桂浜水族館にいるのはもちろんコウメだけじゃない。他の連中の様子も見てみよう。

ミズホ。コウメたちとは区切られた、隣のエリアにいます。

下あごのほくろで識別も容易。

胸の毛が模様みたい。ノドブチカワウソみたい。

乾いてた方がかわいい。カワウソの基本的な問題点だなあ。濡れたカワウソって、一般のお客さんに対しては魅力度7割引ぐらいになっちゃうよなあ。

ミズホのパートナーのクリ。

今回はろくなショットがなかった。ごめん!>クリ

ミズホ&クリ、まあ仲良くやってた。
ん?隣でカランカラン音がするよ。

これが音の原因。

「幸せの鐘」だ。
鐘の説明が金網にくっついてたので、金網がなくなったら説明もなくなってしまった。シアワセというよりは「謎の鐘」「怪しい鐘」になってしまっており、ちょっと残念。個体紹介もなくなっちゃってたし。カワウソ舎はまだ改造途中なのだと考えよう。
・・・
さて、ちょっと本館の方をひとまわり。するとこんなものが。

カワウソの剥製です。しかもコツメ。(貝、でけえ!)

売店で売ってる『おらんくの水族館75年物語』という開館75周年記念誌に、「・・・以前にコツメカワウソが飼育されていたことは記録にもなく知る由もなかったのだが、はく製が今も残っている。」とあるのはこれのこと。
この本によると、記録にないコツメカワウソ飼育がかなり古い時期にあり(説明には昭和30年代とある。そんな頃から国内にコツメがいた!)、その後、2001年(つい最近だ)にユーラシアカワウソの飼育をはじめているのだが、国内での血統維持から(繁殖の可能性を比較したってこと?)コツメに切り替えた旨の記述がある。このときのユーラシア(ショウタ:1996年9月24日、安佐生まれ)はその後どこへ行ったのだろう。手放した、って書いてあると気になる。
カワウソと関係ないけど、この本によると桂浜水族館はもともと釣り堀からスタートしたらしい。ちょっと笑ったけど、なんかそういう水族館があってもいいよなあ。

帰ってくると、コウメが自分たちの居場所を破壊中。

で、ごはんタイムになるわけです。昨日の別ショット。

コウメの奥にいるのがパートナーのテンくん。カワウソのくせに名前がテンw。

テンは基本的に、コウメにいいようにされているように見えます。(手前がコウメ)

むぐむぐ・・・

コウメに押し倒されて、

うーんクチビルを奪われてしまった・・・って何だそれ。

コツメ夫婦はメスが強い方がいい、ということなので、きっとこれでいいんだろうね。
【追記 2011.10.1】
ユーラシアのショウタはその後、桂浜で死亡。ペアになってたと考えられるコナツという個体がアドベンに移動し、存命だそうです。情報ありがとうございました。>初心者さんちびっくさん