
↑ オビのデザインが、最終版では少し違っています。
おそらく日本では初めて?の、カワウソだけの写真集ができました!
「カワウソ」
写真・文=佐藤淳一
2010年4月1日発行(書店発売は3月24日)
東京書籍
本体1200円(税別)
ISBN978-4-487-80436-8
20 x 14.8cm
80ページ・カラー
Amazonで買ってやるぞという方はこちら:カワウソ
全国20余の動物園・水族館のご協力で、かわいくてちょっと怪しいカワウソの日々の姿を、勝手にしつこく撮影させていただきました。その内容は・・・
カワウソとは?
カワウソは遊び大好き
眠るの大好き
泳ぐカワウソ
食べるカワウソ
子育てカワウソ
カワウソ百面相
というものです。さらに、単にかわいい、怪しいだけでは済まなくなっちゃった人むけに、カワウソの基礎知識をまとめました。そしてもちろん、カワウソと出会える動物園・水族館のガイドもついています。
特に癒し効果を狙ったつもりはないのですが、寝る前に見たりするとほわーっとした気持ちになって、よく眠れるかもしれません(人によって効果は異なります)。そして次のお休みの日には、うっかり生のカワウソに会いに行きたくなっちゃうかも、です。
そして、こんなすばらしい動物がなぜ日本からいなくなってしまったのか、カワウソと共生するために、わたしたちはこれからどうしたらいいのか、この本がそんなことをちょっとでも考えるきっかけになればうれしいです。
水門写真家である佐藤がなにゆえカワウソか、とみなさん不審に思ってらっしゃると思いますが、わたしはもともとカワウソ好きでした。あ、理由になってないですね。実は東京書籍の編集者である角田さん(「工場萌え」や「カピバラ」など多くのヒットを世に放ってらっしゃいます)のご尽力により実現した企画なのです。世界中のカワウソファンはわたしよりも、つのださんに感謝した方がいいと思いますよ。
・・・
表紙の親子カワウソの親(左)の方は、日立市かみね動物園にいたダイキチ。惜しくも去年の11月に亡くなってしまいました。そして本文中に何度も登場するカナダカワウソ、岡山の池田動物園のママも先日、亡くなってしまいました。多くのみなさんの協力で出来た本ですが、とりわけ天国の2頭のカワウソに、この本を捧げたいと思います。