
特に意味はないです。チロルはプライドが高そうな顔なので、ついついさん付けしてしまいますが、ドナウはこの通り、実に庶民的な雰囲気。バイエルンの小太りの兄ちゃん、って感じなので敬称略じゃ。

まあ、基本的に気さく。

と思って油断していると、いきなりはしごを上りはじめました。

おお!「飛び出せ水槽」に続くアクリルパイプの中に進入!

ね、小太りでしょw。

前足は動かしません。後ろ足キックで推進力を確保していることがわかります。

カワウソにしてはコロコロしてるなあ。アナグマみたい。

「飛び出せ水槽」に抜けた、と思ったとたんに反転。しっぽが方向舵の役目をしています。あ〜頭がフレームアウト!

本体は消えてもしっぽは残る。あっという間の出来事でした。

プハー。
えさもないのによくあっちまで泳いだね!
キーパーさんの話によると、ドナウはえさでは釣られないそうで、むしろ掃除の際にホースから出る水から逃げるために、飛び出せプールまで行くようになっちゃったんだそうです。これは「オペラント条件付け」ではどう考えたらいいのでしょう。うまくえさで釣られて飛び出せプールまで行くようになった(正確に言うと、飛び出せプールに行ったらえさがあった)のを「正の強化」が起きたことになるとします。しかしホースの水、という嫌悪刺激が与えられたのにもかかわらず、飛び出せプールに行くことが強化されてしまっているw。これって行動随伴性としては「負の弱化」でも、「正の弱化」でも「負の強化」でもないですよね。言わば、ねじれ強化か? いや、きっとわたしのオペラント条件付けの理解の方がねじれているんだと思うので、読まなかったことにしてください。
・・・

お客さんを意識してます。サービスショットです。

定位置でプカプカ。
手を添えてるところがお客さんにウケてました。添えてないと、うとうとしたときに流されるんだよ。

はい。おまちかねのドナウの下あご。このように白いんです。濡れているとピンクです。

下あご左側にわずかに黒い部分があるのですが、口を開かないとわかんないですね。

右側は真っ白です。それにしても、これってどんな表情かw。

先週から気になっていたのですが、結構高い位置(150センチぐらい)にある渡り板に、フンがあります。要するにサインポストです。キーパーさんによると、ドナウが中央部の丸太をよじ上ってここまで来ているのでは、とのこと。これがあるおかげで一般のお客さんは「くさい」を連発しますが、ちゃんとカワウソとしてやることやってんだから、このあたりが魚臭いのは実にめでたいことじゃないか!(ちなみにここはもっともお客さんのこない場所で、わたしのチロドナ観察の定位置の、真ん前です。すぐ鼻が慣れてしまうのでぜんぜん臭いが気になりません。むしろいい臭いだと思うw)

ユーラシアのくせにコロコロしてるなあ。ちょっと痩せたら?

ねむねむ〜。