
シュヴェリーン動物園のユーラシアカワウソです。
シュヴェリーンはドイツの北の方にある美しい街ですが、ちゃんと説明するとメクレンブルクフォアポンメルン州の州都で、以前は東ドイツでした。
旧東ドイツの都市には結構まんべんなく動物園がありまして、まあライプツィッヒみたいな大都市の大動物園は別として、こぢんまりした「その町の動物園」というたたずまいがあって、好ましい感じがします。

入り口の建物が思いっきりローカル建築で目を引きます。かやぶき(かなあ?)屋根に開けられた窓が目みたいでかわゆい。

雰囲気的にこぢんまりしているので狭いのかなとか思ったらダメです。結構広いです。特に水鳥エリアの広いこと広いこと。カワウソへ行くにはキリンを通ってヒクマとオオカミの向かい、ですね。

キリンはロスチャイルド。さっきの入り口の建物が後ろに見えます。

入浴中おじゃましますよ。

楽しげなカワウソ説明板。えさのサンプルもあります。

カワウソ池。なかなか広いです。中央の半島部分が茂みになってていい感じ!

さて、いままでいろんな混合カワウソ展示を見てまいりましたが、ここの同居種は何とレッサーパンダ!

いました!
カワウソ半島の奥がまともな森になっているので、居場所が競合することもなくていいですね。
この人気動物2種をひとっところにまとめてしまう大胆なコンビネーションは、日本の動物園ではまず考えられませんが、今後いかがでしょう?

緑色が濃くてバスクリンみたいですですが、水はクリアです。

あ、出た!

かくれます。

やべ、見つかった

カワウソ半島へ逃げ込んで様子をうかがいます。2頭かな?

お、また出てきましたよ。

あんただれ

にらめっこがつづきます。

・・と、いきなり近くまで来ました。さっきと別の個体?

どアップいただきました!
というわけで、午前中はこんなもんです。次は午後のフィーディングを期待。
・・・

おじゃましてますよ。

元気いっぱいなカナダヤマアラシ。

実は、雨がすごいことになってましてね。

ちょっとした雨は写真に写りませんが、思いっきり写るぐらいいっぱい降ってます。あ、これはシロテテナガザルではなくてボウシテナガザル(Pileated gibbon)ですね。

キリンもお部屋に入ってしまいました。
つづきます。