Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

アントワープ動物園・その2

[ Continuing report of Antwerp Zoo. West lowland gorilla, Dybowski's deer, Yellow mongoose and Asian elephants. The young male elephants are so active. ]

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アントワープ動物園がつづきます。


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入口近くにある小型サル舎の内部。


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その厨房です。おいしそうなごはんが準備されています。
右側に、「すべてのサルがバナナを食べるわけではない」旨の解説パネルがありました(写真データを現像している時に気づいた)。


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これは別の棟、類人猿舎のチンパンジー展示。このあたりはさーっと流して見ただけなので、詳しくは書けません。


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でもその一角にちょっとドキッとする展示が。
空いている展示場に、ゴリラとチンパンジーと人間の骨格標本が並んでいる。


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というわけで、ゴリラ様のお姿。
これは屋外に面した部屋で、反射がすごくてなかなか撮りにくいのでした。


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わりと大事にされているシカ。


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Dybowski's deer(Cervus nippon dybowskii)。ニホンジカの亜種で、和名はマンシュウジカでいいのでしょうか。

えさをあげないで、のサインが例のシリーズです。本来はえさのところに赤で×印が付いているのですが、ここのは取れちゃったらしい。それでもまあ意味(いらないよ!)はわかります。記号的な要素を抜いても絵柄だけで意図が伝わる。その点からも、よくできたイラストレーションかと思われます。


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お隣は定番のキイロマングース。


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土の上にいるとマングース感が強調される感じです。


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つぎ、ゾウさんに行きましょう。


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あら活発な!


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うおりゃ〜


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とぉ〜っ


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アジアゾウ、現在の展示は若いオスが2頭。7歳と8歳。

メインのファミリーは分園のプランケンデール動物園に移動してて、ここでは独立した若オスの群れ(2頭だけだけど)が再現されている、とあります。なるほどその手があったか! なにしろここはそれほど広くないので。


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もう1頭は水浴び中、というか水泳中。


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とりゃ〜!


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ぷふぁ〜


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ひょ〜っ


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こっちもひたすらタイヤで遊ぶ遊ぶ。


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お、合流した。


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なにしろ若オスグループなんで、こいつら絶対にろくなこと考えてませんね。


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ぞろぞろ


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まーたお客がおるわい
あそんだろかー


ところで、うしろが思いっきり工事中ですが、ここが有名なエジプシャンテンプル(Egyptian temple)という、1856年からある建物。ゾウ・キリン舎になってるはずですが、工事中なので今回は残念ながら見れませんでした。


その3につづく。

ブライドープ動物園・その2

[ Continuing report of Diergaarde Blijdorp. This time, let's take a look at Polar bear's rearing mainly. ]

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オランダのブライドープ動物園がつづきます。写真はキイロマングース(イエローマングース)。


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緑の中にいるせいか、小型のキツネに見えます。


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ドイツ語、オランダ語ではキツネマングースと表わされる通り、シママングースやコビトマングースとはかなり雰囲気が違います。生息環境はもっと乾燥している場所のようですが、こんな緑の中にいても違和感はないような。


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ビクーニャ来た!

うしろのドームはAMAZONICAと呼ばれる展示。


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中はこんな。哺乳類はいませんが、舞い飛ぶ多くの蝶が見事でした。



どんどん進みます。

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お!


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どてっ


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まけたー


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うーん・・・


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お子様2頭が何かを取り合ってます。まだ先かと思ってたホッキョクグマ展示が、すでに遠くに見えるのでした。


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ここから室内展示場ですが、外で遊んでいるので、抜けてメインの視点場へ。


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こんな感じです。広いです。鳥の下に親子3頭がいるのが見えますか?



では、アップで!

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鳥?、狩ったの?


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みせなさい


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いやじゃー


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ずりずり・・・


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ぶっちん


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ぜえぜえ



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ふぃ〜


2頭はかわいい盛りをちょっと過ぎてるような気もしますが、アクティブに動き回って楽しませてくれます。


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と思ったら、


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まだまだ、


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おっぱいがほしいんですよねえ。


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ちゅぱ          ちゅぱ


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げぷ          ちゅぱ


2頭は2014年12月生まれ。Sizzel(メス)とTodz(オス)と名付けられたそうです。お母さんはOlinka。

http://www.diergaardeblijdorp.nl/en/2015/02/27/polar-bear-twins-now-playing-in-the-fresh-air/


その3へつづく。

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
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ドボク・サミット
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恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】