盛岡市動物公園のカナダカワウソ、リッキー。
みなさますでにご存知のとおり、このたびリッキーさん釧路に帰ることになりまして、リニューアル休園前の今(2021年9月28日まで)が盛岡での最後の展示になります。
初秋の盛岡。日中はまだ暑いっちゃ〜暑いっすね。
これってオニヤンマですよね。つくづくでかいトンボだ。小型のトンボと比べ、ぜんぜん止まらない。どんだけ燃料タンクがでかいんだ!
そこへカエデさんが通り掛かります。単独遊泳中。
・・・と思ったら水から上がったカエデ、寝てたリッキーを追い立て・・・
裏の岩場に連れ出して・・・
迫りますw
迫ります迫ります♡
寝てる時にびしゃびしゃに濡れた人にいきなり抱きつかれたらいやだろうなあ、とついつい人間の基準で考えてしまいますが、リッキーにしたらそれほど悪い気はしていないものと思われる。
リッキー帰っちゃうんだってぇ〜、とお客さんもみんな読んでるようでした。
こちらに同じ内容のお知らせが出てます。
カナダカワウソのオス(愛称:リッキー)返還について - 盛岡市動物公園 ZOOMO
たくさんの感謝を込めて“リッキー”を送り出すにあたり、リニューアル休園の直前に「カナダカワウソ“リッキー”のお別れ会」を令和3年9月26日(日)に盛大に開催します。また、これまでの“リッキー”と“カエデ”の盛岡での思い出を釧路市動物園に引き継ぐため、令和3年9月17日(金)から今期の最終開園日の9月28日(火)までメッセージボードと思い出写真ボードをカワウソ舎となりに設置し、ご来園の皆さまから温かいメッセージやイチオシの思い出写真をご提供頂きたいと思います。
とのことです。まだ盛り上げ/盛り上がりにくい時期ではありますが、いろいろ配慮した上でのこと、お別れ会の盛会をお祈りいたします。
・・・
お昼になりました。
神の手が馬肉を持って現れ・・・
それにつられてカエデがステージへ。
今シーズンのカエデは毛の色が若い頃のように明るくなってきてるそうです。いっぺんに抜け替わるわけではないので、古い暗い毛が目の周りに残ってて、テンの親分みたいな顔になってますねw
石まで食べないように。
続いてリッキーもステージへ。
しばし馬肉でご歓談ください。
・・・
さ、それじゃあ活ニジマスも行ってみましょうか。
カエデ↑はすでに水中。フライングだぜー。
カエデさんターゲットファインディング中。
キャーッチ!
先にキャッチしたのをキープしつつ、活きのいい方を噛んで押さえているように見えます。すげえよこのテクニック。
そいでもってちゃんとお客さんから見えるところで食べるのは、毎度すばらしい営業姿勢だと思います。
リッキーよっこらしょ。
んがんが・・・
上がって食べることにしたようです。
梅に鶯、獺に虹鱒。
あ、梅の木にウグイスが止まるってどう考えてもかなりのレアケースだよね。おそらくメジロの間違いだろう。
リッキーの鼻の特徴がよくわかる1コマ。
食ったら昼寝だ〜
よっしゃ〜
・・・
初秋の陽が傾いてきました。
2頭でいられるのもあと少し。
ここで素朴な疑問が。釧路に帰ったら、リッキーは元のパートナーのチャッピーにどういう反応されるんでしょうね。とっても