Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

ブライドープ動物園・その1

[ Diergaarde Blijdorp is a zoo with a long and distinguished history in Rotterdam. Managed to visit there on last month. ]

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オランダ、ロッテルダムのブライドープ動物園のケープハイラックスベビー。撮影は先月。


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ここのハイラックス展示(室内)は、かなり広いです。


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ところどころに黒っぽいのが落ちてるのが見えますか?


よく見りゃハイラックスです。

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子育て中だ。

Rock hylaxとあったので見たことないやつかと思ったら、Procavia capensis、カペンシスって付いたらケープなんですね。カワウソと同じだ。


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同じエリアの小展示には、こんなのも。Black and rufous elephant shrew (Rhynchocyon petersi)。シュリューといってもトガリネズミではなく、ハネジネズミ科なのだそうです。和名はなさそう。



初手からなかなか攻めてきますねー、ブライドープ。



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さて、これが動物園の入口。立体マークのキリンに注目。

園の規模の割にゲートが小さいようですが、こちらはロッテルダム中央駅側に残された旧入口のような扱いになってます。現在のメインの入口は、敷地の反対側に駐車場完備のでっかいやつが作られています。


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芝生のきれいなオグロワラビー展示。


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ん?


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あら寄ってきたw




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オカピ展示は、まず室内放飼場から入ります。


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建物は割と低予算な感じ(失礼!)ですが、広さは結構あります。


屋外放飼場に回ります。

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おーい、出てきなよ!


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出ようかな?


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やっぱりやめとこか。


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えいっ!


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ふふふ。

オカピの展示パートナーはホオジロカンムリヅル。




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キリン舎入口。


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まだ日中なのでみんな外に出ています。


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キリンの亜種表示はありませんが、見るからにアミメ。クーズーとチャップマンズゼブラが一緒に出されています。


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お子様キリンズもいますね。


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引いて見たキリン舎。爆発したタマネギみたいな不思議な形をしています。




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こちらがリビエラホール。いかにも由緒ありげな建物。


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中はこんな感じ。BIOTOPIAという展示になってます。


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ここのゴリラ展示は室内の出店みたいなもので、外に広大なゴリラ放飼場があります。



その2へつづく。

マニアック金沢!

[ Kanazawa Zoological Garden, Yokohama has good collection of herbivorous animals! Today, I introduce some of them. Of course you can recognize these Reticulated Giraffe and Black Rhinoceros. This calf rhinoceros is just one year old. And she is hand-rearing caused by her mother's little failure in the start of the nursing. After Swamp Wallaby and Blue-winged Kookaburra, you can see some rare species such as:
   Rocky Mountain Goat  Oreamnos americanus
   Central American Tapir  Tapirus bairdii
   Lowland Anoa  Bubalus depressicornis
   Gaur  Bos gaurus
   Szechuan Bharal / Chinese blue sheep Pseudois nayaur szechuanensis
We can't see such species at the other zoos in Japan, so they attract the deep interest. Finally, I met wild individual of Taiwan Squirrel (Callosciurus erythraeus thaiwanensis). ]

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横浜市立金沢動物園に行ってきた。アミメキリンのミルクさんですこんにちは。


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クロサイのフウカちゃん、1歳になりました! 寝ぼけてますけどね。


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元気に育ってよかったね♪


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現在、金沢にはアミメキリンが3頭。これはオスのワンダー(ファンキーな名前だこと。つうかワンダーネットのワンダーなのか?)


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ワンダーがうしろからちょいちょいしてるのがミルク。


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ミルク様の立派なおしり。


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あ、ごめんw


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で、こちらがサブパドックにいるキリリン。


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キリリンは特徴が「ヘの字口」って紹介されているのだが、ほんとにそのとおりだった。


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オグロワラビ〜


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アオバネワライカワセミ。お食事がマウスっ!(生き餌ではありません念のため)




実は今回、金沢動物園にはじめて行ったんですが、とんでもないマニアックなコレクションなのでぶったまげた。すごいぞ金沢!




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シロイワヤギ!

ロッキーマウンテンゴ〜ト! こんな横浜の山の中で会えるんだったか。夏は弱るんで冷房室に入るそうです。ここはぜひ、冬に通わなきゃだ。



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ベアードバク!

別名チュウベイバク。ブラジルバク(アメリカバク)にくらべて毛深いかな? たしかにちょっと雰囲気違う。あくまでちょっとねw。



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ローランドアノア!

キュートキュートアドラブル!すんごいかわええ!スイギュウのかわいさが凝縮されてる。


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もう瞳に吸い込まれそうだよローランドアノア。しかしうっかり「ローランドレノア」って言ってしまいそうだ。それ柔軟剤だから。


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ガウル!インド方面のウシは何というか威厳がある。人に信仰されちゃってるからかと思ったけど、実は逆で、神々しいウシがいるから神様扱いされるようになったのだと思いたい。


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スーチョワンバーラル!なにそれかっこいい!



・・・という具合で、見たことも聞いたこともない草食動物がゴロゴロしてました。以前には何とビクーニャ、グアナコの南米ラクダ一派もいたらしい(うーん撮りたかったぞ。あとヘラジカやボンゴもだ)。近場にこんなマニアックというか動物園上級者向けのシブい動物園があったとはなあ。ゆーかりんとかセグウェイとか表層的な話題で判断しちゃダメだ。今まで行かないでいて、もう圧倒的に損してた。



いろいろぶったまげながら歩いていると、道の脇のヤブの中でごそごそ音がする。

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あら?きみはひょっとして?


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タイワンリスじゃん。さすがは神奈川県。タイワンリスがそこいらへんに普通にいたw。

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】