Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

水漬けはじめました♪

[ Continuing report of Fukuoka City Zoological Garden. Small-clawed otter parents have already started dipping their pups into water. I love watching this interesting behavior of otter. ]

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毎度おなじみリラちゃん。
福岡市動物園がつづきます。今回もコツメカワウソ寝室の窓ごしの撮影。例によってコントラストをむりやりあげています。画質わるくてごめんねー。


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寝室のハンモック台の上にいるリラちゃんに、ふく太くんがベビうそを渡そうとしています。


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とどくのかな?


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しかし上に上げてどうするんでしょう。どう考えても単なる見せびらかし目的としか思えんなあ。




実はこの窓に群がるお客さん(この日は日曜)の間隙をぬって断続的に撮っているので、シーンが連続してません。どうやってベビうそを下ろしたのかは見れませんでした。いま考えたら、そっちの方が謎だ。



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バットに入ったリラちゃんに、ふく太くんがベビうそを連れてきました。


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リラちゃん、水漬けするか?


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と思ったらやらないw


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リラちゃんどっか行っちゃった。取り残される父と子。


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あのね




ここでまた見えなくなって・・・



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次に撮れたときは、リラちゃんがベビうそを大きくくわえて・・・




で、また見えなくなってw



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その次見えた時には、すでにベビうそは水に漬かっておりました。


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やっぱり最初はいやなのかなあ。


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なさけないながらも、しっかり文句言ってる感じですか。あ、もう歯が生えてる!


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はい、出ましょうね


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バットは窓ぎわすぐ近くにあるので、


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お客さんも釘付けです。ただ、水漬けはほんの数秒なので、まばたきすると見逃します。


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あらら、もう大きな子は自力でここまで出てくるようになりました。あと何日かすると、ベビうそがわらわらとこの段差から落ちたりして、もう大変なことになりますね(もうなってるかな)。


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おつかれさまです。


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おとなり、というかお向かいのシロテテナガザル。新人のキナコさんです。毛が茶色いのですぐわかります。




混んできたので、ちょっとキリンに行ってきます。


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じー


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はっぱ、おいしそうね。


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もしゃもしゃ


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とてとて


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じー


つづきます。


Trackback

ひなあられ | 2013年09月25日 10:20
この一瞬を逃さないで写真撮るとは凄いです!

私だったら絶対ブレてしまいそう。

ベビうその口元が可愛すぎて今日も癒されました。笑
jsato@otterhaus | 2013年09月25日 10:47
>ひなあられさん
いつもありがとうございます。

いや、チャンスはもう何度もあったのですが、かなり逃しました(笑)。

こういう場合(混雑した展示場での撮影)の大変さって、実は一般のお客さんにいかに迷惑をかけないで撮るか、という点にあります。動物園や水族館で撮らせてもらう者がもっとも注意すべきことだと思っています。どんなにいい瞬間が撮れたとしても、それが周囲を引かせるような撮り方によるものだったらいかんのだと思ってます。自分がそうなってないことを願いますが、実際にはかなりお客さんのじゃまになってるはずで、申し訳ないなあといつも思いながら撮ってます。この問題はなかなかむずかしいです。じゃあ何で撮るのか、ということを真剣に考えなければいけなくなるからです。

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Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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