Das Otterhaus 【カワウソ舎】旧サイト

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

市川市動植物園でカワウソ講演会やります

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長いこと更新してませんで誠に申し訳ないです。

突然ですが来月(2025年3月)22日に、市川市動植物園で講演をさせていただくことになりました。


特別講演会「カワウソ千両箱」
 2025年3月22日(土)
 13:30-(90分ちょっとの予定です)
 市川市動植物園 レストハウス1階 レクチャールーム

 特別講演会を開催いたします


わたしが市川のカワウソを初めて撮影させていただいたのは2009年のことで、以後数年間、何度もお邪魔してカワウソの人生(獺生?)いろいろを見せていただきました。カワウソ好きにとってカワウソのいる動物園・水族館は宝箱のようなものですが、とりわけ市川はまるで千両箱のような、スペシャルな存在だと思っています。この場をお借りして園の皆様にお礼を申し上げたいです。

・・・という話になるとすべて昔話になってしまうので、今回はまずカワウソ入門的なお話からはじめ、動物園・水族館でのいろいろな展示の工夫などをご紹介しつつ、最終的に市川のカワウソ展示がいかにスペシャルであるかを考えていきたいと思ってます(←90分で収まるのか?)。カワウソファンのお子様からマニアなウソラーの皆様まで、お腹いっぱいになるお話をさせていただけるよう、これから内容を詰めてまいります。お時間のある方はぜひぜひ、春の市川へお出かけください。


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福岡市動植物園 2407+2311

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福岡市動植物園のコツメカワウソ。2024年の7月の撮影です


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言うまでもありませんが、むちゃくちゃ暑いです。写真にすると暑いというよりは爽やか青空に見えてしまいますが、この日も37℃だか38℃だか、そんなむちゃくちゃな気温に向けてひたすら加熱中


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↑暑いのでもう引っ込みま〜す↓



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あち〜

年少オスグループ(風、くろた、かんた)がのびてました

この時期、冷房の効いたカワウソ展示の前は福岡市動植物園中でも屈指の涼みポイントなのですが、それはお客さんエリアの話であってカワウソ側は外なので容赦なく暑いです


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きみたちさー、水に入らないでそんなひなたにいたらそりゃ暑いでしょ


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こっちは寝室の年長オスグループ。ふく太父ちゃんは目でわかります



ところで福岡市動植物園の現在のコツメの飼育数は7頭だそうです

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リラ+ふく太の創始ペアに加えて2013年、2014年、2015年、2016年生まれの子たちが暮らしているわけですね


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現在出ているグループが一発でわかるこの表示はうれしいです。担当さんは手間だと思いますが、ぜひ続けてください。ありがとうございます



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げんた。鼻の下のピンク部分がわかりやすい


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お!年少オスグループが水に入りはじめましたよ


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行け〜

今日はお客さんもまばらなのにガンガン行きますね!


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戻れ〜


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そりゃ!


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あ、静止画像って


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飛沫とか入れないと全然動いてる感じしないですね


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ぷは〜


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ぷは〜


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んでまたそこ行くんかい!


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最近生まれた子たちと思ってたけど、もうみんな10歳近いんですよね


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水中工作中


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トップの写真の別テイク。くろたと風?


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ガチャフィーダーで遊びます。これはくろた?


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ごそごそ


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何か取れたのかな?


・・・


で、このままだとメスグループの写真がないので、次の2枚だけ昨年2023年11月の撮影から出しておきます。なんかズルい感じがするけどまあいいか

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まお


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リラ


・・・


やめた方がいいかなとは思ったけど、園内軽く一回りしてみます

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この気温でも大丈夫そう?なのはアラビアオリックス


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ペンギンエリアは見た目が涼しそうなのでお客さんが集まっています。でもペンギンプール、実際にはお湯なんじゃないでしょうか


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お昼時なのにレストランも閑散


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暑い夏はまだつづくのであった。無理しないでがんばりましょう!


マリンワールド海の中道 2311

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マリンワールド海の中道のラッコ、リロです
2023年11月の撮影です。今ごろ見せてすいません


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海ノ中道駅を降りると、いきなりリロだった


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必要以上に偉大な感じのマリンワールド。何と言いますか日本離れした広さで素晴らしいと言いますか、要するに入り口から本体まで遠いです


さて、例によって前の記事はいつだったかな? と思ったらこれまた2012年だった。おいおい、2012年にいったい自分に何があったんだ、大丈夫か自分


Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | うみのなかみちベビラッコ・その1


Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | うみのなかみちベビラッコ・その2

*ふわほわベビラッコなので視覚的に免疫のない方は注意して見てね↑


・・・


で、この2012年の2本目の記事の最後に出てくる、BL移動直後の若いオスちゃんがリロでした。

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前回の記事から12年たってるので、もうすっかりアダルトラッコ様ですね


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あれ以降、1、2度お会いしてたんだと思うんだけど・・・


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ラッコ写真は現像が大変なので記事にはしてませんでした(ずざー)そのうち発掘してみます



考えてみると、ラッコあちこちで撮ってたけど、ブログ記事として上げてないことが多かったような気がします。これはいろいろと言い訳があります

水族館の照明としてこれまで多用されてきたメタルハライドランプは、蛍光灯と同じく交流電源に合わせて点滅しているため、500分の1秒とかでシャッター切るとその度に色味が変わるんですよ。目で見るとずっと同じ色ですが、瞬間的に(電源60Hzなら1秒間に120回)電圧がゼロになる前後の部分は色温度も下がってるらしく、そのタイミングを拾っちゃうと赤っぽく写ります(こんなテキトーな説明でいいのかな)

最新の機材だとフリッカーレス撮影機能ってのが付いてて、カメラ内でソフトウェア的にこれをうまく避けることができるようなんですが、うちの平成生まれの機材にはそんな優れ機能はありませんので、コマごとに盛大に色が変転します。それを現像の際にいちいち手で直して、色のバラつきをならしておるわけです。今となっては実に無駄な仕事です。人生の無駄遣いと言っていいかもよ


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でも直し切れてませんね。色がいろいろになっててごめんなさい


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目線いただきました!ごちそうさまです!


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目線ローック!


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水中顔は微妙ですが、顔の毛が白髪なのが強調されますわね



・・・



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ちょっと休憩


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エントランスフロアの地価の高そうな位置にあるラッコ水槽ですが、とってもきれいに整備されてます。今や希少なラッコ展示なので、それだけ多くのお客さんが見に来る、ということですね


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こういう情報もしっかり出されておりまして素晴らしいです


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で、お食事タイムですよ。ここからは多数のお客さんの間隙をぬっての撮影になりますので、視界が狭くなります


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イカうまー


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食後はアイドル営業タイム。我ながらあの人出の中でよく撮れたと思う


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みなさんと同じ場面撮っても仕方ないので、わたしはこのへんで引っ込みます


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またね!

次はどうしようかな・・・




おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】旧サイト