
長崎バイオパークのコツメカワウソ。アルジュナくん。3月下旬に訪ねました。
何しろ、その前にバイオパークに行ったのが2年前。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | ラブラブ・カワウソ
人間のタイムスケールだと2年はまあ、そんなに長い時間ではないですが、カワウソスケールで2年というのはけっこう長い。この2年間で長崎バイオのカワウソには、実にいろんなことがありました。
いちばん悲しいのは、先日ツイートした通り、ゲモックが亡くなってたこと。今年の1月のことだそうです。昨年末、まだ健在だったゲモックの最後の姿をkittoさんが撮ってくれてます。
あにまるカメラ:大晦日の獺納め
ダイエットしたゲモックの姿を見ることはかないませんでした。それに輪をかけて悲しくなるのは、パートナーのナオコも昨年の後半に死んでしまったことです。うーん、ダメージが大きすぎる。
悲しんでばかりもいられんので、よかったことも挙げときます。もともと10頭という話だったのが、2008年には4頭しか来なかったコツメカワウソですが、昨年さらに4頭、マラッカ動物園からやって来ました。そのうち現在バイオパークで展示されているのがアルジュナ♂とシティ♀です。ママット♂は先日、南知多ビーチランドへ移動、もう1頭のメスも某所へ移動済みです。

ということで、現在の「シャボテンロックガーデン」のカワウソ展示場はこんな感じ。左がアルジュナで、右がナンとシティ。kittoさんのレポートにある「アライグマとレッサーパンダの丘」の分家展示はなくなってました。ではウチョップはどこに行ったのかというと、現在バックヤード暮らしです(元気そうな声が聞こえました)。
というわけでいろいろありましたが、わたしが初めて行った当時の、オス1頭+メス2頭、という基本フォーメーションに戻ったような次第。このフォーメーションが実際に繁殖に有利なのかどうかは、何とも言えない感じなんですけどね。

ナン。確かに強い女になってるw

シティ。すっかりナンの手下。

この2頭に対峙するのがアルジュナで、明らかに弱っちい。

負けるなアルジュナ!

ま、基本的にみんなで仲良くやってるようでしたが。

このお姉さまたちが強すぎるんだよね。

バックヤード方向から物音が。

あ、キーパーさん来た! 11時から公開フィーディングです。

ごはんちょ〜だ〜い!

もらった!
アジは3枚下ろしになってました。ゲモックの死因が消化管のつまりだったらしく、原因がはっきりしないうちは、念のため極力食べやすくして与えることにして、しばらく様子をみているとのこと。

ナンがキーパーさんがアジを投げるのを待ちかまえています。

何やってんの!はやくちょうだい!

んもうっ!

ただでさえまん丸なナンの目ですが、こんなときは10パーセント増しのワイドオープン。とんでもない超絶目ぢから!

同じポーズをシティがしても、こんなもんです。ナンの迫力はすごい。

うまうまシティ。

アルジュナくんはマイペースですな。アジよりペレットの方が好きみたいだし。
つづく。