
シンポジウムその1、無事終了。
50〜60人ぐらいの方々にお集まりいただいた。わたしも無事に座布団運びを全うしました。みなさんどうもありがとう。
そういえばこのメンバーで、公の場でこういう話、しばらくしてなかったな。前は『Phos 7つの変調』というグループ展で、飯沢耕太郎さんや大西みつぐさん、土屋誠一さんをお招きして新宿ニコンプラザでやったのであった。あれっていつだっけ、という話になったので帰って調べてみたら、2004年のことだった。なんだ4年前か。すごい昔のような気もするし、つい最近のような気もする。いずれにせよ、この4年間でいろいろ変わったことは多い。
『Phos 7つの変調』で検索してみても、もう大したデータは残ってない。「やった」という事実だけが、むなしく痕跡となっているだけだ。
今日も、デジタル対アナログ、という話ではなくて、デジタルが現れてからいったい何が変わったのか、というところを見ようとしての場だったはずなんだけど、そこのところがなかなか伝わらない。
自分より年長の人たちは、「現在という場」に本当には降りてこようとしないし、自分より年下の人たちは、以前に何があったのか知ろうとせずに、場所を変えて同じことを繰り返そうとしているし。
橋を架けなければいけない場所が、ここにもあるんだよなあ。