Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

シンガポールのオオカワウソ・その1

[ Last week I visited River Safari in Singapore to see Asia's first exhibit of Giant otter. Let's take a look! ]

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長らく期待されておりましたアジア初のオオカワウソ飼育展示ですが、ご存知のとおり、その栄誉はシンガポールに持っていかれました。シンガポール動物園の隣に今年オープンした大型水族園(←水族館の部分と、屋外からなる複合展示施設)であるリバーサファリ(River Safari)に、ドイツからペアが移動してきたのです。


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びゃ!


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で、これはオスのカルロスくん。


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で、結論から言いますと、現在展示はカルロスだけです。


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ぐわあ〜


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どうしてかと言いますと、展示開始してわりとすぐ(8月10日)に、こどもが産まれてしまったからです。あらら。

Asia’s first giant river otter baby born at River Safari | TODAYonline


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もちろんそのこと自体はとってもとってもおめでたいのですが、お母さんのカルメンちゃんとベビうその展示開始が未定で、そろそろ出てくるかな〜と思って見に行ったわけですが、やっぱり出てきませんでしたw。そうそううまくいくもんでもないですね。


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というわけで、今回は自動的にカルロス特集です。


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毛皮から泡出して泳ぎます。


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泡の量はコツメの比ではありません。


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水中でもしっかり目を開けて泳ぎます。


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でかくてもやっぱりカワウソです。


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んでまた、水槽がでかいです。


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左の丸い部分は、水中トンネル(人間用)です。


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細かい話はあとにして、


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今日のところはカルロスの泳ぎをお楽しみください。


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しゅわ〜


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オオカワウソのしっぽは「へら型」なので、他のカワウソ(円錐形)よりかなり推進力があることがわかります。


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前脚をぴたっと胴に付けるのは、カワウソのお約束フォーム!


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ゴージャスなオオカワウソ展示施設と、これまたとんでもないマナティの展示施設については、次回詳しく書きますね。


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いやー、すごいぞリバーサファリ!

Trackback

ひなあられ | 2013年11月05日 23:57
オオカワウソさん泳いでる所がダイナミックです・・・

一度本物見てみたいです(笑
jsato@otterhaus | 2013年11月06日 00:21
>ひなあられさん
写真ではなかなか大きさの感覚が伝えられないのが残念です。オオカワウソでかいですが、水槽もでかいので、写真ではあまりでかく見えないのですw

シンガポールカワウソツアー、ぜひ!
yumi | 2013年11月08日 11:39
待ってました!オオカワウソ!
一枚目の写真はアシカに見えてしまう。でも泳いでいる姿はカワウソですねー(*^_^*)
jsato@otterhaus | 2013年11月08日 18:54
>yumiさん
雰囲気はアシカに近いかもですよ。アシカの素材を使ってカワウソを作るとオオカワウソになる、と考えてみてください^^。

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Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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Das Otterhaus 【カワウソ舎】