Das Otterhaus 【カワウソ舎】旧サイト

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

池袋カワウソ・出して出して!

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東京の都市型水族館といえば、池袋のサンシャイン水族館。以前は「サンシャイン国際水族館」って言いました。みなさんご存知のとおり、昨年リニューアルしたときに「国際」が取れちゃって、それと同時にコツメカワウソの展示も取れちゃった、という実に残念な展開になっている。あーあ。

今回はカワウソが展示されていた当時の写真を見てみよう。撮影は2009年9月。


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いらっしゃーい。


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この日は1頭だけの展示であった。


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ひたいのヒゲが触覚みたい。


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びゃ。


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びゃー。


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今はなきカワウソ展示場、カワウソビレッジの全景。ペンギンビーチと背中合わせみたいになってて、巣穴が後ろから覗けるドキドキトンネル、というのがあった。よく見えなかったけど。


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ご覧のとおりの雨の日。実はそれが幸いしてて、これだけ撮れている。晴れてたらガラスへの写り込みはこんなもんじゃ済まない・・・などと書いても、もうこの展示は存在しないんだから無意味。


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あご乗せー。


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お食事タイム(ペレット)。


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右手に転がってるのは共生してたリスザルのえさか。


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リスザルが下に降りてきた。写り込みみたいに見えますが、ちゃんと中にいます。しかし中南米にいるリスザルと、東南アジアにいるコツメが共生しているのって、意味的にもちょっと微妙だった。


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そろそろ昼寝すっかな。


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お気に入り?のボロトレーナーにくるまって寝ます。


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と思ったけど、こんないい天気(雨)の日はカワウソ的には昼寝するのがもったいないわけで。


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もうひとっぱしり上まで上ろうかね。


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で、岩をかけ上がるとこんな金網に出ます。カワウソの声が直接聞こえるので、これはこれでよかった。もっとも写真写りはイマイチだが。


さて、サンシャインには国際時代からの3頭と、その後おたる水族館から移動してきた1頭が今も飼育されているみたいなんだけど、この先どうやって展示するつもりなのだろうか。「コツメはスタッフをなごませるために飼育されているのでは?」なんて皮肉なウワサも一部でささやかれているぐらいなので、これ以上悪いウワサwになる前に、ぜひまた出していただきたいものです。みんな待ってますよ!

Trackback

ちびっく | URL | 評価 5 | 2012年01月30日 23:26
先生こんばんは。
サンピアザのつぶらな瞳と色黒がサンシャインの血統と思っていたので、ちょっと意外(; ̄O ̄)
かなり可愛らしい顔つきですねー。
jsato@otterhaus | 2012年02月01日 01:01
>ちびっくさん
この子かわいいですよね〜。1度しか会ってないので、ぜひまた撮らせてもらいたくなってきました!
カシワヤ | URL | 2012年02月03日 08:10
おはぴゃ!
サンシャインはオシャレなデートスポットを目指したのか?獣類は押し込められるか隠されてしまいましたね。以前はポニーも居たのに、コアリクイも隔たりもなく見れたのに、臭いきたないうるさいはいらないと判断したのでしょうか?
jsato@otterhaus | 2012年02月03日 22:16
>カシワヤさん
おしゃれを目指した割には、以前からある「宴会プラン」なんかは残ってるんですよね。ちなみにわたしは、その「サンシャイン国際水族館が会場の宴会」に出たことがありますw。

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Where captive otters live in Japan.

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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