
ツメナシカワウソのポンタ。大型カワウソってかっこいい。

一瞬コツメに見えるでしょ?
ツメナシって直射光じゃないと黒っぽい毛皮なんだけど、直射光に照らされると茶色っぽく、コツメと同じような色になるみたいです。

そういえばツメナシが鳴くのを聞いたことがない。少なくとも「ぴゃ」って感じじゃないわな。カナダカワウソみたいに「ピー」「フィー」みたいな声なのか。

前足のツメは完全に退化してます。後ろ足の真ん中3本だけにツメが残ってます。ちょっとわかりにくいですが。

なんでツメないの?

知らんがな。
あ、もちろんコツメもいます。

うめちゃん。

ナスビ。某館から出張中。実は何でナスビがここにいるのか!?と後になってぶったまげました。初心者さん&ちびっくさんがレポートしてくれなかったら気が付かなかったです。
かわうそ初心者のブログ : 鳥羽水族館で同郷獺にバッタリ!
さて、鳥羽のカワウソなかまと言ったら、そりゃあもうラッコですわな。

いらっしゃ〜い!

ラッコはいつでも二枚貝ばっかり食べているわけではないのですが、何というかその所持品が属性を表すイコノグラフィのアトリビュートといったようなモノになってるので、押さえとして載せときます。梅にウグイスとかネコに小判(←ちょっと違う)的にラッコに二枚貝。ミジュマルのおなかにもホタテ。

ちょーだい!

エビもらった♪
あ、前の白い個体は♀のポテト。1989年生まれ。黒い個体は♂のロイズ、2005年生まれだそうですよ。

「あーあ。何かやってらんないよね」「・・・」
左は♀のメイ。こちらは2004年生まれです。

「最近さあ」「なあに?」

「あら?」「だからなに?」

「このサカナ、うまくね?」「何でもいっしょっしょ」

「もっとちょうだい!」
と、このようにラッコたちはだらけておるので、キーパーさんたちは一計を案じました。

「それ行け!」
まず軽く跳んでから、

深く潜ります。

そこからすごい勢いで、ジャンプ!

しゅわ〜

びよ〜ん

水面からかなり高いところには、イカの耳が!さっきキーパーさんが投げたのが、アクリルに貼り付いてます。

これがうわさの「イカ耳ジャンプ」ですか!

海獣水族館―飼育と展示の生物学
この本によりますと、「イカ耳ジャンプ」は相当のストレス解消効果があるのだそうです。ラッコがこんなにジャンプ力があるとは思わなかったので、ちょっとびっくり。