Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

ノボシビルスク

080506

第2回ノボシビルスク国際現代写真フェスティバルに出展する。先月中ごろにEMSでプリントを送って、10日ぐらいで州立美術館から着いたよメールが来たのだが、そのまま忙しくしてて忘れかけてた。どういう逓送経路をたどるとEMSで10日もかかるのか全く理解不能なのだが、直行便のないシベリアのど真ん中という場所を考えれば、とにかく送ったものが確実に届くだけでも感謝ものだろう。

さっきふと思い出して、ぼちぼち告知が出てる頃だろうかと思ってサイトを探したら、あった。でも肝心な「いつからいつまでやるのか」が出ていないじゃないか。さすがシベリアの人々はのんびりしており、そういうところはぜひ見習いたい。

このフェスティバル、第1回は2年前のことであった。今回は日本からは坂口トモユキさんも参加している。おそらく6月から7月にかけてやってるはずなので、近所にお住まいの方はぜひお出かけください・・・という落とし方もちょっと飽きた。

今回は無理だが、実はあのへんに一度は行ってみたいと思っている。ノボシビルスクの近くのクラスノヤルスクには、エニセイ川に水位差100メートル超の世界最大のインクラインがあるらしいのだ。これ。



2000トンの船が積めるらしいので、ヨーロッパのやつよりひとまわりでかい。しかしどう見ても「ダムを越えている」ようにしか見えないんだなこれが。ダムの付属設備で小型船用のインクラインはそんなに珍しいものじゃないと思うのだが、2000トン用はないよな普通。

近頃、何を書いてもこっち方面に振れる(笑)。



【追記5/26】第2回ノボシビルスク国際現代写真フェスティバルの開催日程は、6月6日から7月20日までになったようです。それってぴったり梅雨時じゃん。梅雨のないシベリアに行きてえぞ。

Trackback

はぎわら | 2008年05月07日 03:54
こんなものを見つけました。

http://www.moonlightandmagick.com/Ph-Falkirk-Wheel.jpg

これも運河用エレベータらしいんですけど、としまえんにある
フライングカーペットのように、軸がぐりんとまわって昇降させる
構造のようですね。いろんなものを考え出すなあ。
jsato | 2008年05月07日 08:34
「やっちゃった系」運エレという感じ。
スコットランドのファルカークホイールたら言うらしいですね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Falkirk_Wheel

水槽が回る部分に流木とかひっかかって止まり、水槽から水がこぼれたりしそう。

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

 Biography + Bibliography
(展覧会と各種掲載リスト)


 Floodgates

 Twitter : otterhaus
 Facebook : otterhaus
 Tumblr : otterhaus
 Tumblr : otterhausanbau
 Flickr : Otterhaus

* 依然として記事の内容に無関係なスパム的書き込みが多いため、各記事に対する新規コメントは現在、受け付けておりません。ご連絡はFacebook、Twitterをご利用いただければ幸いです。


キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】