Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

シンガポールのオオカワウソ・その2(マナティ付き)

[ Continuing report of Giant otter exhibit at River Safari in Singapore. This facility where Giant otters live is called Amazon Flooded Forest. It also has a tremendous pool for Manatee. ]

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シンガポールのリバーサファリのオオカワウソのつづきです。


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どどどどど


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どっ


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ぼぉ


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ぉぉぉぉん!


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ぷは〜


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それにしても、広いオオカワウソ放飼場ですなあ。


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で、この放飼場、お客さんが見る側は室内です。オオカワウソだけが外。彼らはアマゾンものなので、シンガポールの気温はおそらくちょうどいいのね。


ところでこの建物は「Amazon Flooded Forest」(アマゾン浸水林、って訳せばいいのかな)という展示施設になってます。

River Safari Singapore | Amazon Flooded Forest

そしてこのカワウソ窓の反対側の室内には、何がいるのかというと・・・



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んんん?


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マナティです!

しかも1頭や2頭ではありません(何頭いるんだか数えてませんすいません)。


そして、この建物は、当然のことながら水面下に降りて行けるようになっています。そのスロープを下ると・・・


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あらどうも〜♪

ヤングマナティが営業していたり。


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その窓から下を見るとこんなスケール感の崩壊した水中風景が。


シャコじゃないからねw。マナティがわらわらいるんだからね。


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もう少し下るとこんな。


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子連れマナティが複数いました。


そして、このスロープを下ったところには・・・


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こんな景色が!

浸水林の底、木が立ち並ぶ水中をマナティと各種アマゾン魚類が群れをなして泳いでおりました。なかなかスケールのでかい展示。


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お子様団体がいっぱいいてうるさいように見えますが、そうでもありませんでした。実はリバーサファリは、もっとも集客力が発揮されそうな目玉施設(Amazon River Questなる、ボートに乗ってアマゾン下り?ができるアトラクション。敷地のおよそ半分を占める)がいまだ工事中な関係で、お客さんがそれほど入ってない感じなんです。もうひとつの目玉であるジャイアントパンダ展示も、意外なことにお客がまばらでしたし。



まあその話は置いておいて、そのマナティの反対側に、オオカワウソの水中窓があるわけです。


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はい、こちら。視覚的には反対側のマナティ大水槽の浸水林がこっちまでつながっている、というような設定ですが、実際には独立したプールです。


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たのしいデートにオオカワウソ。


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タブレット買ったらオオカワウソ。


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お子様の教育にもオオカワウソ。


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ママ!あたし、あれ飼いたい!


やめといた方がいいと思います。



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で、水中展示はこれで終わりではありません。カルロスがその表面をにょろりんと泳いでおりますこの人工物、これは何かと言いますと・・・


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これです。水中オオカワウソトンネルです。


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うーん、ここまでやるかリバーサファリ。


つづきます。


Trackback

河童の嫁 | 2013年11月10日 16:41
前から思ってたんですが、オオカワウソってボブ・サップに似てると思いました。
カワウソといいながら既に別の生き物のようです。勝てる気が全くしません。
jsato@otterhaus | 2013年11月10日 22:43
>河童の嫁さん
おー、ボブ・サップですか。たしかにある種の人の顔にそっくり、といいますか、「こういうひといるよね」といいますか、とにかく見てて飽きないです。もちろん勝てる気はしないですね、たしかにw

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「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

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Junichi SATO

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[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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