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昨日は『ドボ珍』水門の日でした。みんな見てくれてるかな。
「東スポ」って西の方へ行くと「大スポ」で、もっと西に行くと「九スポ」になる、って話はしたっけ? まあいいや。とにかくそういうしくみになっています。実は全国紙だ。>東スポ
で、「九スポ」って意外に(失礼!)売れているということを聞いたので、今回は九州、筑後川の水門をセレクトしてみました。九州のドボ珍ファンのみなさん、お待たせしました、って言いたいところだが、珍寺の独観さまはこれまでも九州ネタが多かったので、とりわけ問題はなかったのではないでしょうか。
近代土木遺産としてメジャーな筑後川昇開橋の目と鼻の先にある、新しめで景観的にもまだこなれてない感じの水門が花宗水門。カソウじゃなくて、はなむねと読んでね。筑後川下流部の、もっとも河口側にある水門だ。おしるこのようなトルココーヒーのような、どろどろな干潟系の水まわり(って言うか?)に注目。これはもうほとんど有明海である。若津港という港になっているエリアをガードしているため、閘門つきだ。
東スポ掲載の写真(上の1枚目)では、いまいち「内山田洋と足軽ファイブ(-1)」感が出てなかったと思うけど、2枚目の写真ではわかるかもしれない。何言ってんだ、と思う人はぜひ現物を見に行って確認してほしい。そしてできれば誰か、空撮に挑んでいただきたい。いや、それよりわたしのために筑後川に沿って飛行機を飛ばせる人はおらぬか。
しばらく筑後川シリーズを散発的にやっていこうと思うが、ここいらの水門は小屋(開閉装置室)にプチ特徴のあるものが多いので、そのつもりでいてください。奇をてらってないけど、ちょっと変、みたいなタイポロジックな領域における微小な差異の併置が楽しめます、ってそんなの誰が楽しむのか。