Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

日立市かみね動物園 2406

240624_01
気がつくと前回の更新から1年以上たってますね。今回はひさびさに日立市かみね動物園を訪ねました


240624_02
若手の子が出てますよ

自分でもびっくりしたんですが、かみねを前に訪ねたのって2011年だった。13年前かあ。そりゃカワウソも代替わりするわなあ


240624_03
コツメカワウソ展示の位置は変わってませんが、設備は劇的に更新されておりました

2010年ごろの様子。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 元気な母子家庭カワウソ2
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 元気な母子家庭カワウソ

ちっちゃなプレハブ住宅を撤去して、敷地いっぱいに新居を建てました的な


240624_04
この時期のシカってツノがうるうる・・・


240624_05
いやあ、この景色、実にかみねだよなあ


240624_06
南園から北園へ。このあたりは変わってないかな


240624_07
サニーちゃん?


240624_08
これは誰だろ?


240624_09
あ、キリンの葉っぱが行く


240624_10
待ってたよ〜


240624_11
ください


240624_12
もしゃもしゃ


240624_13
ぶちっとな


240624_14
キリン展示の裏には新猛獣舎「がおーこく」が出来てます


240624_15
このオス(きぼう)は13年前にも会ってます。ウィル父ちゃんの息子だ!

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | かみねどうぶつ・7月のライオン


240624_16
ジュンとオーもウィルとバルミーの子なんですね。みんなすっかり立派になりまして・・・


240624_17
きぼうくんはファニーフェイスなところがウィル父ちゃんとよく似てますよ


240624_18
いやあ、この景色、実にかみねだよなあ その2


240624_19
下見るとツキノワグマ。となりはヒグマで「クマのすみか」という新展示です


240624_20
しかし新展示場がいっぱいできましたね。手前がビーバーでその先がニホンザル。このへんって昔何だったっけと思って2009年ごろの案内図を見たら、野外ステージとありました。ぜんぜん覚えてません。というか当時はカワウソに張り付いてたので園内くまなくは見てないものと思われます


240624_21
ここは昔のままだ


240624_22
楽しそう


240624_23
落ちんなよ〜!


240624_24
というわけで今回はカワウソ成分が不足でごめんさない。また次にがんばります


やっぱりのいちのカワウソ展示はすごいと思う・その1

170331_01
ふたたび間の空いた更新になりました。2か月半です。前回の3か月よりは多少マシです。

というわけで今週、高知県立のいち動物公園へ出かけました。このブログの前回ののいちは何と2013年の9月。軽く3年半ぶりですのね。


170331_02
3年半ぶりののいちカワウソですが、あんまり変わってないように見えます。

あっさりと「3種類のカワウソたちが暮らしているよ」と書かれていますが、このように3種類を同じ場所で比較観察できる展示なんて日本ではここだけですし、世界でもわたしが知る限りでは他に例を知りません。

もし、あったとしてもたぶんこの組み合わせ(ユーラシア+コツメ+ツメナシ)ではないと思う。ということは、この展示はやはり世界的に見ても希少なのであって、このことをもう一度、しっかり認識しておきたいと思ったのであった。



170331_03
さてさて、大きな変化といったらこれですね。

なぜか女子ばっかり生まれてたチロル+ドナウペアの2腹目、4姉妹の半分がのいちに来ていたのでした。

ちなみに4姉妹の残り半分は新潟で活躍中。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 新潟カワウソ・展示替え大作戦、その2



170331_04
「口元ぷっくり」と紹介されているアカネさん。


170331_05
いきなりカメラ目線でアピールしてきますね!って思いっきり警戒されているだけですか。


170331_06
このカメラを意識してない方が「口元すっきり」のアザミさん。このアングルで撮ったらどのユーラシアも口元すっきりに見えますねすいません。


170331_07
要するに話題の中心はこの2頭の個体識別になるわけですが、アザミの方はご覧の通りムギュの塗り分け(正しく言うと吻部の毛の色の分かれ目)がはっきりしています。

一方のアカネの方は、塗り分けがあいまいで、ムギュの上から下アゴまで同じような明るい茶色の毛が続いている感じですね。1枚目の写真をご覧ください。左がアカネで右がアザミです。

個体識別の話はまた次回にも書くとして。



・・・



170331_08
コツメです。この日の営業担当はハル+メメ。3年半ぶりに見るとちょっと落ち着いてきた感じがする。


170331_09
メメさんなぜか土木作業中。


170331_10
そして、もう一つの大きな変化はこれか。引っ越し先の若様へはまだご挨拶に行ってないので、近々うかがわねば。


170331_11
クラとっつあん。


170331_12
とっつあんもすっかり丸くなられましたなあ。



・・・



170331_13
いきなり意味なしにユーラシアのどアップ。

ここで問題です。この子はだれでしょう?(答えはこの記事の最後)



170331_14
ツメナシに戻ります。午後はララ母さんが出ます。


170331_15
息子が独立してさびしくなりましたが、まだ若いのでもう何頭かお願いしたいところでもあります。



・・・



170331_16
あっち行ったりこっち行ったりで申し訳ないのですが、実際の撮影がこうなので仕方ないです。時間的に余裕があればしっかり編集してお出しするところですが、今回はもう撮った順で流しておりますのでこういうことになります。

姉妹が寝てますが、これは見事にわかりやすいですね。上がアザミで下がアカネです、って答え書いちまった。



みんな寝たので園内ひとまわり。




170331_17
父と子。キュウタロウ、2016年9月10日生まれ。


170331_18
こちらは2017年1月26日生まれのベリーさん。


170331_19
母と娘。


170331_20
ところで最近、ちゃんと鳥見をするようになったので鳥が目に入るのですが、実は動物園って野鳥の出がいいです。野鳥から見れば、動物園なんて年中無休の食べ放題バイキングみたいなものです。というわけで、軽く園内を一回りしただけでこんなに撮れました。これはエナガ。


170331_21
シロハラ。


170331_22
ジョウビタキのオスです。

うん、実に動物園は鳥見の穴場だw


170331_23
夕方まったりのララ母さん。


170331_24
夕方まったりのハル先生。



というわけで、その2へ続きます。

あ、識別クイズの答えは「アザミ」です。簡単すぎた?

釧路キリン

[ Reticulated giraffes and some other animals at Kushiro Zoo. These photos were taken in last month. ]

160325_01
釧路市動物園のつづきなのだが、うっかり書くのをサボっていたら、あっという間に1か月前の話になってしまった。まずい。


160325_02
ちょっと外れた位置にあるキリン放飼場。立派な室内観覧席付きがありがたい。


160325_03
前回はスカイが帯広から移動したちょっと後だったと思うが、そういえばその後すぐにメスが羽村から来たのだった。忘れてたごめん。


160325_04
コハネ。
ちょうど羽村に行った時の直前にこの子が生まれてて、そのため親キリンごと見られなかったことを思い出した。特に意味はないが。


160325_05
なかなか美人さんだわ。左目の下にハートマーク♡


160325_06
一方、2年ぶりのスカイは雰囲気が大人びていた(あたりまえ)。


160325_07
背が伸びてる(あたりまえ)。


比較用。2年前。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 釧路シロクマ・釧路キリン、あとオランとか


160325_08
なかなか、


160325_09
いい感じの2頭である。


・・・


160325_10
ワピチがだんだん減って、代わりにエゾシカになりつつあってちょっと寂しい。まあシカ的にはお互い仲良くやっているみたいだが。


160325_11
釧路のトナカイは通り道みたいなところにいるので、腰を据えて撮ったことがないなそういえば。


160325_12
エゾクロテンのてんてんも相変わらずここにいた。


160325_13
いいモフっぷりなエゾフクロウ


160325_14
チャッピー、あんたは鳥かい。


160325_15
ブルースカイなスカイ。


160325_16
同い年カップルということで、とにかくがんばってください。


160325_17
おお、なかなか期待が持てるぞ。


160325_18
もちろんそんなはずもないが、表情は「やべ、降りられないっ!」

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

 Biography + Bibliography
(展覧会と各種掲載リスト)


 Floodgates

 Twitter : otterhaus
 Facebook : otterhaus
 Tumblr : otterhaus
 Tumblr : otterhausanbau
 Flickr : Otterhaus

* 依然として記事の内容に無関係なスパム的書き込みが多いため、各記事に対する新規コメントは現在、受け付けておりません。ご連絡はFacebook、Twitterをご利用いただければ幸いです。


キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】