつか実際にこのへんを歩いて確かめてみたいものです。

あ、あと園長おすすめの、アフリカ園売店の屋上(立入禁止だ!)からの逆方向の景観もいつか見てみたいです。


・・・


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ドン様。


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これはアカラ?アイナ?
どなたか識別お願いしますー。

→アカラくんだそうです。Nさんご教示ありがとうございます。



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ふんふん・・・


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素通り〜w 
ありゃ



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カイ&ポーラ、微妙にすれ違っておりました。



以上はセミナーが始まる前の時間にうろうろ撮影した、八木山のスターたちであります。

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さてさて、こちらセミナー会場です。今さらですが、その節はご来場ありがとうございました。おかげさまで無事に終わることができ、ほっとしました。

内容ですが、もちろんアフリカ園をほめることだけで2時間も持ちませんので、動物園での撮影における、新しい視点の提案みたいなことをお話しました。

わたしたちは動物を撮るとき、うっかりどアップでばかり撮りがちです。それは動物の表情や仕草が魅力的だからなのですが、それだけでいいんだろうか。たまにはぐっとズームを引いて、あるいは広角レンズで撮ってみると、どうなるのだろうか。

引いて撮ることによって、動物だけでなくその周囲の状況まで写り込むことになります。できれば人工物が入らないように撮りたい、と思いがちですが、それって暗黙のうちに野生動物と同じように撮れることを目指している。だとしたら、動物園で撮ることは生息地で野生個体撮ることの代償行為にしかならない。

積極的に動物園で撮ることの意義を考えたとき、動物の周囲に配された人工物は、むしろ面白がるべき要素となる。それこそが「動物園らしい風景」の発見です。

柵やモートや壁や獣舎など、動物を取り巻くさまざまな建築/構造物のありようは、実は動物園独特の技術や文化の反映であり、歴史的な変遷や、地域的特徴が現われるような、実はきわめて知的な解析の対象となるものです。それをカッコよく入れて撮ったらいいんです。

実は動物の周囲に何があるのか、を意識することは、なぜわれわれ現代の人間が動物を飼育し、展示するのか、という根本的な意義を考え直す端緒となる可能性があり、それを意識するとしないとでは、来園者としての個人が動物園と接するときの基本的な姿勢がまったく違ってくるのではないか。園は展示にメッセージを込め、それをちゃんと解読できるのが大人の来園者、という関係がいいんじゃないか。


・・・というような話をさせてもらいました。


今回のセミナーでは毎回、参加者の方にアンケートを書いてもらっており、その内容が講演者に知らされるようになっています。それを読ませていただく限り、だいたいのところは伝わったように思っています。おそらくわたしがこういった、言わば「外部からの視点」を持てるのは、もともとドボク写真家だからでしょうね。その辺をちゃんと見抜いていらっしゃるようなコメントもいただきました。ありがたいことです。


・・・


翌日は、去年11月に行った時にもうこれが最後かも、と思ってたマリンピア松島水族館へ、もう一度、足を運びました。今度こそ最後かな。

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2月とはいえ日曜日なので、なかなかにぎやかでした。


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ああ、いよいよカウントダウンなんですね。

この空間、しっかり記憶に留めました。


ちょっとだけ八木山

[ Reticulated giraffes and African elephants at Yagiyama Zoological Park. It's the best season to visit there now. ]

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仙台市八木山動物公園の、アフリカ園。大型連休の終わった翌日、コンデジだけ持ってちょっとだけ訪ねました。


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毎年、真夏にしか行っていなかったので、こんないい時期に訪ねるのは、おそらく子どもの頃以来のことだと思います。


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キリンのユウキがやってきて、シマウマたちを蹴散らします。


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ユウキもすこし頼もしくなってきました。


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ん?


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視線を右にずらすと、


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メアリーさん。


今、ここの池(正しくは水モート)では、カエルが鳴いています。ふしぎな風情です。でも悪くないです。アフリカにだってカエルいるでしょ。ゲコゲコ鳴くかどうかは知りませんけど。



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リリー&ベン。


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ユウキはほぼ1本、表皮を食べてしまいました。おこられるぞ〜!


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こちらは基本的にパドック勤務のさくらちゃん。休園日に放飼場馴らしをしているそうです。


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おなかすいた、って目でこっち見ないでよーw


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あっというまに夕方。ユウキ収容後、シマウマが駆け回ります。


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この時期の晴れた夕方って、何だか時間が止まってしまったように感じることがあります。



というわけでわたしの心のふるさと、My First Zooである八木山のバックナンバー記事です。よろしければどうぞ。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 八木山のアフリカ2・キリンにサイに
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 八木山のアフリカ1・ゾウさんの景観
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | スマトラトラ・ベビーズ公開中!
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 八木山どうぶつ・はじめてのゾウさんでした・・・
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 八木山どうぶつ・絶対負けない!


おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。
「カワウソなび」の追補はこちら↓


How we keep and watch wild animals in zoos and aquariums. Junichi Sato's recent works.


 Zoological Portrait Series


 Zoological Landscape Series


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan




コメントありがとうございます。
すべてにリプライできなくてごめんなさい ↓

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動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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こういうのもあります


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