
チロルです。
昨年の春から夏にかけて、上野に避難していたときには重点的に会いに行った、ユーラシアカワウソのチロルとドナウ。アクアマリンふくしまが奇跡の復活を遂げてもうすぐ半年になるので、この機会に様子を見てきた。

こっちはドナウ。2頭とも寒いところの生まれなので、むしろ冬の方が生き生きとしてるね。
ちなみに避難から戻った直後、昨年7月の様子はこちら。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | ふくしまカワウソ・雨の日のチロル&ドナウ

あ、ごはん・・・

着いて早々、いきなりお食事タイムだった!

ドナウもどーぞ。
白いものがちらちらしてるけど、ゴミじゃないよ。雪です。どうりで寒いはずだ。

お食事が終わると水中で遊ぶ。この気温だとむしろ水の中の方が暖かいだろうなあ。

しかしまあ、水中のドナウの顔はかなり面白い。ムギュの黒い毛が上唇の近くまであるので、「ドロボウヒゲ」みたいに見える。

ドナウは重量感あります。最近の計量では10.8kgだったとか。

その後は例によって巣穴でお昼寝。チロルは行儀良く寝てますが、ドナウは前足を挙げたまま、お腹を上にして寝てる。

実に無防備な寝方ですてきだよ。
・・・
2頭は仲良く寝てしまったので、この間にひとまわり。
このたびセイウチのミルさんが鴨川経由で香港に移動することになりました。
悲しいお知らせ - アクアマリンふくしまの復興日記 - Yahoo!ブログ

元気でな。
AMFでセイウチが見れなくなってしまうのは残念ですが、理由のあることなので仕方ありません。香港で繁殖がんばってもらわないと。
・・・

カワウソ展示に戻ってよく見たら、えさ時間の表示があった。何というか、ものすごくおしゃれに目立たな〜く貼ってあります。おしゃれなのはいいんだけど誰も気付いてないみたいなので、もっとどーんと目立つようにしましょうよ・・・と思ったんだけど、カワウソ展示のあの窓面積の少なさを考えると、お客さんが押しかけたらそれはそれで大変なことになるに違いない。だからやっぱりこの目立たない感じでいいのかも。

えっへんドナウ。

キーパーさんが現われるまで、フナなどを追っかけて遊びます。

ぎゃっ。

チロルは必ずこっち側から。

こらドナウ、入れてもらってないで自分で取りなさいw
メニューはギンザケ(だったかな?間違ってたらごめんなさい)の切り身ですが、加えて鶏肉が入ることもあるそうです。

うま〜。

ん?

お食事後はまた2頭で水中運動。

元気で仲良くやってるのでうれしくなりました。しかしユーラシアのオスメスが年中仲良くしてるのは野生の状態とはちょっと違うようなので、繁殖を考えると逆に心配ではあります。

またね〜!