
今日もまた、ドルトムント動物園のオオカワウソ。
みなさん、すでにオオカワウソに目が慣れてしまったのではないですか?
こうもたてつづけにオオカワウソが登場すると、はじめのころの驚きがだんだん色あせてしまって、
「何だ、またオオカワウソか」
みたいな気分になってしまっているのではないですか?
そんなみなさんのために、このへんで、
コツメカワウソタイム!
前に書いたように、オッターハウスではオオカワウソとコツメカワウソがひとつ屋根の下で暮らしています。

オッターハウスの庭みたいな屋外放飼場のプールで、コツメファミリーがなにやらごそごそ。

洗濯? んなわけないです。
よく見ると、白い毛皮状のもの(目が付いています!)を水から引き上げていました。

その毛皮状のものをオッターハウスへ引っぱりこんで遊んでいます。いや、食べています!

でもやっぱり、遊んでいるんでしょうかね。
この白い大ネズミのようなもの。正式なエサなのかどうか、はっきりしませんでしたが、ちょっとびっくり。

もとロープだったようなもので、綱引きをしてます。

んぎ〜っ

↑まだネズミで遊んでますね。

ここのコツメたちも実にコツメっぽく暮らしていますが、お客さんは対面にいるオオカワウソに目を奪われるので、あんまり見てもらえてない感じです。

ぼくたちも見てね〜!
・・・
目がコツメになったところで、ふたたびオオカワウソ屋外放飼場へ戻りましょう。

かっこいいオオカワウソポスター。写り込み御免。
「ドルトムント動物園はフランクフルト動物学協会のペルーのオオカワウソプロジェクトを支援しています」
あちこちで見かけるゴリラマークのフランクフルト動物学協会(Zoologische Gesellschaft Frankfurt)ですが、実はオオカワウソのプロジェクトもやってるのですね。
Zoologische Gesellschaft Frankfurt- Rainforest Protection in the Eastern Andes, Peru
日本から考えると南米ってむちゃくちゃ遠いですが、ヨーロッパから見ると大西洋をひとっ飛びで、割りとすぐに南米なんですね。考えてみるとアフリカも近いよね。そして動物学協会が先導して、生息地保全プロジェクトをガンガンやってる、っていうのは、やっぱりすごいことだと思います。
あ、ドルトムント動物園のマークにも注目。そうです。子連れオオアリクイです。ドルトムントは南米産動物のコレクションが充実しているのです。

すでに5時を過ぎていますが、雨が上がってちょっと明るさが戻ってきました。

屋外放飼場の一番奥にはたっぷりした砂場があります。お察しのとおり、ここはみんなのおトイレ。そしてオオカワウソはフンをするときに、他のカワウソ種ほどにはしっぽを高く上げないようです。その話はまたいずれ。

かっこいい!

力強いプカプカ泳ぎ!

ときにはこんな表情も。

ん?

しゃわしゃわしゃわしゃわ・・・

どたどたばたばた・・・

何かと思ったら、夕方のごはんタイムでした。

必ず安全なところまで運んでから、

ゆっくり食べます。

うまうま♪

食後のくつろぎ。真ん中がおおちび?

もっと食べたい。

食後の運動!
こんな感じでドルトムント動物園のカワウソは終わりです。次はアンゴラキリン!