
美人さんビクーニャだ〜!
フランクフルト動物園のつづきです。

Black howler (Alouatta caraya)
入口からすぐの展示は、クロホエザル。

クロホエザルって言っても、黒いのはオスの成獣だけなんだそうです。そういうの困ると思う。

Spectacled bear (Tremarctos ornatus)
ホエザルエリアの地表にはメガネグマが。お子が2頭!わーわーしています。

そっちに行くもんね〜

うぎゃ〜股裂きになったもんね〜!

残念ながら2頭で楽しそうにわきゃわきゃしている肝心な場面が撮れてません。すいません絶対的に時間が足りなかった。

そして、フランクフルト動物園といえば・・・

ボルゴリヴァルト! 巨大な類人猿展示場です。
ボルゴリってのは、bo:ボノボ、or:オランウータン、gori:ゴリラ、ってことですね。ヴァルトはそのまま、森のこと。

White-cheeked crested gibbon (Nomascus leucogenys)
ここではゴリラやオランやボノボは誰でも撮るんでしょうから、わたしはいちばん地味なホオジロテナガザルを撮ることにしました。

リズミカルなテナガザルの動きです。

ほおー、ほんとに頬が白いのね。
つぎ。隣のサル舎へ。

Variegated spider monkey (Ateles belzebuth hybridus)
説明板には上のように表示されているんだけど、Ateles belzebuthだったらケナガクモザル(Long-haired Spider Monkey)、Ateles hybridusだったらBrown spider monkeyになります。どっちなんだ? ところでBrown spider monkeyをブラウンクモザルと訳すと、Black-headed Spider Monkey (Ateles fusciceps)のことになってしまうらしい。わけわからん。クモザルの分類は素人には超むずかしい。

ところでこれを見て。クモザルたちが壁の穴に吸い込まれていきます。

同じ穴を室内から見たところ。

説明がありました。しっかりしたホーロー製の説明板に誇らしげに書かれています。曰く、
「夏と冬は、サルたちはプラスチック製のフラップによる装置(ニューフランクフルトシステム)を使って、外と中を行き来します。なので外の放飼場も見てね」
なーるほど。前回のコツメの展示と同じポリシー「外にいるか中にいるかは、動物の自由に任せる」が貫かれています。しっかりした室内展示場が作られているから、こういうことが主張できるわけだ。

ま、このサル舎の室内展示場はちょっと古い感じだったけど。

キリンさんこんにちは。

ロープじゃまです。

キリン室内展示場。壁や天井もキリン色で、おまけに床はアミメ模様w

Klipspringer (Oreotragus oreotragus)
クリップスプリンガー!

クリップスプリンガーのオスちゃん。ツノがかわゆい。というか全体的にラブリー。シカの形をしたハイラックスって感じ(意味不明)。

Mhorr gazelle (Gazella dama mhorr)
モロッコダマガゼル。

で、ボンゴです。ツノがかゆい。
以上、駆け足フランクフルト動物園でした。入口の動物学協会(ZGF)の建物がえらく立派でビビりましたが、裏口(?)の方は庶民的で安心です。それとタテガミオオカミいたんだけど、出てきたんだけどちゃんと撮れてないのが心残りであります。
次回は油壺のつづき、ヤングコツメの新居拝見!のまき。
お楽しみに。