
ライプツィヒ動物園のオオカワウソがつづきます。
動物園の入口を入ると、カワウソはどこだ?とさがすわけですが、そんなわたしの目に飛び込んできたのがこれ。

これはまぎれもない、オオカワウソです♪
ライプツィヒ動物園自体は19世紀からオオカワウソ飼ってたぐらいですから、古い歴史のある名門動物園です。なので全体的には重厚な雰囲気なんですが、そんな古くさいイメージにとどまってません。

というわけで、新たに気合い入れてこんなとてつもないものを作ってしまいました、というのがゴンドワナランドです。
どこから見ても、立派なテーマパークですw
ちなみにこの船の通う川にいきなりオオカワウソはいません。念のため。

アマゾンの奥地なんだがアフリカの奥地なんだかインドネシアの奥地なんだか、とにかくそんな西洋人のあこがれるトロピカルな雰囲気で貫かれていますね。実に見事なもんです。
そして「看板だけで肝心のカワウソは出てこない」というのはカワウソ界のお約束みたいなものですが、やはりここでもそういう展開でした。

むなしく看板を撮ります。ちなみにオオカワウソはドイツ語ではリーゼンオッター。直訳すると巨人カワウソ。

ゴンドワナランド中央部の展望台に上ると、全体が見渡せます。ありゃ?遠くにどこかで見たことあるような動物が。

マレーバクです。
ここはアメリカバクっていうか、ブラジルバクの出番ではないのか、と一瞬思いますが、そこがゴンドワナランドのゴンドワナランドたる所以ですので、あえてマレーバク、なわけです。

オオカワウソが出てこないので、マレーバクの近所のコツメカワウソを表敬訪問。
いるかーい?

いたいた!

ちなみにコツメカワウソはドイツ語ではツベルクオッター、直訳すると小人カワウソ。どっちもわかりやすいねえ。
・・・
で、夕方になってゴンドワナランド2度目のアタック。

ようやく遭遇。というわけで、めでたく前回のファーストショットにつながります。以下は前回のセレクト漏れショットですが、よろしければ。

この木の根っこのところがファミリーのお気に入り。

つくづく、長いです。この個体(お父さん?)はいつも背面高速潜水。

こっちはわかうそ。普通にトロトロ潜水。

息継ぎ。

なになに〜?

びゃ!
オオカワウソのボーカルコミュニケーションはとても発達してまして、ざっと聞いてコツメカワウソの2倍以上の音声を使い分けているような印象です。常に何かしら、鳴き交わしていてとってもにぎやか。

お決まりの水上バトル。

ガブー

ヒュシ!

ムギュ〜

ちょっと休憩・・・

このやたらな好奇心の現われ方って、どちらかというとアオニックス属に近いような。

上陸して休憩です。

そして閉園時間が近付くと、ファミリーは密林の奥へ消えていきました。
またね〜!

次はライプツィヒのキリン行きますよ。ロスチャイルドだかんね!