
長崎ペンギン水族館のコガタペンギン。コガタペンギンってのは英名のリトルペンギンの和訳なんでしょうけど何か変だよね。「コガタ」ってカタカナが妙に即物的で。段ボールをダンボールって書いちゃったみたいな微妙さがひっかかる。別名はリトルブルーペンギンとか、ブルーペンギンとか、フェアリーペンギンとか言うらしいんだけど、そっちそのまま訳さずに呼んでくれた方がかっこよかったと思うよどう考えても。名前でかなり損しているなあコガタペンギン。

2階の一番奥にあるコガタペンギン展示。温度調整のいらない温帯ペンギンはダイレクトに撮れるからいいよね。ガラスは手前の水槽部分のみで、他にペンギンとわれわれを隔てるものは何もないのだ。

基本的にプカプカ泳ぎ。いや、コガタペンギンとはいえペンギンである以上、その気になれば水中でびゅんびゅん泳ぐんでしょうけど、わたしの見ている間はずっとプカプカしてました。

かわいいんだけど、やっぱり基本的にルックスが地味です。

ごはんの時間になりました。上陸〜っ!

コガタペンギンは前傾姿勢で歩きます。

さかなちょうだい!

ちょうだいちょうだい!

こっち?

いやこっち?

も〜らったあ!
ちなみにさかなはアジです。

もっとくれ!

食った食った。

ん?あんただれ?

長崎のコガタペンギンは5羽。カラーバンドの色で簡単に識別可能。緑色がエリザベス、橙色がジェームス、桃色がレイチェルで、黄色がトビー、そして赤色がクララベル。誕生日じゃなくて「ふ化日」って書いてある律義さがすてき。

バンドの色がピンクか赤か、写真では判別が難しいのですが、たしかレイチェルだったと思います。

砂と草がいい感じ♪

えっへんエリザベス。

ああ、こっちがクララベルですね。乾くとブルーペンギンの由来である羽根の青さが、ちょっとわかりやすくなります(濡れてると、羽根本来の色なのか光の反射なのかよくわかんない)。

トビー&ジェームス。男子でつるんでどうする。
そうそう、コガタペンギンは鳴き声もかわいいのだった。フンボルト(ブォ〜バォ〜みたいに鳴く)なんかよりかなりかん高い声でした。

お散歩ジェームス。

で、えっへんトビー。
地味だけどかわいいコガタペンギンでした。さて長崎ペンギン水族館には何と8種、160羽が飼育されてます。すごい規模ですよね。他のペンギンたちは次回。