Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

チューリッヒカワウソ・その1

[ Photo report of the exhibition of Eurasian otters at Zoo Zürich. All photos were taken in the end of Aug. 2018. ]

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チューリッヒ動物園へ行ってきました。ユーラシアとコツメが飼育されています。まずはユーラシアの展示から。


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園の入り口。以前はすぐ近くまでトラムで行けたみたいなんだけど、今はちょっと歩かされます。何というか、山の上です。

入り口すぐ横にズーカフェがあって、来園者じゃない人も入れるようになってます。こういうのいいですよね。日本でもやってほしい。


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ユーラシア展示へ、ほぼ直行。みどりがいっぱいだ。


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いきなりいました。入浴中かw


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ぶるぶるっ


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あんただれ


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放飼場はびっくりするほどは広くはなく、まあユーラシアカワウソ的に普通の広さでした。左奥にガラスのフェンスが見えます。あとで行ってみます。


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水中が見える観察窓と、スイス国内のカワウソとカワウソ環境に関する展示パネルがいろいろとありました。


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キーパーズドアの左右に寝室観察窓もあります。その先にはもうひとつ、同じぐらいの広さの放飼場があります。今回はそっちにカワウソの姿は見られませんでしたが。


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回り込んで、さっき下から見えたガラスフェンスのところまで来ました。ここからはガラス越しではなく、直接カワウソが見えます。園路からちょっと引っ込んでてそれほどお客さんが来ないので、撮影はやりやすいです。


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ではあらためて撮らせていただきます!

みなさまご存知の通り、ユーラシアは横から見たのと正面から見たのではまるで別人のように見えるものです。

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ななめからだんだん正面へ。あ、あなたちょっとプクプク顔でしょw

で、ここで1枚目の写真に戻ってください。目が小さくてムギュがまんまるで、愛嬌のあるお顔です。


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大きなお世話じゃ


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おトイレ失礼。


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落差のある水場で素晴らしい。乱暴にまとめるとチューリッヒは基本的に山なので、水が豊富です。他の動物の展示でもあふれるように水が使われているものがありました。


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さてと


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いれとくれー


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巣穴でゴロゴロ。

・・・という感じです。カワウソ寝たので他の展示を回ります。



サバンナ作ってます。
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あ、8月のスイスはまったく涼しくありません。はっきり言ってめちゃくちゃ暑いです。


・・・


そしてあっという間に夕方。ふたたびユーラシアへ来てみました。

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どアップいただきました。ムギュにピントが来てるけど。


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源泉掛け流し感のある素晴らしいプール。


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ふんふん

それにしてもいいコケっぷりです!


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またきてね〜❤️


と、このようにユーラシア展示は実に模範的なものでありました。で、コツメ展示はというと、他に類を見ないびっくりものでした。複数のチューリッヒに行った人とお話をしたことがありますが、誰もそんなぶっ飛んだ展示になっているとは教えてくれませんでした。というわけで次回をお楽しみに。

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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