Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

ドルトムント動物園・再訪その2

[ Continuing report of Zoo Dortmund. All photos are Giant otters! Have fun with their mysterious looks and interesting behavior. ]

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ドルトムント動物園が続きます。今回もオオカワウソばっかりですまん。


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おーい!


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ありゃ


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陰でごそごそするあやしいやつ。
頭の上の触毛が、マンガの「気付き線」みたいね。


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つくづくドルトムントの市民ってシアワセものだと思う。
日曜日、散歩のついでに気軽にオオカワウソを見に来れるなんて、世界の人口から考えたら天文学的にラッキーな市民だよ。


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オオカワウソの、このたまらん表情!
いちどハマるともう抜け出せなくなって大変なことになるので、うっかりハマらない方がいいと思います。

ほとんどのショットがガラスごしなので、画像がいまひとつしゃきっとしないところが気になってますけど。



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ん?  ん?


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え、なに?


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ぼてぼて休憩シーン。電車ごっこか。


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ふたたびたまらん表情♡をアップで!


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ふああああああ


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ぶしゅ


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ごはんまだですかー



・・・



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ん?


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わー!今度はなに?


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ごはんまだですかー


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ドルトムント市民のみなさん!


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あんたらも好きだよねえw


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フンは専用の砂場でしますよ。


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わーわーピギャープギャー(うるさい集団)


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ところで、ご存知の通りオオカワウソもコツメカワウソと同様、おだんごを作ります。


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何だ?もめごとか?


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それでも、おだんご作って仲よく昼寝します。


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コツメのおだんごはかわいい感じですが、オオカワウソのおだんごは実にうっとおしい感じで素敵です。


つづきます。



ドルトムント動物園・再訪その1

[ Had been three years since I visited Zoo Dortmund. Fortunately, I could revist there this summer and meet some Giant otters again. ]

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3年ぶりのドルトムント動物園。まずはコツメがごあいさつ。


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で、ここからはずっとオオカワウソ!


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日曜の午後なので、


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お客さんいっぱいですね。


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だらだらしています。


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ちょっと泳ぐか。


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んで、またちょっと休憩。


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つくづくすてきな動物、オオカワウソ。


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ドルトムント動物園のカワウソ展示については、3年前にやや詳しく書いたので、気になる方はこちらの過去記事 ↓ を参考にどうぞ。今回、施設面では大きな変化はなかったです。

世界最大のカワウソ2・ドルトムント動物園
世界最大のカワウソ2・ドルトムント動物園その2
世界最大のカワウソ2・ドルトムント動物園その3


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ん?


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何やら気になるものが?


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気になる気になる気になる


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それそれ〜!


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それほすい・・・


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見せて見せて見せて


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あっち行った!


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そっちだ!ピギャ〜っ!


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いつのまにか全員参加w


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そんなに気になるのか。


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プギャーピギャー!(オオカワウソはとってもうるさいです)


しっかりお客さんに遊んでもらってました。


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またちょっと休憩。


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腹へったかも。


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クネクネゴロゴロしてみる。


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ごはんが待ち遠しい。


つづきます。



ペリダイザ・その3

[ Continuing report of Pairi Daiza. Finally, I found Giant otter exhibit in China area, of all places. ]

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出た!オオカワウソ!

不思議な不思議なペリダイザ、その3(最終回)です。


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前回、沐浴場みたいなところで行われるゾウさんのえさやりイベントでぶったまげましたが、その周辺の展示も、かなり凝りまくってます。これはクロザル展示。仏塔らしきものが倒れた廃墟にあら、クロザルが住み着いてる!・・・的な想定か。


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そしたらその隣の宮殿の中庭に、今度はホワイトタイガーが住み着いてる!・・・的な展示。


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で、東南アジアゾーンとアフリカゾーンは隣り合っているので、ちょっと歩くとキリンになってしまい、もう頭クラクラです。


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そのうしろは謎の船だし。

この詰め込んだ感じは、心理的に、かな〜りおなかいっぱいになります。動物だけでいいじゃん、って言ってしまうとミもフタもなくなるので言いません。あ、キリンは亜種名表記はなかったと思うけど、ロスチャイルドっぽいですね。


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ペリダイザの展示の中でも比較的地味な、アビシニアコロブス展示。イーストフリンジモンキーって何だよ、と思いましたがどう見てもアビシニアコロブス。


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これはオーストラリアゾーン内のフロンティアな建物。ディテールはかなり盛っとります。ワニ注意泳ぐな、の標識とか。


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その正面。全体がバードケージ。人が多いのでゆっくり見れなかった。ここって何がいたんだろう?と今なら冷静に思えるけど。


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その先は南米ゾーン。


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リスザルが出てくる森の中の集落・・・という想定か。意外にいい感じです。


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かなり自然な感じで、木の上でリスザルがうろついてました。


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さらにその先に行くと、カピバラとオオアリクイとブラジルバクがいる草原なエリア。


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そんなにヒネリはないです。みんな普通にしてました。



・・・



で、ここで問題です。
われらがオオカワウソは一体どこにいるのでしょう?


どう考えても、この南米ゾーンのどこかにいるはずなんですが・・・いませんでした。


そしたら何と、午前中にパンダ展示に行くときに通過した中国エリアの中におりました。オオカワウソがですよ。



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ありえねえ!


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出た〜!


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ここってどう見てもチベット仏教かなんかの寺院ですね。どこの動物なんだよオオカワウソ!


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おーい!


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スタンディングご苦労!


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2頭展示ですが、


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オオカワウソにはちょっと狭めです。


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ふんふん


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たったったったっ


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ぴょーん


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どぼーん


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ぷはー


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どう考えてもこの展示場にオオカワウソは変なので、暫定的な展示だと思いたい。


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どアップ!
いつもながら宇宙の神秘を感じさせるお顔です。


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ん?


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たったったったっ


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フン場の砂地がほしいところですね。


というわけで、ペリダイザを終わります。

ここもブリュッセルから行くときは、ベルギー国鉄の「B-Excursion」チケットが安くて便利でおすすめです。ちなみにここベルギー南部は水系ドボクのメッカ(新旧の運河エレベータや巨大インクラインなど、世界的にマストゴーな施設がいろいろ)なので、わたし的には何度でも行きたい。


次回から、ドイツの動物園に向かいます。
まずはドルトムントでオオカワウソ


おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

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酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

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世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】