Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

かっこいいクズリ!・デュイスブルク動物園

[ Wolverine at Zoo Duisburg. Wolverine looks like bear or dog, but is a member of the Weasels (Mustelidae). I like their body shape and expressive face! ]

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大型イタチ科動物、クズリです。クマじゃないよ。


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ごそごそ。手が大きいですね!


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何というか、テンがどーんと大きくなって黒くなって毛深くなった感じでしょうか。


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ドイツ語だとフィールフラース、英語だとウォルバリン。日本語のクズリは「屈狸」の読みなんでしょう。「貂熊」(テンクマw)とも言うらしい。とにかく名前からして主張があります。なにしろ学名なんかグログロ(Gulo gulo)ですからね。グログロってのは、鳴き声が由来というのをどこかで読んだような気がするけど本当だろうか。でもあんまり鳴きそうな顔してないw


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クズリ放飼場。まあ、やたらと広いw


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ふんふん


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気になる気になる


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匂い付け?


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ふんふん


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横から見ると、特徴がはっきりします。おでこと体の側面に、ライン状に白っぽい毛があります。しっぽの毛は末端にかけて広がってます。ちょっとスカンクっぽい雰囲気もあります。英語でスカンクベアと呼ぶこともあるそうですが、さもありなん。


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この太い前足の力強さ!


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コワそうに見えますが、これが意外に愛嬌ものなんです。


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吻は犬っぽい。ヒゲはそれほどはっきり見えません。


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放飼場の奥は、巣穴エリア。覗いてみたらもう1頭いました。最終的に、少なくとも3頭はいることを確認。


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あら、意外な行動に。


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へへ


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なかなか、いい表情してくれます。


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胸元にも白い毛があるのか。


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メイン放飼場に飛び出してきました。


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手足が長い。このプロポーションは実にテンと同じです。


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でも好奇心は旺盛なようです。テンでは絶対にこうはいきません。イタチ科最強と言われるクズリからしたら、人間も食べる対象と思っているのかもしれない。


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いいツメっぷりです。図鑑には水かきがあるって書いてあるんだけどそれ本当か?


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ちゃんと営業もしてましたよ。



次回はキリン!

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おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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ドボク・サミット
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Das Otterhaus 【カワウソ舎】