Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

GWネコ科スペシャル♪

大型連休中は動物園・水族館はお客さんであふれますが、ブログは逆に見てくれるお客さんが減ります。そこで、いつもならあり得ないようなコンテンツを出してもいいかな〜と思っていたところ、ネコ科は撮らないのかというコメントをカシワヤさんからいただきました。考えてみると、撮ってるけど出してない動物がいろいろいます。そこで今日はGWスペシャルってことで、ネコ科動物だけのエントリにしてみます。


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トラもおだてりゃ木に登る〜♪


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ネコ科に限って撮影データをずっと見てみたのですが、わたしの場合、トラは写真にならないことがわかりました。どう撮ってもガードが堅いというか、トラらしく威厳が保たれてしまいます。おそらくかっこいい顔の模様のせいだと思います。裏から撮るとこんなぼわんとしたシーンも撮れるんですが、正面からは難しい。それはそうと、この耳裏の白い毛が好き♪


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チーターなんかも、全身撮るとかっこよすぎてちょっと気後れします(何で人間のわたしがいちいち気後れしなければならんのか!)。この写真もキリっとしててほとんど負けそうですが、唯一、クチのまわりのモフ感がゆるいので載せてみました。以上3枚は姫路セントラルパークのみなさん。



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旭山動物園のクロヒョウ。うーん、クロヒョウもちょっと気後れしますね。よーく見ると独特のユルさがあるんだけど、まず真っ黒という色自体がど迫力だ。強すぎ。



そしてなんと意外なことに、わたしがいちばん撮ってるのはライオンでした!
(自分でもびっくり)


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かみね動物園のウィル父ちゃん。


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バルミー母ちゃん。


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2009年10月生まれのこどもたち。6月齢ちょいの頃のカールとミミーとネイミー(カ+ミ+ネ)。今年3月にまた生まれましたが、その兄姉たちです。


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(これがカワウソなら、ぜったいにここでアホなセリフ書く)


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「父ちゃんすごいね〜」  「すごくないの」   「ふぁぁぁぁぁっ」 (←やっぱり書いてる)



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ふたたび旭山。ライオンって百獣の王とか言われているけど、表情は決して険しい一方じゃないです。かなり柔らかさを含んでいる。強いからやさしい、の典型みたいなところがよろしい。


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実は雪上ライオン。百獣の王は寒さにも強いのだぁ。



そしてライオンがかっこいい場所といえば、天王寺動物園のアフリカサバンナ肉食ゾーン!



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うふっ。


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ふぇ。


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ふぃぃ。


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あんぐぅあぁぁぁ。


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あぁぁぁ。


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ぁぁぁぁぁぁぁ・・・


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っふぅん。


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「おおこわ〜」

Trackback

あみ | URL | 2011年05月02日 01:32
あれ!カワウソがいないw
トラの後ろ耳かわいいなー!
あくびはカワウソもあんな感じになりますね!
カシワヤ | URL | 2011年05月02日 06:50
おはようございます。

ふとした疑問に迅速に対応していただき、ありがとうございます。
センセの写真は被写体にツッコミどころがあって成立するのかな?
などと今回の写真を見ながら思った次第です。
その点カワウソはベストチョイス、ツッコミどころ満載ですね。
yumi | 2011年05月02日 10:19
トラ好きとしてはトラが一番手でうれしいです。
バルミー母さんの頭のシワが素敵!ボブサップみたい!
猫が好き | URL | 2011年05月02日 23:29
 あどーも。なんでおれの WeblogReader に「Das Otterhaus」がはいっているんだろーなーと前から疑問に思っていたのですが、まあカワウソかわいいからと思って眺めていたわけっす(正解はモノレールネタに2回ほどひっかかっていたため)。
 で、猫を出しますか猫。うむー。ひっかかってみます。うむー。

 イリオモテヤマネコとかツシマヤマネコとかいますでしょ。「イリオモテヤマネコよりツシマヤマネコのが好みだなあ」とか言ってたら、知人から「うまく餌付けされてて写真に撮られることが多い個体だけを見て好みを決めるな」とか言われましてね。あ、そりゃそうだなあ、おれだって顔見知りの猫の写真はいっぱい撮るけどそうじゃないやつはあんまし撮れないもんなあ、みたいな。
 で、ふと思った。上記2ヤマネコについて「警戒心が強いためなかなか写真に撮れない」とかよく言われるけど、んなことはノラネコでも同じであろうと。2ヤマネコも、がきんちょの頃からかわいがって飼っていればごろにゃんとか言うかもしれないし、トイレもちゃんと砂場でするようになるかもしれない。まず間違いないところでは、1世代でたぶん「生の鳥よりカリカリ(ペレット)の方がいい」とか言うようになるのである。日本人を見よ、1世代で「ハンバーグが好物」とか言うようになっちゃったじゃにゃいか。
 いっそのこと、とにかくひっつかまえて繁殖させてがきんちょの頃から慣らして血統書でもつけて高く売ってひたすら数を激増させるという手はないものだろうかと。
 知人は「それじゃあイリオモテイエネコだったりツシマイエネコだったりしねーか」とか言ってましたけど、絶滅しちゃうくらいならイエネコ化計画のがまだ前向きじゃないんだろうかみたいな。

 いやあ。なんでこんなことを思い出したのかっつーと、カワウソ+絶滅+猫というキーワードが融合したせいなんですが(=^_^;=)。
マキ | 2011年05月03日 09:54
トラだー!トラ大好きなんです!
姫路セントラルパークで木登りトラ見れるなら行きたい!
って、いつも上ってるわけじゃないすよよね(^^;

jsato@otterhaus | 2011年05月05日 07:51
>あみさん
あくびをいっぱい撮ってることに気付きました!
つぎはカワウソに戻ります。

>カシワヤさん
ツッコめない写真出すとちょっとだけ罪悪感があります。大阪人でもないのにどういう遺伝子なんでしょうw。

>yumiさん
トラ好きさんって多いですよね。でもわたしの場合、トラはどう撮ってもトラになってしまい(誰が撮ってもトラはトラに見えるわけですが)、何というかまだヒネれません。まだ修業が足りませんですね。

>猫が好きさん
いつもお読みくださってありがとうございます。ヤマネコも写真が難しいですね。近所にツシマヤマネコがいますが、納得できる姿が撮れたことがないです。

>マキさん
木登りトラ、わたしも今までこの1回しか見たことないです。姫センのサファリエリアだとよくあることなのかな?

fayrey | 評価 5 | 2011年05月05日 12:03
ライヨン・ファミリー写真www
アホなセリフ、読んでて楽しいです。
猫が好き | URL | 評価 5 | 2011年05月05日 22:24
 どーでもいいヨタですがー。
 そいやカワウソってネコの仲間だったよなーと思って改めて系統樹を眺めてみた。いやあ系統樹なんてころっころ変わるから半ばどーでもいいっていうか「結論出たら教えてくれ」みたいな面があるんだけど(とか言いつつ三中信宏の『系統樹思考の世界』とかはすげえエキサイティングだったんですが)。
 カワウソは、「ネコ目→イヌ亜目→クマ下目→イタチ上科→イタチ科→カワウソ亜科」だったんすね。ナカマナカマ(そこまで話を広げて仲間もないもんだろうが。だいたいネコ目の中にはイヌ亜科だっているんだからなっ>おれ)(ふんだ、ネコのがえらいもん>おれ)(・・・そんなところで戦うなよ>おれ)。

 そいやトラジマ模様のイエネコっていないんですよねー。誰かトラネコ模様の品種を作らないか・・・(ってそれ、なんかベクトルが違うから(=^_^;=)>おれ)。
 うちんちの周囲で最近すげえなれなれしくしてるバカネコは、トラネコから黒を抜いた柄です。要するに真っ赤。
jsato@otterhaus | 2011年05月08日 07:59
>fayreyさん
アホなセリフを誘う、危険なショットですw。

>猫が好きさん
トラネコ、いたらすごい人気になりそうです。

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Where captive otters live in Japan.

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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