
俗に「まつげも凍る」とか言うけど(鼻毛だったか?)、ほんとに凍ります冬の帯広。
というわけでおびひろ動物園です。
明日で冬季開園期間も終わり、という2月最後の土曜日の撮影。

カワウソのいないおびひろ動物園における、自分的な目玉はこのひとたち。奥がムサシ。惜しくも今年の元日に亡くなったアジムの子。手前がリボン。こちらもまた惜しくも昨年亡くなったリリーの子です、って言われても困ると思いますが、それぞれ何となく思い入れができてしまって。

ムサシくんいいね、きれいなアーチだ。

この日の帯広は曇りときどき雪で、最高気温が−8.2℃。それでもキリンは外で遊ぶ。動物の環境適応性能の何とすごいことか。

実にラブラブな感じで結構。

リボンちゃんは、

つららをむしって食べてました。ぱりぽり。

ふぃ〜。鼻息も白い。

リボンちゃんのチャームポイントは、

母親のリリーゆずりのこのぼわぼわなツノ毛。帯広に来てからこんなになったわけではないのよ。でもここのキリンやシマウマは明らかに「冬毛」を生やしているのだそうで、4月ぐらいになるとごそっと毛が抜けるのだとか。ということは、このまま何世代も繁殖を重ねていくと、エゾアミメキリン、とかエゾチャップマンシマウマ、みたいなプチ亜種な個体群ができてしまうのではないだろうか。心配なような面白いような。

また雪が降ってきたよ。

公開フィーディング。

えさでおなかいっぱいにならないのか、ムサシはせっせと雪を食べます。でも待てよ、いつだれから雪が食べられるということを学んだのか。

きみたち、しっかり繁殖しなさいよ!
・・・

イコロ! 1年ぶりだな元気にしてたか?

イコロはとなりのおりが気になる気になる。

ふんふん。
で、となりのおりには・・・

こんなかわゆい子が。

アイラ!

もうだいぶ大きくなっとるね。
アイラはイコキロの妹で、円山から移動してきたばかり。実はこの日が公開初日ということで、ホッキョクグマエリアは黒山の人だかりだったけど何とかもぐり込みました。
・・・

さてさて、おびひろのトップスターと言ったらやはりこの方でしょう。

今や道内で唯一のゾウになってしまったナナさん。

雪玉作って食べるは投げるは。

なんじゃこりゃあ!
帯広のキッズたちも、この非日常な状況にぶったまげております。

扉を開けてご対面〜♪
ゾウ舎のバックに入れてもらいましたが、作りがまるっきり牛舎みたいでした。実に北海道っぽいなあと変なところでひとり納得してた。